CP2日間でだいたい600元(10,000円)ほど使った。以下に購入したものを載せていく
『儞不知道的COMIKE』(あなたの知らないコミケ)(左)
『宮水酒誌01』(右)
表紙はエロ同人だが、中身は全部文章。日本のコミケにも多数参加した作者が書いたコミケに関する評論文。日本のコミケを紹介し、CPなど中国のイベントを分析しようとしている。
わざと表紙をエロくして買いづらくしている点がポイント高い。
『地霊殿十周年合同誌 地底開放記念日』
日台作家合同の東方二次創作漫画。しかし作家一覧を見てもどれが台湾のサークルなのかわからない。
『東方水墨巻』 紅魔篇 妖々夢
個人的に一番のヒットの東方の水墨画風イラスト集。これに限らず、CPには二次元キャラを水墨画風に描いたグッズやイラスト集がいろいろ出ていた。
『ろけます!』
日本の同人誌で中身も日本語だが、本の中には中国語の内容説明書が挟まれていた。
ブースにはこの本の作者もおり、少しだけ会話ができた。その時、アイマスの新作ゲームか何かの発表動画がスマホから流れて、来場者がそれを見に集まって場が大いに盛り上がったのが印象的だった。
この他、東方関連のCD販売ブースにも日本から来た日本人作曲者がいて、購入者に時折サインをせがまれていた。
『JAPARI RAINBOW』(左)
『社保動物園』(右)
台湾のサークルのけものフレンズイラスト集。『JAPARI RAINBOW』はともかく、『社保動物園』は「これどうやって審査通ったんだ?」と驚くほど18禁の内容だった。本番行為を描いていなければ局部を出していても問題ないのだろうか?
『海色の襟』
日本兵の擬人化イラスト集かと思って購入したが、艦これのキャラクターが日本兵の服装を着ているという設定なんだろうか?
漢字が台湾繁体字表記だったので真っ白な制服(艦これの艦長のコスプレ?)を着ている売り子の男性に「台湾から来たの?」と聞いたが彼は大陸の人間であった。繁体字にしているのは台湾での販売を見込んでとのことだった。
『太華 妖怪誌』
妖怪関連のイラスト及び漫画。フルカラーだ。
『山海奇談 番外編』
妖怪関連漫画『山海奇談』をネットにアップしているサークルなのだが、ポストカードとかしか売っておらず漫画はなかった。私好みの絵なので今度は是非とも紙媒体になった漫画を読んでみたい。写真はこのサークルをSNSで宣伝することでもらえる無料の冊子。
『勼異録』
これもまた妖怪関連のイラスト集。
この細長いサイズの紙ってなんていうんだろうか?
『魔都地下鉄少女』と交通カード
上海の地下鉄擬人化イラスト集
このブースでは他にも中国の高速鉄道の擬人化イラスト集も多数揃っていた。
中国で擬人化が流行ったのはいつからだろうか。CPにも未だに『ヘタリア』島があったし、今回は中華料理や中国の都市、更に二十四節気の擬人化イラスト集も見かけた。
右はこのサークルが販売していた上海の交通機関で本当に使えるカード。これで次に上海に来たときも、駅でいちいち地下鉄切符を購入しなくて済む。ただし残金は0元なのでチャージが必要。
私が購入したのは漫画本ばかりだ。しかも東方とかけもフレとか日本のコンテンツの同人誌が多いので、せっかく中国の同人イベントに来たのに中国らしさが薄いような気がする。
そこで、私の日本人の友人が購入した同人誌のラインナップも紹介する。
『子夜鬼譚』(イラスト集)
『中華古都』(中国都市擬人化)
『驚春』(二十四節気擬人化)
『白露朝夕』(絵本)
『CAT48』(猫擬人化)
『若風之声』(漫画)
『茨の道』(漫画)
『鬼僧談』(漫画)
『飼魔』(漫画&小説、BL)
『雲華誌』(茶葉擬人化)
『等你仰望』(小説、BL)
『入妄』(小説、BL)
『男科悍医』(小説、BL)
『華夏』(イラスト集)
BL小説と擬人化イラスト集が多くて友人のもまた偏っている感じだが、CPは私のようないわば日本と地続きの趣味を持つ者も、友人のような中国色の強い趣味を持つ者も同様に楽しめる良いイベントだった。ただし、漫画本が少なかったことは友人と共通の不満点である。
ちなみに友人は2日間で1000元(16,000円)ほど散財したらしい。
今回のCP20は私も友人も満足しており、すでに「今度はVIPチケットを購入して早く会場に行こう」とか喋っている。また、5月21日に北京で行われる同人イベントにも参加するつもりである。