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栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
40
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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いやぁボクも行きましたよ。23日に行われた山口勝平声優イベントに。

 kakutou7.JPG

中国では聞き慣れない声優という言葉にも関わらず、この日は数百人の観客が集まりました。

kakutou1.JPG

 


kakutou2.JPG





続々と登場する声優たち。

 kakutou3.JPG

この日、世界から総数24名の声優たちが集結しました。

 kakutou.JPG

熱気に包まれる会場の中粛々と進行し、イベントに緩急を付ける名司会者。

 

 kakutou4.JPG

腐女子大歓喜の絡みシーンも。

 

 

 

 

いや、えっとスイマセン。正直に言うと、この格闘技イベント自体面白くありませんでした。日本人選手も三人出ててメインは日本人対中国人だったのですが、全然知らない選手だったんでまったくのめり込めませんでした。


所変わって本日24日の日中学術交流会の風景。

 kakutou6.JPG

この日は芸能事務所ウォーターオリオン社長の福島央俐音さん、音楽関係者?の朱根全さん、出版関係者?の柿崎さん、中国人アニメ監督の王川さん、清華大学日本史教授の劉暁峰さんが会場に来て下さり、そして手塚プロダクション社長の松谷さんと中国動漫新人類の作者遠藤誉さんが日本からネット映像での参加となりました。

 

各人がそれぞれ十分間ほど話すと言う講演で、難しい内容ではありませんでした。

 

元声優の福島さんは中国人声優が生まれることを期待していたり、手塚プロ社長の松谷さんは手塚治虫がどれほど中国を大切にしていたかを力説したり、遠藤さんは相変わらず中国のアニメ技術は素晴らしいというベタ褒めっぷりで、正直言いますとヌルイ講演でした。

 

そんな中で王川さんが制作した『地蔵』というアニメを上映してくれたり、日本の出版社かどこかで働いている柿崎さんが著作権問題は解決できないというかなり現実的なことを仰っていたのが印象的でした。

 kakutou5.JPG

押井守とAKIRAの大友克洋のにおいがしたアニメでした。

 

そんなこんなで講演もたけなわとなり、待望の質問タイム。ボクも友人も聞きたいことがあったので手を挙げる気まんまんでした。

 

えースイマセン、時間がないので質問コーナーはカットということになります・・・・・・本日はありがとうございました。

 

 

えええええええ(;´Д`)

 

おいおいみんな、昨日のイベントに精根尽き果てちゃったのか?会場見れば寝てる学生いっぱいだし。

 

うーん、去年の交流会にはいなかった多様な顔ぶれだったので是非とも話を聞きたかったんですけど。

 

中国のアニメレベルはもう日本と変わらないなんて仰ってますけど、じゃあ中国でアニメ化しうる原作ってあるんですか?アニメーター育成よりも原作者が生まれるのを待った方が良いんじゃないですか?

 

 

こういうことを質問したかったです。

 

 

アニメだろうが創作物一般って人手が足りてりゃ作れるってものじゃないでしょう。面白いアニメって言うのはそりゃ内容に合った作画技術は必要ですけど、話の巧さが何より大事でしょう。

 

去年と同じくそういうことに触れられてないなぁと感じる消化不良な講演会でした。

 

 

でも収穫もありましたよ。

 

23日のイベントに行ったカメラマンさんとお話しする機会があって、アフレコをやる上での版権問題ってどうだった?と聞きましたら、やっぱりその問題はクリアできていなかったようでアフレコもアニメ映像は流さず、中国人学生が描いた絵を映すという同人でもやらないような紙芝居沙汰だったようです。

 

 

いつもならバンバン映像を流してアフレコするんですけどね。本物を呼んだせいでクオリティが下がるという異常なイベントになったそうです。あのチラシの出来もうなずけますね。

 

 

あと、講演会終わりに山口勝平さんと成田剣さんの帰国に立ち会えました。山口さんは背が低かったのですが、溌剌とした雰囲気に包まれてましたね。女の子にサインをねだられ囲まれる様は完全なスターの姿でした。

 

こういうイベント、次はいつあるんでしょうねぇ。

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炎のアニメイベント!
しゃおりん URL
うわ~~っ!!! リアルな現場報告、ありがとうございます~! 炎につつまれた熱狂声優イベントも面白いっ!!^^;

変わって交流会ですが、出版関係者の「著作権問題は解決できない」という発言は、気になりますね。なぜなんでしょう。

それと、
>同人でもやらないような紙芝居沙汰
うーん、それはそうなんですけどね~。こういうイベントをやるとき、もっと大きな枠組み――日本のアニメ業界を巻き込むようなシステム作りができないと、未来永劫の「紙芝居沙汰」でしょうねえ。

でも、本物のアフレコもあったんですよー。福島さんが日本から持ってこられたカエルの冒険の話で、2分のショートアニメです。これは版権問題をクリアしていたはずです。

個人的には、学生が書いたイラストでのアフレコも、それなりによくできていたと思いましたけどね。。。^^;

>山口勝平さんと成田剣さん
なんだか、中国側の熱気に感激されていたようですよ。

>こういうイベント、次はいつあるんでしょうねぇ。
こんどは、秋にも、JAPAN FOUNDATION が計画しているらしい。例のサークルも全面的に関わることになるらしいですよー。
無題
阿井 URL
山口さんも成田さんも決め台詞のオンパレードで会場を湧かせていたようですね。あの熱狂を生で感じられたしゃおりんさんが
羨ましいです。

著作権問題云々の話ですが、柿崎さんは確かここまで海外に日本の出版物が出回っている状態で法整備なんかしたら、その頃にはめぼしい出版社はほとんど姿を消している、という旨のことを仰っていた気がします。


次は秋ですか。今度こそはっ・・・・・・

無題
くすぐり
中国のアニメ原作が日本のアニメほど巧みなストーリー性がないことは遠藤氏も『中国動漫新人類』でちゃんと述べているとおもいますけど。
無題
阿井 URL
くすぐりさん
確かに遠藤さんは以前そのようなことを言っておりました。そのことを失念していました。すいません。
しかしこの講演会の時の遠藤さんは、とにかく中国のアニメ技術ばかり褒めていたので、それに違和感を覚えてしまったんです。


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