忍者ブログ
カレンダー
11 2019/12 01
S M T W T F S
2 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
フリーエリア
最新コメント
プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
36
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
     ★を@に変えてください
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
* Admin * Write * Comment *

*忍者ブログ*[PR]
*
このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      

 


企業エリア


 


同人エリアとは違い、企業エリアは写真撮影が禁止されていないので結構撮った。


 


 


 


 


 


 


 


    


麻雀ゲーム『雀娘』のブースでは全自動雀卓がセットされ入場者が実際に麻雀を打っていた。「ツモ」とか「ピンフのみ」とか日本語が聞こえた。ルールも日本風?らしく、役がないと上がれないようだった。こういうのも『咲』とかのアニメで覚えるんだろうか。


 


   


中国の人気漫画『非人哉』の作者サイン会が行われていた。これは中国漫画館というTwitterアカウントで日本語版が連載されているので、作者に「日本語版も読んでいます」と伝えたかったが、そういう雰囲気ではなく、何も声を掛けられなかった(ギスギスした雰囲気ではないが、誰も彼もが作者に話し掛けていないので恥ずかしかった)。


 


 


 


企業エリアの花形はビリビリ動画などの大きなステージだが、目玉は公式グッズショップだ。今はタオバオとかのネットショップがあるから別にここで買わなくてもと思うのだが、雰囲気がそうさせるのか各ショップには始終列ができていた。


 


 


 


 


特に多かった『魔道祖師』グッズ


 


 


 


 


 


 


 


アニメ伊藤潤二『コレクション』のグッズ(台湾)


 


 


  


今回も声優のイベントがあった。ボイスドラマ『黙読』の主役声優である劉琮と楊天翔のトークショー及びサイン会が16日に行われるはずだったのだが、結局トークショーは中止になってしまった。


 


詳しい顛末はここに載っている。


https://www.weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404318240313576412


 


要するに、トークショーを見に来たファンが多すぎたため、限られた警備員やスタッフだけで現場を整理することができず、安全を考慮した結果、やむを得ず中止にした(トークショーを23分だけ開いた)そうだ。


  


これは完全に運営側(CP及びこのボイスドラマ会社)のミスであり、こういう運営側の不備によるイベントの中止は中国でよく聞く。私も、まさか楊天翔にそんなに多くのファンがいるとは思わず(CP22の時はまだ大丈夫だった)、ファンの数が予想できなかったという運営側の言い訳は分からなくもない。とは言え、声優ファンの中にはこのためだけに飛行機や高速鉄道に乗ってここまで来たという人間もいるので、万全を期してもらいたいものだ。


 


 


まとめ


 


今回はやはり、撮影禁止の措置に驚かされた。今のところ上海のCPしか状況が分かっていないが、この措置が中国の同人イベント全体に広がる可能性がある。中国の同人イベントは女性作家に支えられていると言っても過言ではないと思っているので、今後BL二次創作の締め付けが厳しくなれば、こういうイベントもいつまで続けられるのかと心配になった。


 


だが、イベントの参加者が現在の不穏な空気を読み取り、挑戦的な行動に出ていないのは救いかもしれない。例えば、同人エリアでもやはり写真を撮っている人間はいたが、微博を覗いてみるとブースに並ぶ出展物を撮影した写真はほとんど見当たらず(もともとそれをアップする人間自体が少ないのかもしれないが)、多少の不自由があってもルールを守って続けていこうという団結心や意志が感じられた。


   


戦利品


 


 


 


『東方Project』の水墨画風画集の新作を買えた。あとは中国SF漫画短編集が収穫だが、これも実際に出版されているので同人ではない。今回の使用金額は公式グッズ含めて600元もいっておらず、年々買いたいと思える物が少なくなっているという実感が数字として出てきた。これは、自分の興味のあるジャンルの同人をあらかた買ってしまったことが原因だ。だからジャンルを増やせばいいのだが、それでも『一人之下』のように自分好みの物が見つからずに何も買えないということがある。


    


友人の戦利品はこのように豊富なので(というか大体『一人之下』だが)、CPの出展物が減ったというわけでは決してない。


 


 


中国では、政治のお膝元である北京での同人イベントの開催は年々少なくなるが、上海を含む各地ではCOMICUP以外に多くの同人イベントが行われている。オンリーイベントも多いので、COMICUPにこれ以上の収穫が見込めなければ、他のイベントに行ってみるのも一つの手だ。


 

PR

 


 


 


 


1215日と16日、上海の新国際博覧センター(SNIEC)で「COMICUP23」(CP23)が開催された。


 


2017年のCOMICUP20から4回目となる参加だが、今回はお目当ての同人を買いに行くということより、COMICUPの現状を知るのが目的だった。中国では最近、同人業界に不穏な空気が漂っているのだ。


 


201711月、ネット作家の狗娃子天一は自作BL小説『攻占』をネットで数千冊販売し、エロ本を売って金を稼いだということで逮捕された。そして201810月に行われた一審で、本を7000冊売って15万元(約240万円)の利益を得たとして、懲役10年の判決が下された。この結果に中国ネット界隈は騒然となり、特にネットでBLイラストを描いている作者らはこの判決を知るや否や、微博(マイクロブログ)からそれらのイラストを自主的に削除したようだ。


だがこの判決は20年前の司法解釈を根拠にしており、現代にそれを適用するのは無理がある。そして同年1218日の二審では、7000冊販売と言われているが実際は4000冊程度、利益の15万元の中に製造コストが含まれていない、『攻占』がエロ本であるという判定の基準が不透明、などの理由が挙がり、作家側に追い風が吹いた。


 


 


日本のコミックマーケットと異なり、COMICUPの主力はオリジナル二次創作の女性向け同人で、出展者や入場者も女性の方が多いように感じる。BLメインのイベントが昨今の情勢にどのように対応しているのかを知るために参加したわけだが、現場に来たら同人業界が置かれている立場が予想以上に厳しいことが分かった。


 


 


今回もイベント前日の金曜日に仕事を終えて18時発の上海行き高速鉄道に乗り、23時頃ようやくホテルへ。いつものユースホステルが改修工事中だったため、外灘(バンド)にある同系列のユースホステルに泊まる。ここの方が会場の新国際博覧センターに近く、今度からここを利用しよう思った。しかもホテルの近所に、上海に来たら毎回行っている24時間営業のカエルラーメン屋の支店があるのだ。


 


 


15日は朝食にカエルラーメンを食べてエネルギーを補充し、朝7時にはホテルを出た。


今回はサークル出展者の知り合いからサークルチケットをもらっているため、会場に入るために長蛇の列に並ぶ必要がなくなった代わりに、朝8時半まで会場入りしていないといけない。


 


ちなみにVIPチケット所持者は9時半入場、一般チケット所持者は10時入場だったが、会場は9時頃にVIPチケット所持者向けに開放された。予定入場時刻と実際の時刻が違うのはいつものことだ。


 


会場に入って同人エリアに着いて驚いたのは写真撮影の徹底した禁止だ。事前に公式から、同人エリアでの撮影を禁止するというアナウンスがあったが、そうは言っても大した効力はないだろうと高をくくっていたが、現場には非常に厳格なルールが敷かれていた。各サークルブースのネームプレートの上に貼られた「撮影禁止」の紙、ブースを区切るアルファベットの垂れ幕に書かれた「撮影禁止」の文字、「撮影禁止」の立て札を持つCPスタッフなど、とにかく到るところで禁止の文字が飛び込んでくるので、同人エリアで写真を撮ろうという考えはなくなった。


 


公式の取り決めによれば、同人エリアで写真撮影が可能なのは取材証を持つ人間だけで、それもブースを撮影する時は出展者の許可をもらう必要がある。また、壁には入場者へ向けた規則も貼られ、出展作品を笑ったり突っ込みを入れたりしない、ブースの前で長時間喋って販売の邪魔をしない、出展者との交流はマナーを守って行うなどの文言が並んでいた。今回の撮影禁止は今までの入場者の態度を改めるものだったのかと思ったが、私にサークルチケットをくれた出展者によると、「色々言っているが、一番の心配は、会場で出展されている本の写真をネットにアップされ、それが警察の目に止まること」だと言う。


 


確か、前回CP22では現場で出展物の違反を指摘された女性が逆上して、逆にCOMICUPを警察に通報してやると騒いだ事件があったようだが、今回の撮影禁止の措置はこのような報復を予防する目的があったかもしれない。


  


というわけで、同人エリアの写真は全くなく、ただ記憶に基づく報告をするだけだ。


  


15日と16日両日、私は8時前後に会場入りした。CPのスタッフと警備員を除き、会場にいるのはサークル関係者ということになる。しかし、8時の段階ですでにブース前に列ができているのはどういうわけだろう。CPではもうお馴染みになったゴシックロリータエリアの各ブースにすでに列ができているのにも驚いたが、何より目を引いたのは同人エリアにありながら実質公式サークルの『魔道祖師』ブースで、8時にすでに列が3つに分けられるほど、多くの女性が並んでいた(ちなみに『魔道祖師』は作者が同人グッズ販売の自粛を呼び掛けている)。私もサークルチケットを譲ってもらったのであまり人のことは言えないが、サークル関係者であることを利用して早くから並ぶのは「ナシ」じゃなかろうか。


 


あと、ブースと言えば、私は気付かなかったが、同人グッズの値段を書いた値札を置いていないところが多かったらしい。販売はしていないという建前で警察の介入を防ぐのが目的だろうか。


  


今回は見たところ、男性向け女性向けともにそこまで過激な表紙は少なかった。


  


今回興味があったのは日本語訳もされている中国の人気漫画『一人之下』の島だったのだが、やはりほとんどが諸葛青と王也という女性向けカップリングばかりで、私の好きキャラである肖自在をテーマにした同人が一つもなかったので何も買わなかった。


 


 


 


殺人嗜好症の異常者でちょっとずれてる肖自在(一応味方側)


 


 


ところで、中国ではすっかり生活に欠かせなくなったスマホ決済だが、今回のCP23で私は現金を使わなかったので、現金受付拒否のブースがどのくらいあったのか不明だ。だが、同人即売会も支付宝(アリペイ)と微信(ウィーチャット)のスマホ決済が主であり、もしかしたら近い将来、こういうイベントでは現金禁止がルールになるのかもしれない。


 


 


そう言えば、CP20に引き続き、日本から漫画家の士貴智志が来ていて、ブースでサイン色紙を描き続けていた。しかし、せっかく日本の漫画家が来ているというのに隅っこで黙々とサイン色紙を描いているのはもったいないと思う。トークショーをやれとは言わないが、通訳も付いているし、会場には有名無名の中国人漫画家も来ているんだから、もう少し中国人との交流を増やせば良いんじゃないだろうか。


  


 


COMICUP23報告 その2に続く


 


 


 


 

 


今回のCOMICUP22で恐れていたのは上海の暑さや雨だったが、2日間とも小雨がパラパラと降るだけで濡れる心配はなく、また雨のおかげで非常に快適な涼しい気温に恵まれ、屋外を汗だくで長時間並ぶなんてことがなかった。それにもう一つ危惧していた行列もスムーズに進んだので、CP23以降も会場が国家会展中心であっても問題はないように思える。


 


 


ネット環境について


場所の問題か、人数の問題か分からないが特に初日のネット環境が最悪で、私のスマホがもともと酷いというのもあるのだが、それでも全然ネットにつながらず、初日はほとんど現金払いだった。


CP運営側も微博で「それぞれ現金を用意しれくれ」とアナウンスしていたので、これは今後の課題だろう。


 


2日目は会場に通っているWi-Fiに繋げることもでき、そこからVPNにアクセスすることも可能だった。2日目に改善されたのか、それとも初日と比べて人が少なかったせいかは不明。


 


QRコード決済


微信や支付宝といった中国では超ポピュラーなQRコード決済が相変わらず人気。前回までは、支付宝はあるが微信の支払いには未対応というサークルが少なくなかったが、今回は両方共設置しているところが多かった。


しかし今回のネックはネット環境の悪さ。これのせいで欲しい物が買えなかったという人もいたのではないだろうか。しかし中には、携帯用Wi-Fiで購入者にネット接続をサービスするサークルもあった。


  


現金払い


現金未対応というか、お釣りがないサークルが多かった気がする。とは言えこれも、「もうお釣りがなくなった」のと「そもそも用意していない」でだいぶ違うが、友人から話を聞くと「現金払いNG」のサークルもあったそうだ。


友人はそのサークルで30元の本を40元(20元札2枚)で買おうとしたところ、「お釣りがない」と言われたので「じゃあお釣りいらない」と言うと、「これが偽札だったら嫌だ」と断られたらしい(実際はもっと丁寧に)。


また、日本から参加したサークルは実際に偽札を掴まされたとか。もしそれが偽札なんか分からないだろうという意識を持つ人間が、日本人を狙い撃ちしたのだとしたら問題だ。


 


微博にも偽札の被害を訴える中国人サークルがいた。偽札を使う人種の手口は大抵100元札(最高額紙幣)を使って安い商品を買って、その差額で儲けるというもの。そういうチンケな手段で小銭を掠め取っている人間はどこにでもいるから仕方ないのかもしれないけど、そうじゃなくて本当にその同人グッズが欲しくて、ニセ札だと分かってそれを使っている人間がいるとしたら悲しくなる。


 


サークルも購入者も両方小銭を用意するという手間を考えると、やはりQRコード決済の波は避けられそうもない。


 


あと、これはサークル出展者から聞いた情報だが、偽札を使うために会場に電波を遮断するジャミング装置を持ち込んだ奴がいたらしい。ホントかよとちょっと眉唾だが、日常ではどこでも使えるQRコード決済が使用不能になるという状況は、今の中国ではちょっと恐ろしい。


 


 


VIPチケット


CPでは一般客より早めに入場できる権利を有するVIPチケットが配布される。発売開始から3分ほどで売り切れるぐらい高い競争率で、私は手に入れられなかったがVIPで入場した友人の話を聞くと初日は大いに効果を発揮したそうだ。


CP22の開場時間は10時だが、VIPを持っていた友人は9時には入場できていた。VIPチケット所持者は一般客より先に企業や同人サークルを見て回り、優先的に買い物することができる。だから、人気のあるブースが目当てならなんとしてでも手に入れたいチケットだ。


 


しかし落とし穴もあり、VIPチケット持ってて先に入場できたは良いがお目当てのサークルがほとんどまだ来ていなかったというケースも有る。


 


また、2日目は一般客も9時に入場できた。噂によると長い行列のせいで行政から早く開場するよう命令が来たらしい。そもそも初日も10時前には開場していたはずだ。2日目のVIPチケットは意味がなさそうだ。


 


VIPチケットは便利だが、行政の鶴の一声があればいきなり無価値になってしまう。運営側が、長くなりすぎた行列に交通などへの影響を心配して、今後の開催を危ぶみ、早めに人を会場に入れるのであれば、一般客が結託して朝7時ぐらいから列をつくっていれば早めに開場するんじゃないだろうか。ただしその場合、次回の開催が吹っ飛ぶかもしれないが。


以前から、VIPチケットにもっと特典つければ良いと思っている。例えば何回まで人気ブースの同人誌を優先的に購入できたり、サイン会などに横入りできるなどだ。ただ、そこまでやってしまうと不公平感が出るし、それをチェックするスタッフも必要になるから非現実的か。


 


 


CP22戦利品(一部だけ紹介)


 


 


 





 



古代中国を舞台にしたBL妖怪漫画『妖災生』の作者による薄い本2冊。作者本人は会場にいなかった。


しかし中国の同人イベントは相変わらず、女性向けの方がエロいな。





『幻想図鑑2』。他にホーロー製マグカップも売っていた。


 



『ゴールデンカムイ』のアップリケとシール。衝動買いしてしまったんだが、アップリケなんか買ってどうしようと言うのだ。


 



日本から参加のサークル「桃京武戯夜」のデレマス同人誌。


 



『ポプテピピック』の同人誌。表紙は星色ガールドロップだが、めくるとちゃんと『ポプテピピック』になってる。中はイラストと漫画。


ところで会場にはポプ子とピピ美のコスプレをしている子がたくさんいたな。お面だけ付けているやつも多かった。 


 



 



『戯言シリーズ』の零崎をテーマにした同人誌。


『戯言シリーズ』は大陸で正規版が出ていないはずだが、ここまで熱心なファンがいるとは…

 


 全体写真。使用した金額は750元(13000円)ほど。


 


 


次回のCP23は今年12月にあるが、行くかどうかは未定だ。というのも、今回で3回目の参加になるが、毎回買いたいものが少なくなって来ているからだ。好きなサークルが毎回新刊を出すわけでもないし、次回までに新しいアニメや漫画などを、同人誌を買うほど好きになるとも限らない。今回も初日は同人エリアを何度も回ったが、2日目は企業エリアを中心に見て、同人エリアを冷やかすぐらいで、同人誌は1冊しか購入しなかった。


 


例えば8月に成都では「COMIDAY」重慶では「COMITIME」といった規模の大きな同人イベントが開催されるし、台湾最大の同人イベント「Fancy Frontier32」が728日と29日に開かれる。台湾のは成人向け同人誌もあるし、大陸とは全く異なる内容が見られるだろう。


 


北京から出て、上海を離れ、また新たな土地を旅行するのもいいかもしれない。


 

 


 


519日と20日に上海でCOMICUP22CP22)が開催された。


 


私は、20175月のCP20と同年12月のCP21に参加して多少は慣れた気になっていたが、今回のCP22はこれまでと異なる点が多々あり、行く前から少々不安だった。


  


1.CP2021とは違う会場での実施


2021新国際博覧中心という会場だったが、今回は国家会展中心というところで開催した。距離にして35キロも離れている。 


  


 


2.当日券販売なし


CP21の時は当日に会場でチケットを購入できたが、今回は初日2日目両方の当日券販売がキャンセルになった。(噂によると、前売り券だけでCP21の合計販売数を超えたらしい) 


 


  


いつもと異なる会場での開催、おそらく前回をも上回る入場者数、そして519日と20日の同日に北京で開催が予定されていたACGイベントが会場側から中止を言い渡されたという情報を聞いていたので、このイベントが無事に終わるのか、そして自分も無事に北京に帰れるのかと心配になった。結論から言うと、それは杞憂に終わった。


 


19日、会場の駅から4駅しか離れていないユースホステルに泊まった私は9時前にホテルを出た(このホテルにはサークル参加者も多く泊まっていて、前日の夜にロビーで準備をする人の姿が見えた)


 


2号線の地下鉄に乗ると、すでに多くの「仲間」が乗車しており、さらに地下鉄が停車するごとに駅のホームには化粧をしていたり、衣装を着たりするコスプレイヤーたちの姿が見えた。普段のCPの光景を見た私は安心した。


 


しかし会場付近の駅を出ると「ヤベェな」って思いが急に真に迫ってきた。だってずっと行列なんだもん。



 9
時半ぐらいから行列の一部になった私は、一体あとどのくらい並べば良いのか全く分からないながらも、確かに希望に感じていることがあった。それは行列が常に動いているという事実で、開場時間の10時を前倒ししてすでに入場が始まっているのではという予感だった。


  


 


そして10時半にようやく入場。


  


会場は変わったけど内容自体はだいたい前回と一緒で、特に新鮮味もないのでざっと紹介。


  


同人ブース


 


通路が前の会場より広くなった。特に、北京に帰るためスーツケースを引いて動き回っていた2日目に実感。CP21と比べてあまり人にぶつからなかった。前回までの国際博覧中心は25万平方メートルであり、今回の国家会展中心は147万平方メートルあるから途方もない拡大だ。147万全部使用しているわけではないが、あらゆるスペースに余裕ができたことは間違いないだろう。


 


 


一部の人気サークルが壁際に配置されておらず、デカイ空間を正面にしていた。そのおかげで長蛇の列が可能に。また、コミケのように行列の一部を別の場所に待機させ、通路を塞ぐことを避けていた。


 


 


 


無料で配布しているパンフレットが10時半の時点でなくなった。写真は友人からもらったパンフレット。中には今回の参加サークルの出品物が掲載されているが、全てではない。


 


 


 


CP22で一番肌色が多い同人誌を売っていたサークルの一つ。中身を見た中国人が「太刺激(すげぇ攻めてる)」って興奮してた。


 https://twitter.com/himekatari


日本のイベントにも参加しているのか



  


日本の作家と協力して本を出しているサークルもある。このポスターはゾウノセのだ。


 


 


日本から来ていたサークルが多かった。以前は東方Projectの音楽関係がほとんどだったイメージだが、今回はアイマス関係のサークルが日本語の同人誌を売っていた。日本語だというのに初日でほぼ売り切れていた。


  


 


日本人サークルの中には中国人がいないところも多く、日本語や英語、または中国語で購入者とやり取りしていた。見ていて、それでもなんとかなるもんだなと感心した。


  


ところで、CP22の開催が発表された当初、公式発表に海外サークルと交流会をするみたいな文章があったが、それがこれなのだろうか?今回、日本の有名人が参加したとかはなかったはず?


 


 


 


上海で声優養成事務所(?)を運営している会社のブース。日本人スタッフがいた。所属声優が声を吹き込んだCDを売っていて、その中の一つに「催眠」って書いているから「催眠オナニー」のアレかな?と思って聞いた所、心理学者監修のちゃんとした睡眠導入CDだった。


 


 


 


今回もコスプレの写真集やCDを販売しているサークルがあったが、中にはこれCPの審査に通ったのか?と疑うような際どい内容のものを出しているところもあり、これは今後にCPが発表する違反サークルの報告を待つしかない。


 


 


 


東方エリアの暖簾はだいぶ好き。


 


 


東方エリアに出品されていたゲーム。内容は中国の有名ゲーム『王者栄耀』っぽいのかな?


 


 


今夏アニメ放送が決定している『魔道祖師』のサークル。


 


ロッテ優勝


 


 


 


企業ブース


 


 


会社のQRコードをスキャンして会社のサイトを登録したらプレゼント贈呈というブースが増えた。というか、プレゼントがあるほぼ全てのブースはスキャンと引き換えにプレゼントを配っていた。
 このブースではスキャンと引き換えに紙袋を配っていた。


 


 


マケドニア(非人哉)


 


 


中国人声優を呼んだイベントが豊富だった。『妖猫伝(空海)』で染谷将太の声を当てた楊天翔がアニメ『縁結びの妖狐ちゃん』のイベントで来ていたが、音響設備が悪くて何言っているのか全然聞き取れなかった。


 


 


正面を向いているのが楊天翔。この様子からどれだけの人気か分かるだろう。


 


 


小説『張公案』の小説家とコミカライズ版の漫画家によるダブルサイン会が行われ、100人ぐらいが列をつくった。作者たちは読者一人一人に丁寧に対応していた(12分ぐらい)ので、時間どおり終わるのか心配になった。


 


 


『決戦!平安京』の特設フロアでは各団体がダンスを披露していた。こっちのイベントって「極楽浄土」踊るの好きだよね。なんか、BGMが連チャンでかかった気がする。


 


 


コスプレ用の制服ショップ。


 


ゲーム『ミラクルニキ』とのコラボロリータ服。12000元(35000円)以上した。CP22ではロリータファッションのブースも大量に出展していたのだが今回ほとんど写真を撮っていない。


 


 


バーチャル弟「DDというところのブースらしいが、チャレンジしてる奴が衝撃的過ぎた。なんだよこのリアルドラえもんは。


 


 


番外編


 


会場の手荷物検査で銃(赤丸内)を没収されていた奴がいた。他にも刀やグリップに金属が付いている杖が没収されていた。でもここまで来れているってことは地下鉄の検査はクリアしたってことだろうか…?それともタクシーでここまで来た?

最近中国の漫画が日本でウェブ連載、または電子書籍化して日本語でも読めるようになっています。


その中の一つに『英俊又可愛』というギャグ漫画が『ハンサム&キュート』というタイトルで少年ジャンプルーキーに連載しています。


 


リンク先: ハンサム&キュート(日本語)


 


この漫画、元気な美少女が交通事故に遭って美少年の体に意識が移されて今後は男として生活するという内容なのですが、男女入れ替わりモノに特有の「秘密性」がなく、少女が男になったことは両親から幼馴染や親友にまでバレており、本人も周囲の人間も彼女の体の変化にてんやわんやするというちょっと異色のギャグ漫画になっています。


ずっと想いを寄せていた隣人のお兄さんにオシッコする方法を聞いたり、幼馴染の女の子に抱きしめられて勃起してしまったり、外出中に一人でトイレ行くの不安だからお兄さんに付き添ってもらって同性愛者と勘違いされたり、おい下半身のネタばっかだな。


 


 


とまぁ、結構面白い漫画なので興味がある人は読んでほしいのですが、日本語版が読める作品は置いといて、今回は同じ作者の別作品を紹介します。


 


 


『食之東方』は中国らしく美食、特に中華料理をテーマにした漫画です。杭州(東部)出身の陸桃、ハルビン(東北)出身の唐梨、成都(西南)出身の銭楽児、広州(南方)出身の白桑という4人の少女が大学寮の一室で生活するという一見よくある日常系漫画なのですが、経緯がよくわからないのですが宇宙生物と戦ったりします。


 


 


 


北京の大学の学食のマズさを思い知る陸桃


 


 


 


もちろんメインは食事であり、主に少女たちが自炊をしながら自分たちの故郷の料理をお互いに教え合うという内容が描かれますが、食をテーマにしている割には食に対するこだわりやうんちくが全く描かれておらず、女の子が単に飯を食うだけで終わっているところが物足りないところです。


 


しかし、その中でも好きなのが月餅を食べる回。中秋節(中国のお月見)の日に各人が面白いと思った月餅を持ち寄って相手に食わせるというゲームを行います。ですがどいつもこいつもイロモノしか持ってこず、誰も手を付けようとしないという。


 


 


上から、ナッツ月餅とハスの実月餅、求肥月餅とスピルリナ(藻の一種)月餅、バニラキャラメルアイス月餅と漢方月餅、雲南ハム月餅とニラ月餅。


 


以前、月餅関係の文章を翻訳した時も「ナッツ月餅」の評価が明らかに低かったのですが中国人はそんなにコレが嫌いなのでしょうか。ナッツが歯に挟まったりするから?


 


中国人は本当食に対してうるさいし、地方から北京に来た学生は北京の飯が如何にマズイかでいくらでも喋れるし、各人それぞれが中華料理に対してプライドを持っていますがそれ以上に自分の故郷の料理こそ一番だと思っています。だから描こうと思えばいくらでも『美味しんぼ』みたいに他の料理をディスりまくるギスギスした漫画も、料理に関するトリビアや秘訣たっぷりの漫画も描けるはずです。


 


もう少し対象年齢が上の料理漫画がいつかできるといいですね。


 リンク先:食之東方(中国語のみ)


Copyright: 栖鄭 椎(すてい しい)。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 御伽草子 / Template by カキゴオリ☆