お兄ちゃん、ぼく寂しいよ・・・・
北京に戻ってから一発目で何を書いているんだと思われるかもしれませんが、これは別にどっかのエロ本から持ってきた文章ではありません。ラピス文庫を思い出した方はブラウザの戻るを、シスタープリンセスの衛を思い出した人は何も考えずにF5キーを数回押して下さい。
これは僕が新千歳空港で買ってきた5月2日発売の週刊朝日に連載されている『犬猫ペット』というコーナーのタイトルです。このコーナー、コーナー名の下に『ばかばかばか』と書かれていることから想像できますが、ペットの飼い主がペットの考えていることを勝手に想像して物語にするっていうコーナーです。(一号しか読んでいないので間違っているかもしれませんが)
今号のは53歳の女性が飼う猫と犬のお話でした。少しやんちゃな猫におとなしい犬が振り回されていたんですが、兄貴分である猫が死んでしまって弟分である犬が悲しげに思い出話を述懐します。そういう設定です。そしてあのタイトルです
この犬はかなりの臆病だったようで、兄(という設定)である猫にいじめられたときのことをこう語ります。
夜、兄と二人にされると・・・・怖い。ときどき、スズメの代わりに襲われます。
この「スズメの代わりに」の箇所を意図的に中略すると・・・・
夜、兄と二人にされると・・・・怖い。ときどき、襲われます。
と言った風に、これであとは檸檬水とか天鵞絨とか小難しい漢字を挟み込めば、長野まゆみっぽい文章になります。
夜、兄と二人にされると・・・・怖い。ときどき、襲われます。
夜、兄と二人にされると・・・・怖い。ときどき、襲われます。
しかしこの文章をタイトルに持ってきた編集者はいったい何を考えているのでしょうか。いや、多分他意はないんでしょうけど、読む人が読めばかなりおかしな文です。実際僕は二度見してしまいました。
これはアレかな・・・僕の心がピンク色に汚れているからなんだろうなぁ・・・