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栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
41
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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かんなぎショックを囓ったぐらいしか知らない二人の日本人留学生の会話。


 

ボク「なんか酷いことになってるみたいですけどね」

友人「『かんなぎ』ってことは巫女さんだろ、セックスしちゃ駄目じゃん」

ボク「いえ、巫女じゃなくて木の精霊らしいですよ」

友人「だったら余計だよ。人間が精霊と交わっちゃいかん」

ボク「精気抜かれちゃいますからね」

友人「ってか、なに?その女の子は妊娠したの?木の精なのに?」

ボク「らしいですよ」

友人「え~?主人公が樹のウロにチ○コ突っ込んでたのを、翌朝に村の若い衆が発見したとかそういうオチじゃないの?」

ボク「狐に化かされた的なね」

友人「つーかさ、何でこんなに騒ぐことなんかあるの?」

ボク「まぁ大部分はガヤなんでしょうけどね、タチが悪いですよ」

友人「妖怪と人間が結婚した異類婚みたいな話なんて昔からいっぱいあるだろ」

ボク「日本霊異記みたいな?」

友人「そうそう、今昔物語集だよ。かぶ女房ってあったろ」

ボク「ああ、ある男が二股に分かれたカブだか大根を見てたらムラムラしちゃって、それで一発抜いちゃうんですよね。二股根菜で素股プレイですからね、元祖野菜レイパーですよ。それで、すっきりして使用済み根菜を畑にほっぽいたら、それを知らない女性がそれを生のまま喰っちゃうんですね」

友人「そうそう、不思議な味がするって言ってな。そしたら孕んじゃうんだよ」

ボク「んで数年後に男がその地に戻ってくると、カブを食って妊娠した女がいるぞって噂を聞いて、あ~そう言えば・・・って思い出して責任取ってその女と結婚するんですね」

友人「それと一緒だろ?かんなぎ女房だよ」

ボク「まぁかんなぎショック騒動は、女の子が主人公以外の男と経験したってことが問題らしいんですけどね」

友人「ああそうなの?」

 

この話、何故か水木しげる先生が漫画化してたのが印象的でした。


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おはぐろべったり
犬彦うがや
いいタイトルですね
本当に妖怪にいそうな感じです
ノブスマ先生を呼び寄せそうな

あるいは、北陸のとある地域における「かんなぎ女房」説話、かんなぎの役割を終えた巫女を神からのオサガリとして(福をもたらすとされる)嫁にする習俗を「かんなぎ女房」と呼ぶ、、、うそですが
かんなぎ、流行ってるみたいですね
黒きオーラ URL
最近、一大ブームを巻き起こしてるみたいですね「かんなぎ」
まさに一迅社の切り札的な、守り神様でしょうか。
私は原作未読でアニメだけ視聴中で、普通に可愛い萌えアニメの一つ程度の認識しかありませんでした。
一見、よくある不思議美少女アニメです。神様というのも、よくある話です。「ああ女神さま」とか。
しかしよく見ると(ネット上の情報や解説も参考にしました)
日本的な精神文化、宗教観を巧みに織り交ぜていることがわかります。

神様であるナギ様は、学園のアイドルとして人気を集める程に、神としての力が増す。
人間からの人気=信仰心、畏れ=神通力
一神教や仏教など人類の大多数の宗教観からすると「ありえねぇぇ!」と奇異に思われる図式ですが、日本人にとっての、神と人との関係性には、古来よりそんな側面も確かにありますね。
他の例だと、少年ジャンプの「ぬらりひょんの孫」
土地神の力は、信仰してくれる人間がいればこそ。
かんなぎの、神様がアイドルという、一見バカげた設定が、実は日本人の伝統的な精神風土に根ざした物語なんですね。
・・クリスマスと盆と正月を一緒くたに祝う、変わり者な人々が、アニメなる文化を世界に発進中なのですよ。
かんなぎ、賛否両論あるようですが、私は好きですね。
「かんなぎ」のような作品が生み出されていくのが、日本という文化圏の面白いところだと思います。
だって「面白い」じゃないですか。だからマンガやアニメは面白い。
今世界で唯一、その面白い文化を発進できる、かんなぎはその代表格だと思っております。
・・いや、雑文失礼しました。
かくいう私は、不信心者ですよ。

そういえば異類婚といえば、週刊少年チャンピオンの「幻仔譚じゃのめ」が面白いです。
主人公の少年の祖先は、蛇の精霊との異類婚で、少年は蛇の力を使って妖と戦うんですよ。
作中に「異類婚」というキーワードがはっきり出ています。
ヒロインがかなり可愛いので、最近のお気に入りなのです。
無題
阿井 URL
二人ともかんなぎなんて全然知らなくて、話が脱線しまくりましたね。
天から降りてくる羽衣女房の物語はハーレム漫画の先駆けだとかね。そう言えばこのかんなぎって漫画も基層はピグマリオン神話っぽいですね。
実際、いくら可愛くても精霊に恋をしたら二度と人間的な生活ができないような気がします。でもそんな破滅が待っているからこそ、異類婚は面白いんですよねぇ。
これで主人公が普通に一生を終えたら作者に腹が立ちますよ。
無題
阿井 URL
黒きオーラさんのコメントを読んで真っ先に思い浮かんだ漫画が「かみちゅ」です。あれも人々の信仰心を元に奇跡を起こしていました。
漫画と神話はかなり密接な関係があると思います。神話を題材にしたり、神話の構造を取り入れたりして読者の郷愁感や深層心理を刺激する作品が面白い漫画になるんでしょうね。そう言う作品はメジャーになりにくいと思いますが・・・
話は変わりますが、僕はハーレム漫画というものが大嫌いです。かんなぎもそのジャンルに当てはまるかはわかりませんが、ちょっとここで言わせてください。
ハーレム漫画作品中に生きる女の子の世界はとても狭いです。大抵は主人公以外の男を知らず、主人公と付かず離れずの距離を保ったまま最終回まで迎えることも少なくありません。しかし主人公は主人公である特典を活かし、物語の世界を自由に歩き回り、故意にせよ過失にせよいろいろな女の子と出会います。
そういう不平等感がちょっと受け付けなくて・・・だから今回のかんなぎショックはそういう女の子達の反乱だと思ったんですけど、話の前後もわかってないから的外れなような不安が・・・・・
無題
犬彦うがや
Fateに出てくる英霊たちも知名度(その地域で信仰されている度合い)がパワー源だったはず
たがら、未来の英霊であるアーチャーは知名度0なのでパワーも低め
とか。

中山美穂のドキドキハイスクールはゲームのくせに甘くないです
プレイヤーなんか全く相手にしてくれません
そりゃそうです。
海千山千の芸能界を生きるミポリンは小学生(当時)なんか眼中になくて当然です。

来年アニメ化するホワイトアルバムのダブルヒロインは中山美穂みたいに手強いんだろうか

ゲームは修羅場しか覚えてないや
無題
阿井 URL
はぁ、フェイトってそういう話だったんですか。やっぱり神話関係って受けますよね。なんでかはわかりませんが。

中山美穂のゲームがあったことなんて初めて知りました。ファミコン創成期に出たラサール石井とかのタレントゲームですか?

ホワイトアルバムは可愛い男の子が出るってことしか知りません
無題
黒きオーラ URL
私の生息地は田舎なもので、放送が中央よりかなり遅れております。
なので「かんなぎショック」まで話が進んでなくて今のところ、平和そのものです。
・・というか「かんなぎという作品を殆ど知らんクセに持論展開」してました・・。
かんなぎショックとやらの概要は、ネットのウワサで大体は知ってますけど。
ハーレム系とは男性ユーザーが求めるお約束に従った商品であり、かんなぎショックはそのお約束を外れてしまった事に対する戸惑いや苛立ちがあるんでしょうか。
・・私も話の前後が全く分かってないです(汗)
とりあえず、アニメの続きを興味深く待つことにします。

それよりも、阿井さんと犬彦うがやさんの神話関係の話が興味深いです。
結構あるものですね。神話関連の作品って。
私が大好きな高田裕三先生の「3×3EYES」はインド・ヒンドゥー神話。
同じく碧奇魂(あおくしみたま)ブルーシードは古事記・日本神話。
ちなみに3×3EYESは単行本累計3500万部のメガヒット、ブルーシードもアニメ化され、90年代半ばの人気作品の一角です。
でもメジャーかと言われると、微妙かもしれません。
無題
阿井 URL
みんな、かんなぎのことを詳しく知らないのに喋っているのが面白いです。

かんなぎショックが起こったのは漫画みたいですよ。アニメは「豆を食え~」とか歌ってて至って平和です。

神話関係もファイナルファンタジーぐらいまで行くとメジャーなんですけどね。ちなみに神話関係と聞いて真っ先に思い出したのは、ヴァルキリープロファイルに東京魔人学園、そして九龍妖魔学園です。直球ですね。

漫画だと諸星大二郎になるかな・・・・・・全部神話の構造じゃなく神話そのものを扱ってるなぁ・・・・・・
無題
黒きオーラ URL
一連のやりとりで、かんなぎの原作きちんと読んでみようかな・・と興味が湧いてきました。
基本的にこの手の作品は購読対象外なのですが。
まあ、落ち着いて読めるのは来年以降になりそうですけど。

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