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プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
34
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      

ちょっと反省すべきことがあったので。 

 

外国に暮らしているとその土地の風俗や習慣に否応もなく染まっていきますが、慣れていくとここはこうだからという勝手な思い込みで物事を判断してしまうことがあります。

 

私が住んでいる地区は一応中級から高級の部類に入る住居地らしく、各マンションに入るときにカードキーによる解錠が必要になります。夏の間は裏口が開いていてそこからマンション内へ自由に入れたのですが、冬になって寒気を遮断するためか裏口が封鎖されてしまい正面玄関からしか入れなくなりました。

このマンションに引っ越したとき、大家から「カードキーないんだ。でも大丈夫、問題ないよ!と言われ、カードキーをもらえませんでした。しかしドアを閉ざされた今、カードキーを持っている住人が来るまで門の前で待たなければならない不便を強いられます。

そこで裏口を閉ざされて以来、私はマンション一階にある売店に目をつけました。この店はマンション内の住人に向けて商売しているのですが、マンションの外に面しているドアもあり、そこから店内に入れるようにもなっています。私はここからマンション内に入ることにしました。

  

この売店は住居を改造したお店で、夫婦が暮らしながら店員をやっています。だから24時間営業と書いていても彼らが寝る時刻になると店を閉めますし、時間帯によっては子どもと一緒にレジのところでご飯を食べていたりします。

 

さて、その日も仕事も終えて売店の裏門を開けて店内に入ると、中にいたのは子供だけでした。特に買うものもないのでそのまま出て行くと、血相を変えた母親が突然店から飛び出してきました。どうやらトイレにいて私の入室に気が付かなかったようです。

そして私を見るなり物凄い剣幕で怒鳴り散らしてきました。

泥棒かと思った。と言われてもそりゃそうだなぁと思っただけですが、私が驚いたのは二度と裏門から入ってくるなという声です。

 

この母親は毎回裏口から入ってくる私に嫌気が指していたようで、旦那がいないその時に侵入してきた私に到頭キレたのでしょう。私はとにかく平謝りして、もう絶対しないと言質を取られてようやく解放されました。

 

しかし私は確かに正規の方法ではありませんが、裏口から入るぐらい別に大丈夫だろうとずっと誤解していました。それというのも彼らが気にしていないと思い込んでいたからです。

 

中国に長くいる外国人のマナーが悪くなることはよく聞きます。それも当然といえば当然で、毎日のように素行の悪い中国人を見ていたら自分もそうしても良いと思い込んでしまいます。

ただし、痰を吐いたりところかまわず喫煙する等の行動は中国でも許されているわけではありません。見逃されているだけで本来なら禁止されています。しかしマナー違反を見続けて、それに迷惑を被っているといつしか自分の中でこの場所ではこのぐらいのマナー違反ならやっても大丈夫だと思い込みます。

 

私もおそらく客には開放していない売店の裏口を使用したとき申し訳ないと思っていましたが、店の中でご飯を食べ、そしてパソコンでドラマをずっと見続けている、普通の店舗と異なる形態で運営する彼らはそんなの気にしないと思い込んでいたのです。ですがその結果私は散々怒鳴られました。

 

例えば中国の禁煙マークが付いているレストランでタバコを吸っても、高級店以外ならば大した問題にはならないでしょう。灰皿だって言えば出してくれます。しかしお店によっては如何にローカルな食堂レベルでもタバコを咥えた途端いきなり怒られるかもしれません。

 

中国全体では大丈夫だと皆に思い込まれている行動や、このぐらいなら大丈夫だろうという勝手な予測も、中国人個人と相対した場合それがとんでもなく非常識な行動になることもあります。

 

今回の件で私は猛省しましたが、その一方で何故怒られたのか腑に落ちず、いまだ完全には納得できていません。これは私が勝手に中国の常識と非常識の線引をし、裏のドアを開けたぐらいでは非常識的な行動をしたとは思っておらず、むしろ私を注意した女性こそ中国の基準に当てはまらない非常識な人間だと思っているからでしょう。

 

体に染み付いた偏見というのは本当拭いきれません。
   

 ちなみにカードキーの問題は、他の住人がキーロックを外して設定をずっと解錠状態にしたので解決しました。



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