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プロフィール
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栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
40
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
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51日と52日に北京の国家会議センターでコスプレイベント『IDO 16』が開催されました。

 



去年10北京のコスプレイベントでビリー兄貴を見に行った話のときと同じ建物を使用していますが今回の会場はその地下です。51日は北京の最高気温が30度を超え、またその日の来場者数は約1万人とのことでしたのでかなりの蒸し暑さを感じました。

 

今回の『IDO16』には『IDO 13』のビリー兄貴や仮面ライアー217氏のような海外からのスペシャルゲストはおらず、コスプレダンス大会がメインイベントのようでした。チケットは当日券1枚が50元。確か『IDO13』も50元だったかな…

 

展示物やイベントを紹介します。

 

エヴァンゲリオンの公式スマフォゲームの宣伝ブースです。

 

 

公式のはずですがそこで配られていたウチワの日本語がちょっとおかしい…ネルフ本部に入っ\ってなんなんだ。

 

 

ダンスイベント。この衣装はラブライブでしょうか…

 

 

ラブライブあるところにラブライバーあり。イベントを重ねるごとにサイリウム持っているヤツとオタ芸ができるヤツが増えているように感じる…彼らはどこで練習しているんだろう。

 

 

会場で販売されているものは大抵Tシャツや抱きまくらカバー、ポスター、画集やコミックス等の既成品ばかりで特に目新しいものはなかったです。北京のコスプレイベントでサークルの同人誌やオリジナルグッズが売られることは少ないのでショッピングはあまりおもしろくありません。

 

それでもくまモンの人形があったのは印象的ですかね。あとこの変な魚はなんか元ネタがあるんでしょうか。



ちなみに、10月の段階であちこちにあったうまるちゃん人形はもうあまり見かけません。

 

 

トップレスはマズイだろう…2日目に見に行ったらなくなっていたからなんか注意受けたのかもしれません。

 

 

毎回代わり映えしない販売物の中で目を引いたのは真っ白なCDROM一枚ずつにBLゲームとギャルゲーのタイトルが書かれていた違法コピーゲームと、日本の漫画原稿を売っていたブースです。後者のブースは撮影を断られてしまいましたが、まんだらけにあるようなワンピースの原稿や『一番くじ 進撃の巨人 A賞 複製原画』と書かれたまさにこのヤフオクにある通りの品物がありました。値段は聞いていません。
 


■『一番くじ 進撃の巨人 A賞 複製原画』■


 
 『
Fate/Zero』の舞台劇です。こういうコスプレ劇は中国独特のコスプレ文化でしょうかね。

 

Fate/stay night』の方もやるのか…

 


 
 

『宅舞』(踊ってみた)や『カラオケ』ができる自由参加のコーナーです。おそ松さんパーカーを着ている女の子がいますね。

ラブライブの曲を踊ったり、日本語のボカロ曲を歌ったりしていて自由参加とは言え一定以上の実力が要求される場所です。ただ、私は今まで何度もコレ系のイベントに参加していますが、一度も『いーあるふぁんくらぶ』を歌っている人を見ていないのは何故でしょう。あんまり人気ないのでしょうかね。

 

 

 

これは友人が所属している動漫イベント団体『Cospace』のブースです。彼らは730日に今日のようなコスプレイベントを開きます。


 Cospace夏祭り


 
 全員で『
Butter-Fly』合唱(タイムスケジュールに記載有り)。

 

 

板野友美の北京・上海ツアー及び舞台版『フェアリーテイル』の上海公演(日本語版、中国語字幕付き)のポスター。

 

 

ラブライブのルービックキューブ。普通のサイズもあったけどこれはデカすぎ。というかこれはどう合わせたら完成なんだろう?

 

 

・おまけ
 

Eva展販売所 チケット売り場と書かれている)

 

この会場は本来エヴァ展をやるはずだった場所なのですが、半年経ってもまだこういうのが残っているってことはここで普段何のイベントも開いていないということでしょうか。ちなみにチケットの値段は70元と書かれています。なかなかの値段です。


春のコスプレイベントで2日目の5月2日は雨が降りましたがそれでもだいぶ暑かったです。そんな中、仮面ライダー(どのシリーズかは不明)、ガンダム、デッドプール、その他ゴテゴテした服装や中国系衣装をまとったコスプレイヤーさんには本当に頭が下がります。 


 ・おまけ2

 

 なんのアニメかもわからなかったけど迫力があったので思わず撮影した。中国のオンラインゲームかな…

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豪学競技 作者:使徒子/嗶嘰(ビジ)

 


西暦2075年、教育に革命が起きていた。全く新しい「豪学競技」教育システムの登場によって学生は量子ロボットを使用してデュエルを行い、その中で学習と強固な知識を蓄えることができた。文化系の南著はお小遣い欲しさに仕方なくデュエルに参加して他の学部のライバルや友人と出会い始める(コミックスあらすじより引用)


 

自分の知識でアニメの遊戯王のカードバトルみたいなことができるようになった近未来に学生たちは自分の勉強内容にもとづき歴史上の偉人たちを召喚してデュエルをすることにハマっていた。主人公の南著はその時代に紙媒体が好きという変わり者であり魯迅全集を読むほど魯迅が好きで、デュエルの使用キャラも当然魯迅である。

 

他のキャラクターはエジソンとかニュートンとかニコラ・テスラとか科学者を使用しているが、だからと言って文系が弱いというわけではないらしく、如何に召喚した偉人について熟知しているのかが勝負の鍵になるらしい。だからこそ召喚する偉人によってはハイレベルな知識が必要になるのかもしれない。

 

 

主人公南著は魯迅のことを熟知しているためヒロイン枠の呂寒子が召喚したミケランジェロとデュエルしているときに、ミケランジェロのパレットナイフ攻撃に対して魯迅にメスを持たせて反撃しているが、この偉人の情報ってのは嘘や間違いがあった場合デュエルにどう反映されるんだろうか。偉人全てを網羅したデータベースがあってそれに適合しない知識は弾かれるようになっているのか。いろいろ考察ができそうな漫画だし、2巻では物語の鍵を握っているような少女が出てくるので今後の展開並びにどんな偉人が召喚されるのかが楽しみだ。


 下記のURLから漫画を閲覧できます
 豪学競技:http://ac.qq.com/Comic/comicInfo/id/532242

 





 中国のアマゾンにおすすめされた漫画本。第一印象で面白そうだと思った作品が実は日本の書籍の翻訳版だったというガッカリを今まで何度も味わってきた身として変わったタイトルで『rakugaki』という作者の名前にまた日本の本かと期待していなかっただけに、良い作品に出会えた喜びもひとしおだ。


 本作の主人公は2人。1人目は兄貴とその親友のカップリングを作るぐらい腐っている妹と、もと同人作家の母親と非オタクの父親がいる裕福な家庭で暮らす楊唯(読みはYang wei)という非オタクの男子高生。2人目は両親の馴れ初めがコスプレイベントというオタク家庭に暮らし、周りにはオタクであることを隠している佟琪(読みはTong qi)という女子高生。

  
左が楊唯、右が佟琪


 発端は楊唯が妹の楊依が描いた自分とその親友の石葉のカップリングイラストを発見することから始まる。しかし叱りに来たはずの母親は娘に対し「石葉は誘い受けじゃなくて健気受けでしょう」と楊唯には全く理解できないことを言い、彼は尚更混乱する。翌日、楊唯は隣の席の佟琪に純粋な好奇心から「健気受けってなに?」と聞き彼女を狼狽させる。その後もいろいろあって楊唯は佟琪に彼女以上の秘密を持っていると誤解されたまま彼女と友好を深めようとする。



 娘にカップリングを説く母親


 この作品の見所は親のオタク趣味が子供に影響するという点だろう。本書の本来のタイトルが『宅腐2代』(オタクと腐女子の子供)ということもあり、主人公二人の親もまた主役であるべきだ。それを表すかのように、作中では親が大学生だった頃の話が挿入される。中でも私が衝撃を受けたのはこの話だ。

   

 これは佟琪の父親が大学生だったときに参加した同人誌即売会で隣にいた人気同人作家が楊唯の母親だったというエピソードなのだが、注目して欲しいのは「それは今から20数年前のCB10動漫イベント」という文章の下で佟琪の父親が着ているSOS団のTシャツだ。

 (CB10の意味は不明。第10回コスプレ・○○イベントという意味だろう)
 

 これを見たとき「えっ?!ハルヒってもう放送から20年経ってるの?」と怖くなったが、『涼宮ハルヒの憂鬱』のアニメは2006年に放映されているのでハルヒ放送から20年後となると2020年代後半となる。作者は巻末で各キャラの設定を身長から血液型まで考えているのでこの時代設定が単なるミスとは思えない。そこから考えるとこの漫画は敢えて近未来を舞台にしていると理解できる。

(中国で血液型は日本ほど重要視されない。)


 遠藤誉の『中国動漫新人類』によれば中国では2000年頃からコスプレ現象が爆発的に流行したとある。そして私が留学していた2007年にも北京の大学構内でコスプレイベントが開催され、少量だが同人誌(健全)も売られていた。2000年代後半にオタク学生だった中国人もその20年後の2020年代には40歳代となり、子供がいれば楊唯や佟琪の年になっているだろう。


 漫画では楊唯の母親が息子からシンジとカオルをイメージした2本1組のエヴァ香水をもらって喜んだり、娘の楊依に漫画の描き方を教えたりしてアニメや漫画が親子のコミュニケーションを円滑にしている。一方、父親が昔女装コスプレイヤーであったという佟琪も小さい頃は六花(中二病でも恋がしたい!のキャラ)のコスプレをして友達にドン引きされたという過去が描かれている。

 

 初音ミクが母親で戦場ヶ原ひたぎが父親


 この漫画に描かれている親子二代に渡るオタクコミュニケーションって、現在30代でもう結婚して子供もいる元オタク学生の家庭に将来訪れる未来なんじゃないだろうかと思う。

 2巻では『家長会』(生徒の親が学校に来て教育に関する説明を受ける保護者会)で楊唯や佟琪の親が接触することになるようだが、今後は親を巻き込んでオタク家庭同士が交流していくのかが期待だ。


作者のマイクロブログアカウント:落書KI
作品のマイクロブログアカウント:宅腐2代



ダイヤモンド・オンラインにフリージャーナリストの中島恵さんが北京のオタク事情に関するコラムを投稿していました。

『“停滞”中国を救うオタク文化の目を見張る成長ぶり』


 

その1ページ目で現在は休業中の北京の漫画喫茶『B3』が取り上げられていたのですがその紹介がなんというか…

  

その漫画喫茶「B3」は怪しい場所にあった。

壁は剥げ落ちてボロボロ。

少々手垢がついた漫画本…

 

もう少し こう 何というか 手心というか…

 

 

言っていることはどれも間違っていませんが、こんな場所でも留学生や在北京日本人の数少ない憩いの場なのであまり怖がらせるようなことを書くのは勘弁していただきたいです。確かに、私も友人に初めてこの店に連れて行って貰った時はちょっと面食らいましたが…

(店は写真にある通り壁一面が本棚になっています。客はテーブルで漫画を読み、混んでいるときは相席にもなります。だから日本のインターネットカフェみたいなイメージを持って入店するとビックリします。私は以前、店に入るや否や店員に「この店にはパソコンないの?」と聞いた日本人のオジサンを見たことがあります。)

 

さて、私がこのコラムを読んでいて「おや」と思ったのは『置かれていたのは100%日本語の漫画本や雑誌だが、筆者が店内にいる間、日本人の姿は1人もなかった。』という箇所です。

店を訪れた時期が違うだけでここまでの認識のズレが起こるのかと感心しました。何故なら私はB3に来る客なんて日本人ばっかりだと思っているからです。

 

B3は北京の軍事パレードの影響で2015年の8月下旬に臨時休業し、現在に至るまで漫画喫茶として営業を再開していないので、中島さんが店を訪れたのはその前ということになるでしょう。そして例えば中島さんが北京に来ていたのが7月か8月だとすると、夏休みには留学生が一時或いは完全帰国して日本人学生の数がめっきり減るのでB3の客層も日本人より中国人が目立つことになります。

そして私は土日にしかお店に行けませんが、週末は留学生の他に私と同じ境遇の日本人の社会人の客が多いです。中国人もいないことはありませんがやはり毎回日本人客の数の方が多かったと記憶しています。

 

B3の客層一つでもその時期や観測者が違うだけでまるっきり逆の結果になるのですね。土日の様子しか知らない自分にとっては面白い情報でした。

 

ちなみに、漫画喫茶B320161月現在まだ営業を再開していません。春節終わったらそろそろ再開して欲しいんですけどね。

快把我哥帯走 著者:幽・霊

 

タイトルを直訳すると『早く兄を連れて行って』。ラノベタイトルっぽく意訳すると『お兄ちゃんさっさと出ていって』ってところだろうか(帯走を出て行けにするのは意訳すぎるだろうか)。

タイトルだけ見てライトノベルかと思いアマゾンで即買したのだが中身は漫画だった。だけど内容は『まんがタウン』にでも載せていいんじゃないかってぐらいのほのぼの兄妹漫画だった。

 

もし兄がいたら

もしこんな兄がいたらきっと時秒と同じように

毎日何回でも暴れたい?!

 

キャッチコピーの1文目に「もし兄がいたら」という仮定を立てるのが中国らしい。日本なら2番目の「もしこんな兄がいたら」から始まるだろうが、中国なら兄弟姉妹がいることが結構ハードルの高いIfの話なのでこう書いても違和感はない。

欠哥(中国には兄が足りない)、国欠妹(中国には妹が足りない)と嘆く声が特にビリビリ動画の『干物妹!うまるちゃん』の画面上に出てくるように、一人っ子政策化に生きている中国人が兄弟姉妹のいる生活に興味を持ち、羨んでいるのは確実だ。私は以前、留学中に知り合った中国人学生の口から『姉』という単語が出てくるのでまさかお姉さんがいるのかと尋ねたところ実はイトコだったってことが数回もあった。身近な人間を擬似的な兄弟に例えて身内自慢をしたい気持ちがあるのかもしれない。

ただ、今後はイトコなんて存在も少なくなるのだろう。

 

さて、本作品はいわゆるウェブ漫画で、今年1月に微博にアップされてから合計閲覧数が3億回にも上り、2015年度の第12回金龍賞の最佳劇情漫画賞の銅賞に選ばれた。

(金龍賞:中国のアニメや漫画などの優れた作品に与えられる賞)

(最佳劇情漫画賞:直訳すると最優秀ストーリー漫画賞)

 

あと、「兄がいたら」というキャッチコピーから察する通り、この漫画は女性読者を対象にして描かれている。

 

 

キャラクター紹介

 

兄:時分

テンション低めの高校生。色気より食い気の面倒くさがり屋。バスケ部所属。可愛い。

 

妹:時秒

テンション低めの中学生。兄妹喧嘩にはいつも勝つ方。兄よりはしっかりしている。可愛い。



 

時分の友人:開心

バスケ部のエース。以前食堂で時秒の代わりにお金を支払ったことがきっかけで時秒に一目惚れされる。しかし開心と時分はそのことを知らず、時秒も片思いの相手が兄の友人だと気付いていない。

 

時秒の友人:苗妙妙

妄想過多の女の子。時分に好意を抱いている。


 

キャラが可愛い漫画だけど4コマ漫画ではない。しかしテンポは4コマ漫画に似ていて、オチはついているがひねったものではない。兄妹あるあるネタが通用しづらい中国でどんな漫画ができるのだろうと期待したもののカップルネタを兄妹ネタに置き換えただけじゃないのかというオチがちらほらある。しかし兄妹だからこそ微笑ましく見え、また許容できるネタもあるので、つかず離れずの距離感をよく表現できていると思う。


 

一口ちょうだいのシーン

 

コーラのシーン

(説明すると自分のコーラを勝手に飲んだ時秒に「それさっきツバ入れた」と嘘を吐いたところ吐き戻される。数分後、そんなことをすっかり忘れてコーラを飲む時分に時秒がドン引きしている図)

 

作者の幽・霊は実は双子の姉妹。これらも実体験を下敷きにしているのだろうか・

 

 

実はこの兄妹はちょっと複雑な家庭環境にあり小さい頃に親が離婚して父親と暮らしている。何故父親と暮らしているのかと言うと、明るく元気で教養もある母親より無教養で飲兵衛のタクシー運転手の父親に同情したというブチャラティみたいな行動を起こした時分が父親を選んで時秒も兄に付いて行ったからなのだが、これ母親からすると子供二人に捨てられたってことだからダメージデカそう…

 

ところで、両親の離婚で子供が頼りがいのある親ではなく可哀想な親を選ぶという元ネタはどこまで遡れるのだろう。

 

 

この両親の離婚が描かれた29話の過去編は是非ともみんなに読んでもらいたい。先日父親を選んだことも忘れて、母親が自分たちを捨てるはずがないと確信している時分と時秒が家から出て行った母親に戻って来てもらおうと体を張った作戦を実行するのだが、全てはもう終わっていたと気付いた時分が兄として時秒をあやすシーンはフィクションが故の嫌味のない美しい兄妹愛を感じる。

 

 

このようにシリアスなシーンもあるが以下のようなネタも仕込まれ漫画としての完成度は結構高く内容が充実している。

 

 

やだかっこいい

 

壁ドン

 

トンガリアゴのイケメン

 

あと各所に出てくる妙に構図が上手な関節技や投技の一枚絵が無性に気になった。作者は格闘技や格闘漫画が好きなのだろうか。

 

  

 

  

  しかしこの漫画、何故『快把我哥帯走』(早く兄を連れて行って)というタイトルなのだろうか。妹が兄を嫌っている描写もうざがっている描写もないし、喧嘩をすると言っても時秒が一方的に時分を投げ飛ばしたり関節技を決めたりと微笑ましい内容なので、なんでこんな兄を邪険に扱うタイトルなのかは読んでもよくわからなかった。

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