2008年 このミステリがすごい十選が発表されましたね。まさかあの名作占星術殺人事件が選ばれるとは、流石島田御大は偉大ですね。そして世界三大探偵の一人に数えられる、G・K・チェスタートン作のブラウン神父全集がエントリーされている辺りに二十一世紀になってもこの作品が不朽である原因があるような・・・・・・
えっ?!古いって?何を言ってるんですか?
ゴールデンスランバー?
チャイルド44?
何ですソレ?聞いたこともない・・・・・・
僕が言ってるのはこのミス中国版ですよ!!
というわけで行ってみましょう。岁月推理調べの今年のベストミステリ十選を!!
NO1 《红楼梦杀人事件》群众出版社 (日) 芦边拓 2008年1月
《紅楼夢の殺人》 (日本) 芦辺拓 2004年5月
NO2 《歪曲的枢纽》 吉林出版集团 (美) 约翰・狄克森・卡尔 2008年1月
NO3 《计算机少年池袋西口公园2》 上海人民出版社 (日) 石田衣良 2008年3月
《少年計算機 池袋ウエストゲートパークⅡ》 (日本) 石田衣良 2002年5月
NO4 《布朗神父探案全集》 译林出版社 (英) G・K・切斯特顿 2008年3月
《ブラウン神父全集》 (イギリス) G・K・チェスタートン 1982年?
NO5 《姑获鸟之夏》 上海人民出版社 (日) 京极夏彦 2008年8月
《姑獲鳥の夏》 (日本) 京極夏彦 1998年9月
NO6 《嫌疑人X的献身》 南海出版公司 (日本) 东野圭吾 2008年9月
《容疑者Xの献身》 (日本) 東野圭吾 2005年8月
NO7 《四魔头》 人民文学出版社 (英) 阿加沙・克里斯蒂 2008年9月
《ビッグ4》 (イギリス) アガサ・クリスティ 1984年11月
NO8 《占星术杀人魔法》 新星出版社 (日) 岛田庄司 2008年9月
《占星術殺人事件》 (日本) 島田荘司 1981年
NO9 《死亡飞出大礼帽》 吉林出版集团 (美) 克莱顿・劳森 2008年11月
《帽子から飛び出した死》 (アメリカ) クレイトン・ロースン 1957年
NO10 《盲人与狗》 内蒙古人民出版社 (中) 水天一色 2008年3月
《盲人と犬》 (中国) 水色一色 2008年3月
比較のために一応中国と日本の出版年月日を書きましたが、それもどこまで意味があるものか・・・・・・しかし見事に外国勢ばかりですね、一応中国も自国の推理小説は多くはありませんが出ているはずですが・・・・・・読者の嗜好がもう違うんでしょうか。
というわけで中国このミスを転載して一年の締めくくりをしたいと思います。
思えば管理人栖鄭 椎の誘いで共同で運営しようとしたブログも、気がつけば僕一人だけの趣味になってしまっていた。サイト作りの参考や資料集めに奔走し、同郷の方や同好の士を偶然見つけ交流を結ぶことが出来ました。
ブログを始めてまだ一年も経っていませんが、ブログが生活の一部になったような気がします。現実ではどうやっても話せないこともブログならこんなに簡単に意見の交換までできるのかと驚く日々でした。
拙ブログを読んで下さっている皆様方、どうか良いお年を。そして来年の丑年も当ブログをよろしくお願いいたします。皆様の一年が更に牛であるように!!
『牛』は中国のネット用語の一つで、『スゴい』『イケてる』と言った意味です。
では改めて、
祝您们新年快乐!!牛年更牛!!