忍者ブログ
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
フリーエリア
最新コメント
[12/21 LenkaAdhes]
[09/26 MabelKarce]
[09/25 Rositaelego]
[08/19 Jessiehop]
[08/19 HaroldLab]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
41
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
     ★を@に変えてください
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
* Admin * Write * Comment *

*忍者ブログ*[PR]
*
このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 

 

101日から国慶節長期連休を迎えた中国の北京ではオリンピック公園付近の国家会議センターで大規模なコスプレイベント I DO13が開かれていた。イベントには国内の有名コスプレイヤーやダンスユニットの他に海外からのゲストを招き、101日にはニコニコ動画の有名躍り手仮面ライアー217が来る予定になっていたが、私の目的は最終日の103日にあった。その日にはなんとニコニコ動画で有名なパンツレスリングの兄貴ことビリー・ヘリントンが来るというのである。ビリー兄貴が中国に来るのはおそらくこれで3回目で2012年には上海に、2014年には山東省東営市に来ている。

 

この機会を逃したら多分日本でも会えないと思った私は当日の3日、オタク趣味の友人(日本人)と会場に向かった。

 

イベント会場は国家会議センターの一階全てを使用しており、これまで私が行った北京のコスプレイベントの中でも比較的大きな規模だった。しかし各ブースで販売されている物は抱きまくらだったりTシャツだったりカラーコンタクトやその他の小物だったりで別段見どころはなかった。強いて言えば『うまるちゃん』グッズが妙に多くて、そのぬいぐるみを買っている来場者が目立ったことだ。あとは全体的にラブライブが優勢でアイドルマスター関係のグッズは少なく、時代の趨勢を感じさせられた。

 

・各種販売物や展示物

 

 

 

 

 

 

 

  


 ・兄貴待ち

出し物をするステージはメインとサブの2つあり、メインではダンスユニットの演目がずっと行われていて、ビリー兄貴はサブステージでの登場となる。私と友人はいくら兄貴とはいえ中国での人気は薄いんじゃないかと開演前に不安がっていて、もし観覧者が少ないようなことがあれば我々二人で精一杯声を出そうなんて話し合っていた。そして開演予定時刻の30分前にステージを囲うロープの一番近くに陣取り、兄貴の登場を待った。

 

  

そして当初の時刻より遅れること1330、ステージ付近は見渡す限りの黒山の人だかりができ、少しでも兄貴を間近で見ようと前のめりになる後方の観覧者のせいで、前列の我々は徐々にロープ側に押しやられていった。

 

人垣の中から兄貴が登場すると割れんばかりの歓声が次々に巻き起こった。しかし何故か兄貴は一旦セットの裏側に隠れ、壇上に上がった司会者が皆に「アニキ」(日本語)コールを要求する。「上海じゃもっと凄かったぞ」という司会者の檄が飛び、アニキコールは更に大きくなる。

 

そしてついに兄貴がステージに上がる。
 
 
 

 

既に後方からのプレッシャーが我々の立ち位置にまで及んでいて、最前列にいたはずの我々はいつの間にか前から3番目ぐらいの位置まで動かされ、場は混乱しつつあった。更に兄貴が参加者にレスリングを披露すると観覧者の熱狂と歓声がますます高まり、ここらへんで我々二人は身の危険を感じその場を離脱した。

 

1330から始まった兄貴の演目はその後希望者全員サービスへのサイン会へと移り、1530ぐらいにようやく終わった。
 


  ・宅舞(踊ってみた)大会

さて今度はメインステージの方を見てみよう。メインステージでは全国宅舞大賽(全国踊ってみた大会)と称したコスプレダンス合戦が行われており、正確な数は数えていないが参加者の大半がラブライブのコスプレイヤーだった。
 
 
 

  

そしてステージ周りにはこのような異様な集団がいた。


 

 

最初に見た時、こいつらはラブライバーなのか、それとも日本のラブライバーのコスプレイヤーなのか迷ったが多分前者で合っている。彼ら(女性もいる)はラブライブコスプレユニット全てのダンスを応援し、多分どのダンスユニットより運動量が多かったがしかし応援ダンスのレパートリーは少なく、日本のオタ芸のようなキレはない。中には体全体でサイリウムをぶんぶんぶん回す男もいたが、通行人にエライ邪魔がられていた。(正直、隣を通る時は当たるんじゃないかと怖かった)

 

 

そして最後は北京でもそこそこ有名なAKB48のコピーユニットが登場するものの、AKB48の曲は知らないのかラブライバーは応援を放棄。更に今まで散々ラブライブばかり見せられてこのユニットもうんざりしたのか踊りにはキレがなく、あんまり盛り上がることなく終わってしまった。

 

 

 

今回のコスプレイベントI DO13の総評としては、まさか日本では下火と言われている兄貴が中国北京ではまだこれほどの人気を持っているとは全くの予想外であり、あの熱狂ぶりを見られただけでも収穫だった。しかしトークといえるものがほとんどなく、すぐにレスリングとサイン会のイベントになってしまったのは残念だった。

以前の島田荘司のサイン会もそうだがせっかく中国まで来てくれたゲストのトークを観覧者は求めていないだろうか。それとも外国人のトークショーは難しいんだろうか。

そしてダンスはラブライブ一色になり、より楽しめなくなった。おそらくこれらのダンスユニットは以前はAKB48とかを踊っていたんだろうが、ラブライブの方が受けると思って宗旨替えでもしたんだろう。それは別に良いのだが応援団のラブライバーのせいで、彼等を応援させるために踊っているという主従逆転した構図に見えてしまい、この2つのグループで完結した世界をずっと見せ続けらて正直参った。

 

ラブライブを知らない観覧者のためにせめてユニットに親近感を持たせるために、せっかくプロジェクターがあるんだからダンス前に自己紹介の動画とか流して欲しかった。あと、応援団はホントいらない。


 ・EVAEXPOの結末

 

会場を出ると地下の吹き抜けにエヴァンゲリオンのポスターが掛けられているのを見つけ、ここがあのEVAEXPOの会場かと驚いたのだが近くにこんな張り紙が…

 

 

『新世紀エヴァンゲリオン20周年大展覧会北京駅』は敷地に不可抗力的な原因があり、安全性を考慮して関係部門からの指示を受けた結果、開催を取り消すことになりました。

皆様にご不便をおかけして誠に申し訳ございませんが、既にチケットを購入した方々はチケットを購入した会社で全額返還が行えます。ご協力とご理解に感謝します。

新世紀エヴァンゲリオン主催者

2015年10月1日

 


 

 

ネットの噂だと大型イベントを行うのに届け出をしていなかったせいで主催者側が警察に連れて行かれたってことなんだが…101日が本来の開催日ということは当日に取り消しが決まったのだろうか。相変わらずこの国はわからない。

 

 

 

・今回の戦利品

  

日本からの駄菓子

 

 

日本のコミケにも毎回出展している中国の同人サークルYonder voiceの雨音クロスロード

 

 

 

 

PR

本書は2011年に非ホジキンリンパ腫に罹り、2012年に亡くなった中国人漫画家・熊頓氏が自身の1年間の闘病生活?を微漫画(微博/マイクロブログの漫画)に掲載した漫画をまとめたイラストエッセイです。最近映画化されてそれがなかなか好評を博しているので今更ながら購入して読んでみました。

 

『闘病生活?』と書いたのはエッセイには特に悲壮感が漂っていないからです。実際の入院中、彼女は精神的に不安定になっていたようで漫画を描くことで平静を保っていたのかもしれませんが、本来なら辛くて退屈な入院生活のはずなのにまるで日常生活の延長であるかのように描いています。賑やかな入院生活を見ていると命に関わる難病を患っている人間とは到底思えず、化学療法をするために髪の毛を全部剃っても、イケメンがいたらわざわざカツラをかぶり直したり、太ればダイエットをしたりと日常に戻ろうとしている様子にはやはり全く悲壮感を感じられません。

 

作品には暗い描写を排してギャグに走ってオチをつけるという姿勢が貫かれていて、読んでいると闘病なんか大したことないんじゃないかという気にさえさせられますが、何の前触れもなく作者逝去という形での終わり方には普段一緒に暮らしていた知人との突然の別れを想起させ、死んでしまったことのそのリアリティによって彼女を身近に感じることができます。

 

 

本書の不満は漫画に登場する彼女の友人たちが一体何者なのか書かれていないことです。恐らく著者の他の作品に既に登場している人物なのでしょうが、簡単な紹介ぐらいは書いて欲しかったです。

 

彼女の闘病生活は笑いと優しさに包まれていますが、この漫画の裏では幾度と無く涙を流したのでしょう。しかし彼女の1年間をこうして漫画にして振り返ってみると、人間は笑いながら死ぬこともできるのかなと前向きな気持ちにさせられます。

 

 

 

さて、本書の著者紹介では熊頓氏が『中国のたかぎなおこ』(注:中国ではたかぎなおこ氏(中国語表記:高木直子)のエッセイ漫画が非常に人気があります。。と呼ばれていると書かれていますが、両者の関連性がいまいちわかりません。

 

あとこの作品は微漫画に『滾蛋吧!腫瘤君』(出て行け!腫瘍君)というタイトルで掲載されましたが実は没になったタイトルがあります。それがこれです。

 

この『夜勤病棟』というタイトル案は彼女の友人たちに「このエロ女が!」とツッコミを入れられてしまいます。

著者熊頓は1982年生まれのいわゆる『80後』なのですが、これはつまり中国人の30歳代女性はみんな『夜勤病棟』を知っているということでしょうか?

 

現在中国で公開中の映画は原作にはない熊頓と医者との恋愛(なんかフィクションとして残酷すぎる気がする)も描かれているようで、『宅女偵探桂香』なんかよりよっぽど面白いと思います。(どっちも見ていないですが。)

 

 

CANDY 糖果 著/喜喜果

 

 

講談社の『勁漫画』に連載されていたラブコメファンタジー作品のコミックスです。

 

 


少女イブは森で小人と出会い、彼が落としたキャンディーを口にする。しかしそのキャンディーは精霊が宿る木の実で、そのせいで彼女の頭からは植物の芽が生え、更に体を精霊に乗っ取られてしまう。そして乗り移った精霊によって自身が毛嫌いしている『ロン毛野郎』ことオーズ医師に告白してしまうことに。精霊からオーズ医師と結婚すれば体から出て行くことを告げられたイブは嫌々ながら精霊の誘いに乗ることに。


だが小人から結婚しても精霊は出て行くことはなく、しかもこのままだと精霊の力の影響で村全体に累が及ぶと警告されたイブは半ば強制的に小人とともに森へ入る。そしてイブの身を案じたオーズ医師は彼女を追って森へと向かうが……


 

 

ストーリー展開以上に絵とマンガ表現の巧さに驚かされる作品でした。キャラのデフォルメも上手に描けています。

 

 

嫌いと無関心の関係性から徐々に打ち解けて惹かれ合っていくという王道展開もさることながら、終盤で実は出会った当初は二人はまだ仲が良かったという過去が提示され、イブのツンデレっぷりがより際立つストーリー展開となっています。


考えられたストーリー構成だなと感心する反面、重要人物が途中でフェイドアウトしたまま再登場しなかったり、目指していた場所に結局行かなかったりなど伏線が回収できていなかった点(回収する必要がなかった?)にはやや不満が残りました。

 

ただし総合的に見て非常にレベルが高い作品でした。また作者喜喜果はラブコメもファンタジーもギャグも、更には動きのある絵も描けるので、原作をつけるか、指導をすればとんでもなく化けるんじゃないかと思います。もしかすると今後日本で作品を発表することがあるかもしれません。

 

 

 

 

弱小ブログを運営していると日夜ネタはないかとネットや本などを漁って、ふとしたことがきっかけでやっこう執筆のしがいがある内容を思いついたりするのですが、記事のだいたいの方向性やオチへの持っていき方を考えていくうちに、調査結果が自分の期待通りに集まらず結局ボツになってしまうネタは少なくありません。

 

ただ、結果として目論見が外れたと言っても最初の着眼点は良かったんじゃないかという自負が捨てきれず、資料が揃ったらまた書こうとしているボツネタもあるにはあるのです。

 

 

さて、この前中国の漫画を読んでいる際に、以前記事にしようとしていたネタを再発見し今度こそ書いてみようと思ったのですが、調査を進めるとやはりこのネタは自分の手には負えないなと気付くに至ったので、ボツネタとしてブログに投稿してみることにします。

 

日本の漫画界の都市伝説に『乳首券』というものがあります。

 

参照:乳首券

 http://dic.nicovideo.jp/a/%E4%B9%B3%E9%A6%96%E5%88%B8


少年漫画誌上で女性の乳首を描くことは禁じられているが、乳首券が発行された漫画家に限っては作中での乳首の露出が認められるという都市伝説は、確かにある一部の漫画家のみに独自の出版コードが存在しているような漫画界を反映しているようで信憑性がありました。

 

そして乳首券の都市伝説を受けて私は以前中国のとある漫画を読み、一つの疑いを抱きました。それは、中国の漫画界には(胸の)谷間券があるのでは?!という疑念です。

 

 

 

この漫画は中国の講談社系漫画雑誌『勁漫画』に掲載されていた『我和女也的這些那些』(ボクと彼女のあれこれ)という作品で、魔界の王子が人間の女の子に偶然召喚されて人間界でいろいろ酷い目に合うという内容です。

 

この女の子がヒロインなのですが、着衣から体のラインが見えるキャラを見ていただいてわかる通りエッチ系漫画です。またテコ入れにホットパンツ&裸サスペンダーのショタ小悪魔が登場するなどなかなか業が深い内容で、私は勝手に『中国版ToLOVEる』と呼んでいます。

 

で、この漫画って描写はなかなかエロいのにも関わらず、女の子の胸の谷間が出てこないんですよね。むしろ敢えて胸元が開いていない服を着せているようにも見えます。

そこで私は思いました。これはおかしいと。

 

 

私が谷間券の存在を意識し始めたのはこの漫画を読んだ時のことでおそらく1年以上前のことですが、その時は巨乳だけど谷間を故意に隠しているような描写のある漫画が他に見つからず、ネタをボツにするしかありませんでした。しかし、最新号の『勁漫画』に新たに故意に谷間を隠しているようなキャラを見つけ、私の中で谷間券問題が再燃しました。

 

ですが結果は…


 

参照:龍漫少年星期天 魔都十字路口から

 

 

参照:天漫 提督大人与迷失的七海結界から

 

 

参照:勁漫画 CARRIEA携帯者から

 

 

参照:漫画行 異種部門から

 

みんな立派な谷間を見せているんですよね……

 

 

しかも『我和女也的這些那些』にも谷間シーンが豊富にありましたよ。

(出てこないと思い込んでいたのは、制服姿が印象的だったからです)

 

 

 

ちょっと雑誌を開けばわかるはずなのに、何故私は谷間券などというありもしない特権を妄想するに至ったか。それは中国がこれまで漫画にしてきた所業が頭の片隅に記憶として残っていたからです。

 

中国で出版されている一部の日本の漫画は女性の裸が塗り潰され、まるで黒い水着を着ているかのように修正されることがあります。

画像がなくて恐縮ですが、私は以前書店に置いてあった『神の雫』でベッドシーンなのに水着を着ているというページを見たことがあります。ただ、その漫画が海賊版であったかはわかりません。

 

また、これも実物がないのですが、中国で発売されていたテルマエ・ロマエ1巻(海賊版かは不明)のカバーをめくると、ダビデ像の局部がコスモスに似た花で隠されておりました。

日本版はもちろんこんなことをしていませんし、一輪の花で隠すものだから余計下品に見えました。

 

 

このように中国では海外の漫画の裸に規制をかけるという固定観念があったため、国内の漫画については胸の谷間すらも規制の対象じゃないかと思ったのですが、どうやら先走りしてしまったようです。

 

 

そういうわけで谷間券の存在は否定されたわけなのですが、今回雑誌を漁っている際に新たな疑問が浮かびました。

パンツ券はあるのだろうか、と。そう言えば中国の漫画でパンツを見たことがありません。あと、谷間は良いけどブラジャー禁止とか下着禁止とかがありそうです。

 

ただ、こういうのも探せばいくらでも反証が出てきて、結局ボツネタになってしまうのでしょうがね。

今年1月に角川出版社の中国現地法人天聞角川がとある日本のライトノベルの挿絵が原因で天聞角川の発行する全てのライトノベルを書店から撤去したというニュースが流れました。

 アマゾンや京東などネットショッピングサイトからも消え去り、取り扱っているのは個人書店のみとなったためネットでは天聞角川のラノベは当分購入できず、今後しばらくは新作が出版されないのではと危惧されました。

 

しかし、44日にリニューアルされた天聞角川の公式ホームページではライトノベルを含む漫画や雑誌が再び購入できるようになっており、アマゾンでもいつの間にか『ソードアートオンライン』や『東京レイブンズ』などが復活しておりました。

 

 天聞角川公式ホームページ


 ですが作品全てが昔のように買えるようになったわけではなく、撤去の原因とされる作品を含む多くのライトノベルはまだ市場に出てきていません。それに、復活したと言っても現在はまだ一部の書籍が再販されただけで新作は見当たりません。

 例えば『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』は
20134月に11巻が出たのを最後にして最終巻待ちのままです。まぁ俺妹に限っては別の理由がありそうですが

 

 

そして現時点での最新作であるラノベの出版日時が天聞角川とアマゾンで一致していないのも不可思議です。例えば『聖剣の刀鍛冶』6巻は天聞角川では4月付で発売されていることになっていますが、アマゾンでは125日発売と書いております。


 上が天聞角川、下がアマゾン

 
 

これはもしかして単行本の紙面に記載されている正式な出版日は1月末だけど、実際に市場に出たのは4月という意味でしょうかね。

 

時間の面でもう一つ不可解なことがあります。1月末発売の天聞角川のラノベは撤去騒動に巻き込まれ、アマゾンではしばらく発売されていなかったはずなのに何故か撤去時期にレビューが書かれていることです。

 

例えば本を予約していた場合は商品のページがなくなっていても本が送付されるようになっており、購入者はメール機能を使用してレビューを書き込めたのかもしれません。
 それとも撤去されたとはいえアマゾンに出店していた個人書店ではいくつかのラノベはまだ購入可能であったので、その個人書店で購入したときに付けたレビューが反映されているのかもしれません。

 

もしくはそもそも撤去なんかされていなかったのかもしれません。

 

実際、今の今まで天聞角川から本件に関する正式なコメントは公布されていないため、読者はラノベが撤去された本当の原因がわからず、現時点で最有力視されている理由も説得力はあるものの推測の粋を出ていません。そして、いつ撤去されいつ再販されたのか具体的な日時は誰にもわからないので、天聞角川やアマゾンから実は1月末に再販されていたと言われてもそれを否定することはできないのです。

 

  



Copyright: 栖鄭 椎(すてい しい)。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 御伽草子 / Template by カキゴオリ☆