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プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
40
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
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8日続いた長い休暇が終わる。
せっかくの休みを有意義に使えたかと言えば嘘になる。
惰眠を貪っていたわけではないが(むしろ毎朝8時には起きてた)、誇れるような使い方をしていたわけではない。
旅行をしていたわけでもなく、北京から外へは一歩も出ていないし家の周辺で済ます日も何度もあった。

管理人の栖鄭 椎に「この8日間で小説一本書いてやっから」と大言壮語して原稿用紙10枚程度の作品もまだ書き切れていないのは流石に問題だろう。

この8日間でボクがしたことと言えば、旧友に電話をかけたぐらいだ。


北京生活が2年になるというのに最近までボクはこっちから日本の携帯電話に電話をかけられると言うことを知らなかった。

中国の携帯電話はプリペイド式だ。
ケータイショップや道端のキオスクで『チャージカード』が100元で売られていて、これに書かれてある番号を入力すると100元分の通話代金がケータイに加算される。

もう一つ、IPカードというのがある。30元ぐらいの値段で100元分通話できるカードだ。
これにも番号が書かれており、その通りに入力すると国際電話がかけられるようになるのだ。ちなみに日本へは100元で30分程度話せる。


こんな機会がなきゃ日本にいる友人とも連絡しないだろうと思い、思い浮かんだ数人に電話をした。
そしたら、相手のケータイの機種によってはボクの電話が『非通知』になるらしくあまり取ってくれない。『非通知』にならなくても中国の携帯電話の番号から着信かかってきたらまぁ普通は取らないだろう。

電話してわかったんだけど、友人たちの電話の対応がかなり大人っぽくてビックリした。

ボク「もしもーし、今日は休みか?」
友「はい、そうですけど」
ボク「えっ?じゃあ今部屋か?」
友「いえ、外にいます」
ボク「あ、遊んでたか。悪い悪い。しかし久々じゃねぇか」
友「はい、そうですね……あのスイマセンがどちら様で……?」
ボク「あっ、そうかわかんないよな。どうも久しぶり、北京から阿井幸作です」

一拍置いて

友「てめぇかよ!よくわかんねぇ番号だったからなまらビビッタじゃねぇか。おお、元気かよ?」



そもそも今回の国慶節は帰国する予定だった。なので久々に友人の声を聞けて嬉しかったけど、なんやらみんな日曜日でもきちんと立派な社会人をしているようで淋しくもあった。

友人みんなもう25歳なのでいつまでも学生気分ではないんだけど、上記のような対応をされると意識の差に驚いてしまう。

いや、ボクも休日に知らない番号から電話が来たらまずは「您好」と自らへりくだった中国語で応対しますしね。日本人から電話が来るとはまず考えてませんし。

なのでもし友人の方からボクに電話をかけた場合、彼らも「阿井はもうすっかり中国に馴染んじゃったな」って思うんでしょうね。

北京在住のボクと日本在住の彼らには、狭くて飛び越えやすいけどものすっごい深い溝が実はあるんじゃないかと気付いた国慶節。

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