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HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
40
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
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1128日土曜日には以前敗者復活戦に参加したアフレコ大会の決勝戦が行われました。

(前回、日本語学科の学生が参加すると書きましたがこれに参加したのはいずれも北京市の中高校生でした。大学生のアフレコ大会はこれとは別です。)

 

北京市の中学並びに高校から2人から5人の学生がチームを組んで各自が選んだアニメに数分間アフレコをするという大会で、予選及び敗者復活戦を勝ち抜いた12チームが集まり日本語力と表現力を競い合いました。

(北京には月壇中学(中高一貫校)や十一学校など外国語授業に日本語を取り入れている学校があります。)

 

会場には選手の友人の他に彼らの親の姿もあり、席はそこそこ埋まっていました。

 

決勝まで残った12チームが選んだアニメは以下のとおりです。

 

 

1.ヘタリア(3名)

2.干物妹!うまるちゃん(4名、うち男子1名)

3.マイリトルポニー(2名)

4.名探偵コナン(4名、うち男子1名)

5.ラブライブ(4名)

6.干物妹!うまるちゃん(3名、うち男子1名)

7.ヘタリア(4名、うち男子1名)

8.未来日記(4名、うち男子1名)

9.ご注文はうさぎですか(2名)

10.月刊少女野崎くん(5名、うち男子1名)

11.魔法少女まどか☆マギカ(3名)

12.となりのトトロ(2名)

 

 

タイトルの後ろには各チームの人数を書きましたが、やはり男子学生が圧倒的に少ないです。

『うまるちゃん』と『ヘタリア』がかぶっていますが中国での人気を考えると納得の選択であり、このラインナップだと逆に『トトロ』の方が異色です。

 

 

今回の優勝チームは『マイリトルポニー』を選んだ3のチーム。

演技力の高さと声の大きさが抜群で、アフレコが始まった瞬間「あっ、これは獲ったな」と予想できるほどの出来栄えでした。

この大会で使用するアニメは学生に任されていて、予選と同じである必要はありません。現に、この前の週に私が見学した敗者復活戦から3チームが勝ち上がっていましたが全員別のアニメを選んでいました。しかし予選からこの3のチームを見た人の話によると、彼女らは予選でも『マイリトルポニー』を演じたというガチンコ派です。

 

『うまるちゃん』を選んだ26の両方のうまるちゃん役の女の子、そして『月刊少女野崎くん』の千代ちゃん役の女の子のモノマネがとても上手くて感心しましたが、しかしマネの良し悪しって実際のアニメを見ていないと評価できないから評価対象外じゃないのかと悩ませられました。

 

このアフレコ大会の審査員は別にアニメや演劇に詳しい人なんかではなく、それこそ『となりのトトロ』と『名探偵コナン』ぐらいしか見たこと無い人もいますので、そもそもモノマネであることに気付かない思います。

 

会場に私なんかよりよっぽどアニメに詳しい留学生のNくんがいたので彼にモノマネの上手さは表現力の高さと認めていいんだろうかと相談した所、彼も同様に悩んだようです。モノマネするほどアニメを見込んだ努力とそれを披露したエンターテイナーな彼女たちを労いたい反面、贔屓に繋がるみたいで素直に評価できませんでした。審査員特別賞とかがあったら絶対選ばれていたと思いますけどね。

 

今回優勝した3のチームは非常に躍動感のある『マイリトルポニー』を演じていました。

前回も書きましたが、原作に忠実に声に抑揚のないキャラクターを演じても、知らない人からすれば単に声を張っていない棒読み演技としか見えないので、やはり勝つのであれば動きの大きいアニメを題材に選ぶのが不可欠です。

 

あと男子はもっと頑張って欲しいと思いましたね。女子学生と比べて演技の振り幅が少ないと言うか照れがあるというかで、チームに男子がいること自体がハンデになっている気さえしました。

次回は男子だけのチームが『おそ松さん』を演じきって汚名返上して欲しいです。でも規定では5人までなんですよね。

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金曜夜からVPN(または家の回線)の調子が悪くTwitterGmailなどに繋がらなくなったのでブログの形式で本日あった出来事を書きます。

 

なんだろうこの、時代と逆行している感じは。

 

土曜日は中国人学生が参加するアフレコ大会を見てきました。これは日本語学科の学生たちが2人から5人までのチームを組んで、各自好きなアニメの1シーン(5分間程度)を選び、無音声のアニメ(効果音有り)にアフレコするという結構長い歴史があるイベントで、日本語力と表現力の2つが試されます。この日は翌週に控える決勝戦に参加できる3チームを決める敗者復活戦が行われました。

今回の参加チーム5組がそれぞれ選んだのは『繰繰れ!コックリさん』、『ドラえもん』、『名探偵コナン』、『とある科学の超電磁砲』、『ラブライブ』の5作です。このうち勝ったのが後ろの3作品を選んだチームですが『ドラえもん』はともかく『繰繰れ!コックリさん』は題材選びから失敗している気がしました。

このアニメを選んだチームは男子学生2人が「コックリさん」と「狗神」を担当し、女子学生が「こひな」を演じていたのですが、アフレコ大会で声に抑揚のないキャラを選んだのはミスなんじゃないかと思います。5組中「コックリさん」と「狗神」が一番過剰な演技をするキャラなのでそれの対照となるキャラも出してメリハリを付けたかったという狙いがあったのかもしれませんが、やはりアフレコには向いていない気がします。

 

11月28日には今回の勝者3組を含む12組が争う決勝戦が行われます。私は以前中国人学生のスピーチ大会を見に行ったことがありますがこういうイベントに参加するのはたいてい女子学生ばかりで、そのうち1人か2人だけ異様に上手い学生がいます。

 さきほど調べたところ、2007年に『げんしけん』の作中作?『くじびきアンバランス』を選んで優勝したチームのうちの1人が現在日本で声優・ナレーターとして活動している「劉セイラ」さんだそうです。 今年も未来の声優が現れるのかが非常に楽しみです。

  

 ジャーナリスト福島香織公式サイト 中国趣聞博客:愛と萌えの日中関係

CRI  大学生ら、「日本語アフレコ大会」で熱戦繰り広げる

 

 

 

 

 中国じゃスーパーでは野菜も肉も1斤(500グラム)をひと単位として量り売りされています。パックに包まれているちょっと高価な生鮮食品も同様で5個1パック198円という均一の値段で売られていることはまずありません。


 大学の学食では白米までも1両(50グラム)いくらで売られオバちゃんからは「何両食べるの?」と聞かれますし、レストランの水餃子もメニューには1皿何個入りとは書かれず、1両4個(2両から売ります)と注意書きまで加えられています。


 斯様にして量り売りが浸透している中国ですが、まさかこんな物までグラム単位で売られているとは思いませんでした。



良書 500グラム/12元!!
ハードカバーは8割~5割引き


 マンションの敷地内に設営された青空本屋ですが、一体誰が重さに惹かれて本を買うんでしょうか。


 ちなみにこういうところに掘り出し物なんてまずありません。スティーブ・ジョブズの自伝や家庭の医学系の書籍、郭敬明や金庸などベストセラーがあるだけで、偽物の海賊版も多いと聞きます。要するに、ひと山いくらの本しかないのでこういう売り方は正解と言えば正解なのですが…


 しかし、量り売りをしている本屋なんて『栞と紙魚子の怪奇事件簿』に出てきそうです。



 前回の果実酒作りがそこそこの成功を収めたことで北京でも簡単に作れることがわかり、2回目はどうせなら中国らしい物を作ろうかと決めました。


 まず桃のホワイトラム(バカルディ)漬け



 中国らしい固めの桃を3つ使い、氷砂糖を桃の30%程度に抑えました。(前回は果物の40%を投入)



 そして友人のリクエストをアレンジしたのが次の果実酒


 ランブータンのウォッカ(フィンランディア)漬け


 友人にライチを使ったらどうだと言われたのですが、もう時期が過ぎていたので『毛茘枝(毛ライチ)』の異名を持つランブータンを使用しました。


 ランブータンは1キロ購入したのですが、その内皮が全体の2/3の400グラムもありました。更に実には種があるので、ランブータンの可食部分は極めて少ないということになります。ドリアン然りマンゴスチン然り、なんで南国の果物って外皮が異常に多いんでしょうか。


 しかもこのランブータン、ライチと違って皮が固くて手で剥けず、包丁を使って切れ目を入れないとダメでした。
 味はライチを上品にさせたような甘さです。個人的にはライチの方が甘みが強く、汁気も多い気がします。しかもランブータンは種の渋皮が実に引っ付いていて口当たりが非常に悪いです。
 ただ、ライチに品種がある通りランブータンにもいろいろ種類があると思いますので、一概にライチ>ランブータンとは言えないでしょうね。


 割合はランブータン470グラムに対し、氷砂糖はその40%の190グラムを使用。



 そして桃のサングリア。


 サングリアに使うのは一般的に安酒ですが、13元(200円程度)の中国ワインは想定していないんじゃないでしょうか。念のため桃は柔めで甘いものを2つ使用。3日後には飲めるらしいです。



 ランブータン酒がどうなるのかが楽しみです。



 ランブータンといえば道産子には『水曜どうでしょう』「お尻がランブータン」のセリフが印象的です。私はあの回をリアルタイムで見ていましたが、その時はまさか自分が将来、生のランブータンを食べられる国にいるとは考えてもいませんでした。

 ジャックフルーツもたまに食べます。

 
 前回
 北京で果実酒を作る

 ちょっと過ぎてしまいましたが果実酒を漬けてから3ヶ月が経って飲み頃になりました。3ヶ月が経過した果実酒の変化の具合は以下のとおりです。




 キウイのホワイトラム(バカルディ×2本)漬け



 緑がかった黄色みたいな色になりました。
 キウイの酸味は感じず粘っこい甘みが舌に残りラムの香りが漂います。ソーダ割りが合いそうでした。



 アメリカンチェリーのテキーラ(JOSE CUERVO テキーラシルバー)漬け
 
 


 ちょっと苦いのはテキーラのせいか。飲み方はロックが合いそう。



 スターフルーツのウォッカ(フィンランディア)漬け

 

 個人的に一番飲みやすい。柔らかい甘さ。しかしスターフルーツがグズグズになって見栄えが悪い。



 アメリカンチェリーのウィスキー(Grants×2本)漬け



 大失敗。甘さを控えようと氷砂糖を減らしたのが原因か味がくすんでいた。やはり、果物に対して30%の氷砂糖を入れる鉄則は変えるべきではなかったらしい。



 
 最後のウィスキー漬けを除けばそこそこの出来であり友人の評価も良かったので、ルールを守りさえすれば不味くはならないことを理解できました。その点を踏まえて今年中にもう一本ぐらい作ってみようと思います。


 中国は果実を使った醸造酒作りが違法ではないので、葡萄を使った果実酒にチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。


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