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プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
40
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
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今回のCOMICUP22で恐れていたのは上海の暑さや雨だったが、2日間とも小雨がパラパラと降るだけで濡れる心配はなく、また雨のおかげで非常に快適な涼しい気温に恵まれ、屋外を汗だくで長時間並ぶなんてことがなかった。それにもう一つ危惧していた行列もスムーズに進んだので、CP23以降も会場が国家会展中心であっても問題はないように思える。


 


 


ネット環境について


場所の問題か、人数の問題か分からないが特に初日のネット環境が最悪で、私のスマホがもともと酷いというのもあるのだが、それでも全然ネットにつながらず、初日はほとんど現金払いだった。


CP運営側も微博で「それぞれ現金を用意しれくれ」とアナウンスしていたので、これは今後の課題だろう。


 


2日目は会場に通っているWi-Fiに繋げることもでき、そこからVPNにアクセスすることも可能だった。2日目に改善されたのか、それとも初日と比べて人が少なかったせいかは不明。


 


QRコード決済


微信や支付宝といった中国では超ポピュラーなQRコード決済が相変わらず人気。前回までは、支付宝はあるが微信の支払いには未対応というサークルが少なくなかったが、今回は両方共設置しているところが多かった。


しかし今回のネックはネット環境の悪さ。これのせいで欲しい物が買えなかったという人もいたのではないだろうか。しかし中には、携帯用Wi-Fiで購入者にネット接続をサービスするサークルもあった。


  


現金払い


現金未対応というか、お釣りがないサークルが多かった気がする。とは言えこれも、「もうお釣りがなくなった」のと「そもそも用意していない」でだいぶ違うが、友人から話を聞くと「現金払いNG」のサークルもあったそうだ。


友人はそのサークルで30元の本を40元(20元札2枚)で買おうとしたところ、「お釣りがない」と言われたので「じゃあお釣りいらない」と言うと、「これが偽札だったら嫌だ」と断られたらしい(実際はもっと丁寧に)。


また、日本から参加したサークルは実際に偽札を掴まされたとか。もしそれが偽札なんか分からないだろうという意識を持つ人間が、日本人を狙い撃ちしたのだとしたら問題だ。


 


微博にも偽札の被害を訴える中国人サークルがいた。偽札を使う人種の手口は大抵100元札(最高額紙幣)を使って安い商品を買って、その差額で儲けるというもの。そういうチンケな手段で小銭を掠め取っている人間はどこにでもいるから仕方ないのかもしれないけど、そうじゃなくて本当にその同人グッズが欲しくて、ニセ札だと分かってそれを使っている人間がいるとしたら悲しくなる。


 


サークルも購入者も両方小銭を用意するという手間を考えると、やはりQRコード決済の波は避けられそうもない。


 


あと、これはサークル出展者から聞いた情報だが、偽札を使うために会場に電波を遮断するジャミング装置を持ち込んだ奴がいたらしい。ホントかよとちょっと眉唾だが、日常ではどこでも使えるQRコード決済が使用不能になるという状況は、今の中国ではちょっと恐ろしい。


 


 


VIPチケット


CPでは一般客より早めに入場できる権利を有するVIPチケットが配布される。発売開始から3分ほどで売り切れるぐらい高い競争率で、私は手に入れられなかったがVIPで入場した友人の話を聞くと初日は大いに効果を発揮したそうだ。


CP22の開場時間は10時だが、VIPを持っていた友人は9時には入場できていた。VIPチケット所持者は一般客より先に企業や同人サークルを見て回り、優先的に買い物することができる。だから、人気のあるブースが目当てならなんとしてでも手に入れたいチケットだ。


 


しかし落とし穴もあり、VIPチケット持ってて先に入場できたは良いがお目当てのサークルがほとんどまだ来ていなかったというケースも有る。


 


また、2日目は一般客も9時に入場できた。噂によると長い行列のせいで行政から早く開場するよう命令が来たらしい。そもそも初日も10時前には開場していたはずだ。2日目のVIPチケットは意味がなさそうだ。


 


VIPチケットは便利だが、行政の鶴の一声があればいきなり無価値になってしまう。運営側が、長くなりすぎた行列に交通などへの影響を心配して、今後の開催を危ぶみ、早めに人を会場に入れるのであれば、一般客が結託して朝7時ぐらいから列をつくっていれば早めに開場するんじゃないだろうか。ただしその場合、次回の開催が吹っ飛ぶかもしれないが。


以前から、VIPチケットにもっと特典つければ良いと思っている。例えば何回まで人気ブースの同人誌を優先的に購入できたり、サイン会などに横入りできるなどだ。ただ、そこまでやってしまうと不公平感が出るし、それをチェックするスタッフも必要になるから非現実的か。


 


 


CP22戦利品(一部だけ紹介)


 


 


 





 



古代中国を舞台にしたBL妖怪漫画『妖災生』の作者による薄い本2冊。作者本人は会場にいなかった。


しかし中国の同人イベントは相変わらず、女性向けの方がエロいな。





『幻想図鑑2』。他にホーロー製マグカップも売っていた。


 



『ゴールデンカムイ』のアップリケとシール。衝動買いしてしまったんだが、アップリケなんか買ってどうしようと言うのだ。


 



日本から参加のサークル「桃京武戯夜」のデレマス同人誌。


 



『ポプテピピック』の同人誌。表紙は星色ガールドロップだが、めくるとちゃんと『ポプテピピック』になってる。中はイラストと漫画。


ところで会場にはポプ子とピピ美のコスプレをしている子がたくさんいたな。お面だけ付けているやつも多かった。 


 



 



『戯言シリーズ』の零崎をテーマにした同人誌。


『戯言シリーズ』は大陸で正規版が出ていないはずだが、ここまで熱心なファンがいるとは…

 


 全体写真。使用した金額は750元(13000円)ほど。


 


 


次回のCP23は今年12月にあるが、行くかどうかは未定だ。というのも、今回で3回目の参加になるが、毎回買いたいものが少なくなって来ているからだ。好きなサークルが毎回新刊を出すわけでもないし、次回までに新しいアニメや漫画などを、同人誌を買うほど好きになるとも限らない。今回も初日は同人エリアを何度も回ったが、2日目は企業エリアを中心に見て、同人エリアを冷やかすぐらいで、同人誌は1冊しか購入しなかった。


 


例えば8月に成都では「COMIDAY」重慶では「COMITIME」といった規模の大きな同人イベントが開催されるし、台湾最大の同人イベント「Fancy Frontier32」が728日と29日に開かれる。台湾のは成人向け同人誌もあるし、大陸とは全く異なる内容が見られるだろう。


 


北京から出て、上海を離れ、また新たな土地を旅行するのもいいかもしれない。


 

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