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HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
33
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      

813日から19日まで開催された上海書展(上海ブックフェア)で816日(土)に日本から招かれた島田荘司・麻耶雄嵩両先生によるサイン会が新星出版社と上海新華伝媒の共催で行われました。

 

19時スタートにも関わらず、18時過ぎに会場の外には既に長蛇の列が出来ておりました。上海ブックフェアは同時刻に他の作家のサイン会も行われるし、特に案内もないのでこのぐらいの長さになると果たしてこれが両先生のサイン会の列なのかわかりません。

私も、列の中に麻耶雄嵩の『鴉』を持っている女の子を見つけていなければ並ぶのを躊躇っていたでしょう。

 

 

19時過ぎにようやく建物の中に入れましたが、その頃には両先生のトークは終わっており早速サイン会がスタートしました。

 

最初このサイン会のシステムがよくわからず戸惑ったのですが、壁際に並ぶ列とは別にもう一つ短い列がありました。

 

部屋の周りを並んでいる人たちはサインを書いてもらう本を現場で購入するために並んでいます。

現場には島田先生の『アルカトラズ幻想』、『Pの密室』、『最後の一球』、『星籠の海』などや、麻耶先生の『隻眼の少女』や『翼ある闇』(2冊とも20148月発売)などおよそ1,000冊の新刊本が用意されておりました。聞くところによると完売したらしいです。

 

そして席に座っている人たちは自分で本を持ち込んでおり短い列に並ぶことができるため余裕があり、またはサインがいらないから座っております。

 

 

ちょっと見づらいかもしれませんが書籍購入組の列は部屋を一周し更に外にまでズラッと並んでいるのに対し、持参組の列はせいぜい数十名しか並んでおりません。

私は北京から本を一冊も持ってきていないので、購入列に並ぶのが妥当なのですが19時から21時の2時間しかないサイン会では絶対に私の番が来ないと思い、列から抜けて持参組の列に並び直し、両先生から握手だけしてもらい会場の椅子に座りました。

 

 

そこでのんびりとサイン会の様子を眺めていたのですが、参加者の多さに一番戸惑っていたのは主催者側のようで会場には「サインは11冊までです」というアナウンスが流れ、その後に「サインを貰った人は出て行ってください」と指示が出され、サインを貰い自分の席に戻ろうとした女性がスタッフに強引に追い出されそうになっていました。

 

 

何故こういうことが起こってしまうのかと言うと、問題は持参組の列にありました。彼らは一人で数冊の本を持ってきている人が多く、私が見たところでは麻耶先生の『翼ある闇』の日本語版文庫本まで持っている人もおりました。ただしスタッフにその本へのサインを断られておりましたが。

 

 

そして彼ら持参組の列は短いために本を持って何度も並ぶ直すことが可能となっているわけです。これが中国のサイン会で見る通常の光景か定かではありませんが、以前北京交通大学で行われた島田荘司先生のサイン会でもやはり彼らのような人がいました。

その所持してきた数冊の本が彼一人のものかそれともサイン会に行けない友人に頼まれて持ってきたものかわかりませんが、彼らは仲間と手分けして何とか全ての本にサインを貰おうとしておりました。

 

 

その結果事件が起こります。全く進まない購入組の列の後ろの方に並んでいた女性がスタッフに対して突然「アイツもアイツもアイツももうサインを貰ったのにまた並んでいるぞ!ルールを守れ!ルールを!!と現場を静まらせるほどの絶叫を上げ、会場から出て行きました。

 

私も既に並び終えた人間なのでこれ以上居続けたら流れ弾を食らう恐れがあったので会場を後にしました。このとき既に20時を回っておりました。そして会場の外の光景がこちらです。

 

 

 

まだ外にこれだけの人数が並んでいました。

 

結果としてこの日は500人以上が集まり、数百人がサインを貰えなかったとのこと。このことに対し新星出版社の褚盟氏はマイクロブログで「空前の成功だが上海の読者には申し訳ない」とコメントを出しました。

 

 

上海に限らず、私のように北京などの他都市から来た読者もたくさんいたでしょう。怒鳴った女性もしかり、恐らく島田先生宛の手紙を日本語で書いていた女性も会場にはおり、中国人読者が如何に先生方に会いたかったのかをうかがい知れます。

 

 

褚盟氏は今回の失敗を反省し、上海に『日本推理文化盛会』(日本推理文化大会)を組織すると宣言しました。具体的にどんなことをする組織なのかは不明ですが、上海にいる日本推理小説の読者の受け皿となるでしょう。

 

 

また53日に島田荘司先生がマイクロブログで話していた『新星島田賞』短編賞設立についても今回の来中で進展があったに違いありません。

 

 

今回のブックフェアの大盛況ぶりを肌で感じた島田荘司先生はマイクロブログで「中国に住んで、中国の作家になりたいと、本気で思いましたよ」と中国に対し大変好意的なコメントを出しました。

『新星島田賞』もあることですし、なんか今年辺りにもう一回中国に来てくれそうですね。またサイン会があったら今度は必ずサインを貰おうと思います。

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