今日は友人の友人でモンゴル研究をされている日本人教授の方が、モンゴルから中国へ帰って来たということで浙江省料理の店で歓迎会を開きました。そして僕は美味い飯にあやかろうとして、ご相伴にあずかりました。
食事会の会話は、そのモンゴル研究の教授が明るい人であったおかげで酒食とともに進んだ。そしてその教授に僕が自分の出身大学を言うと、母校のモンゴル人の教授の名前を出されて、業界人としての見識の深さを思い知らされた。
食事の席で院生と話すときは大学生と話すときよりも専門的な会話になってしまうので門外漢の僕は聴き手に回るしかないんだが、複雑な問題を砕いてわかりやすく話してくれるので嫌ではない。
ただ、院生同士が各々の研究成果と情報を話し合っているのを眺めていると、少しうらやましくなる。
もしも自分が院生だったら研究や情報交換の話で盛り上がるのかと考えたが、僕の専門は中国とは全く関係がなかったので、院生になっても留学はしないのだった。