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プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
40
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
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 東野圭吾の新作『マスカレード・ホテル』『假面飯店』というタイトルで今年の7月に中国で発売されるらしいです。
 東野圭吾最高傑作『マスカレード・ホテル』 中国へ
 
 
 新作発売ということは、東野圭吾が中国大陸及び台湾や香港の出版社にとっていたとされている版権許諾の禁止措置が解かれたということなのか。また台湾香港向けの繁体字版も同時に発売されるのか。6月7日時点で上記の第一報以外のニュースがないため、詳しいことは何一つわからず、今は続報を待つしかないそうです。
 
 それより気になるのは、記事の中で引用されている東野圭吾の2つのコメント(下線は副管理人によるもの)

 higashino.jpg
 
 赤線部分「私ですら今後これを永遠に超えられないと思った」(適当訳)というコメントは、マスカレード・ホテル公式サイトのエッセイ&プロフィールの末尾から取ったもののようです。

 higashino2.jpg

 ニュアンスは違うけど言ってることはだいたい同じでしょう。


 しかし青線部分「この小説で自分の想像力を極限まで発揮できたと感じたし、同時にこの作品はきっと読者の心の奥底を打てるだろうと思った」(適当訳)というコメントはネットをちょっと探したぐらいじゃ見つからなかったです。
 
 おそらく東野圭吾が紙媒体でのインタビューで口にした言葉なんでしょう。それか中国媒体向けに語ったものかもしれません。
 中国語訳された作者コメントを見るとその真偽を疑うくせがついてしまいましたが、新聞記事ぐらい信じなければいけませんね。
 


 近年の東野圭吾作品では最高傑作と評される本作が中国市場に現れることにより、ミステリ小説版権バブルの再燃が訪れるかもしれません。
 
 この出版劇の内情が明らかになるにつれて中国ミステリ業界がどう動き、中国人読者がどんな反応をするのか楽しみであります。
 
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