買った本でも列挙したいと思います。
まずは鳳凰週刊。
この鳳凰週刊ってのは香港に本社がある鳳凰衛星テレビが発行している週刊誌で、内容は大陸のよりきわどいです。だから鳳凰衛星テレビの番組が大陸で放映されるときはカットがけっこう入っているらしい。
今回の特集は精神病院の実態調査でした。(中国では一般的に病院を医院と言い、精神病や伝染病なんかを取り扱う病院を『病院』と呼びます)全裸の女性やあらぬ方向を向いているガリガリの男などの写真も載せられていて衝撃的な記事でした。中国では精神病の治療にはまだまだ手が回っていないのが現状です。
こういうことを知ってしまうと以前紹介した中国語版ドグラ・マグラが随分現代的に見えてきます。
そう言えば先日に道で、まるでロシア正教会のタマネギ型ドームの形をした珍しい石の塊を置いている民工(出稼ぎ農民)がいました。見た感じどうやらそれを売っているようなのですが、普通なら出店なんか開かない狭い歩道で石を一塊だけ置き、体育座りの格好のままずっとそのタマネギだけを磨いています。見かねた通行人が値段交渉するのですが一切口を利かず、イヤイヤと首を振って応対するだけでただ事ではない雰囲気を持っていました。あれも病気の人だったのだろうか。
わかりにくいという方は、漫画はじめの一歩で世界チャンピオンになった鷹村のミニ銅像を売らなきゃいけない羽目になり、路上販売をして精神の均衡が崩れ、心身ボロボロになっている青木の姿を想像して下さい。
道の本屋(中国風キオスク)で二次元狂熱を見つけた。この本、でも紹介されている通り日本アニメや漫画の説明だけで終わってしまう一般の中国オタク雑誌とは一線を画し、かなり突っ込んだところまで記事にしているので、人気で手に入りにくい一冊なのです。
そんな品薄雑誌を購入できたのは僥倖なんでしょうが、いかんせん今回の特集は中国人も大好きな東方プロジェクト。二次創作のならニコニコ動画でよく見てるのですが、本物のゲームは一度もやったことがありません。
肝心の内容はと言えば、二次元狂熱とタイトルは凄んで見せているがそこは中国、行けても電撃大王レベルで電撃姫レベルには到底及びません。だが、一般のアニメ雑誌とひと味違うトピックがあります。それが、現役中国人アニメイターの暴露話。やれ京アニはクソだとか、金融危機のせいで俺たちに回ってくる仕事が増えたとか、春節の時はハードどころかデスワークだったとかあられもない話を披露してくれます。
あとは
特別付録・ペーパークラフトゆっくり。流石台湾にも多くのファンがいるゆっくりだ。しかしこれは日本のどっかからダウンロードしたものなのか・・・?
さてそして、僕もとうとう射雕英雄伝の漫画を買いましたよ。これで内容に関する話が書けるってものです。
どれどれ・・・・
???
ウソみたいだろ・・・これ、今から23年前の漫画なんだぜ。タッチはもうサンデーで連載されてるんだぜ・・・
これは連環画と言い、上に漫画、下に文章が載っている中国独特の漫画であります。ちなみに射雕英雄伝はこれ以外にも漫画化されていて、このような変遷をたどっています。
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黄蓉が幼くなってるっっっ!!黄蓉が日本でロリになるのは歴史の必然だったようです。
この他、徳間書店から中国人漫画家李志清が描いた射雕英雄伝が出ると聞きます。来ているのかな、射雕英雄伝ブームが。
とまぁまとまりのない紹介をしました。だからオチはない。