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プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
33
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
 年末から日本に帰国して実家でくつろいでいたり札幌で遊んでいたりと穀潰しのような生活を放蕩しておりました。地元ではボクと同じように帰省していた小中時代の旧友と久しぶりに再会し、札幌では大学時代の友人はもちろん地元から出て札幌で働いている旧友とも少しの間ですが話すことができたなど、今回は同級生と遊ぶ機会を多めに作っていたため比較的充実した連休を楽しめました。
 
 なんで高校時代を抜かしているのかと言うと、高校卒業してから10年間1人の級友とも再会したことがないから今更会えないからです。灰色の高校生活を送っていたわけですが、別に苛められていたとかハブられていたわけじゃなくて、単にクラスに馴染めなかっただけなんですが、昼休みは他のクラスに遊びに行ってばかりだったし、放課後一緒につるんでいたのは小中時代の友人ばかりだったので、尚更クラスというものに対して思い入れがないです。
 ただこれって小中時代の生活圏から離れた高校に進学した人間ならけっこう当てはまる状況なんじゃないでしょうか。
 
 
 一応高校時代の友人にも帰省中に会う機会もなくはなかったんですが、結局自分から断ってしまいまして。
 
 帰国前にmixiで年末年始の予定を呟いたところ『友人』として登録している高校時代の級友からクラス会をやるからどうって誘いがあったわけですが、あまり仲の良くなかった級友たちと10年ぶりに会うなんてどんな罰ゲームだよとと思い、腰が引けて誘いは無視しました。
 
 10年間何の連絡も取っていなかったとは言えボクの現在の状況は多分この級友を通してみんなに多少は知られていると思うんですが、だからこそ参加したら「中国語喋ろよ」みたいなフリをされる展開が容易に浮かびました。それに就職先を中国に選んだ理由なんかいちいち説明したくないし、北京滞在歴6年目を迎えた今もなお人を納得させるような動機がないので、海外で生活しているという大きなネタを持っていて結局場を盛り上げられないと思うんです。
 
 そもそも中国に住もうが南極に住もうが、10年間音沙汰のなかった奴の生活に普通の人は興味なんかわかないわけで、仮にそのクラス会に参加した場合、級友たちが今までボクの話題なんか全くしていなかった現実に直面するる可能性の方が大きい。そういう二重三重の怪我を負うくらいなら参加しなくて正解です。
 

 しかしボロカス言われてますけどやっぱmixiってスゴいですね。というのも10年間顔も見ていない知人も相変わらず『友人リスト』にいて、ちゃんとレスポンスが返ってくるからです。日本の携帯も持たず年賀状が1枚も来ないボクにとって、あまり親しくない人との繋がりなんてmixiぐらいしか残っていないんですよ。
 
 
 でも北京に帰ってきてやはり未練があったのか、一体どんなクラス会なら参加したかったのかなぁと考えたわけですが、10年というブランクがハンデになっているので実際に会ったら自分も級友も結構気を使いながら会話をすることになるから、和気藹々と言った雰囲気には絶対ならないと思うんですよ。

 そこでお互いの近況を教えようとボクが今は中国で暮らしていると言えば、相手は社交辞令と言うか合いの手として『スゴい』と口にするでしょうが、この『スゴい』って言葉を聞くたびにボクは自分のことがたまらなく嫌になるんです。

 現に今回も帰国してから会ったいろんな友人や初対面の飲み屋の店員とかから何度も『スゴい』と聞かされましたが、この『スゴい』っていう言葉には賞賛の意味が全然含まれていないんですよね。驚愕の他に哀れみや労いも入っていて、褒められているのに見下されている感じがしないでもないです。
 

 海外暮らしを『スゴい』と言うことはは結局「クマムシって絶対零度の世界でも生きていられるらしいぜ、スゴいねぇ」と同じトーンの『スゴい』なんです。そりゃ海外で生活しているだけで褒められることの方が異常だから相手も褒めるつもりで言ったわけじゃないでしょうが、それでも『スゴい』って言われると一瞬嬉しくなるんですよ。でもすぐに自分は評価されるようなことなんか何もしていない事実に気付いて余計虚しくなる。
 
 自分が置かれている現状と比較して褒めるつもりで『スゴい』と言った人もいるかもしれませんが、ただ海外で暮らしているだけでやっていることは日本にいる人と変わらない、むしろ給料面とかでは遥かに劣っているので素直に受け取れないです。
 

 なので誰もボクのことを『スゴい』と言わないクラス会なら行きたかったなぁなんて妄想したわけですが、そういう言葉をもらえると思っている時点でクラス会に参加する資格はないんじゃないかとまた自己嫌悪に落ちる。
 
 
 褒められてはいないにせよ海外で生きているだけで『スゴい』と言ってもらえるんだから、自分が偉くなったと誤解しそうです。
 
 海外に出て自分を変えるなんて手垢のついた言葉がありますが、ボクが思うに海外に行ったところで変わるのは自分ではなく、海外に行ったという自分に対する他人の態度だけです。


 ただ『スゴいスゴい』と煽てられて一目置かれていると勘違いしているうちにいつか本当に『スゴい』ことをやる人もいるかもしれませんが。

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