先日行った西単の嘉斯猫電玩倶楽部というゲームセンターには北京でおそらく唯一パチンコ・パチスロコーナーがある。
嘉斯猫電玩倶楽部は去年できたばかりのゲーセンであり、平日だというのにそこそこ人で賑わっていたが、パチンコパチスロコーナーは閑散としており、客は3人しかいなかった。店員は2人だけだ。それも愛想が全然ない。
てっきり日本のパチンコ屋で何年も働いて日本語ペラペラのスタッフがいると思ったのだが、中国人をターゲットにしているようで日本的なサービスは皆無だ。BGMも中国のもので、流行歌とも言えない盛り上がりに欠ける音楽だ。日本のパチンコ屋のような大音量でもないので、ゲーセンの音に負けそうである。
中国には娯楽が少ない。
こんな文句を日本人から何度聞かされたかわからない。
外に遊びに行っても本屋やコンビニには日本のように漫画が置かれていないし、ショッピングにしても目の肥えた日本人にとって中国のショッピングモールは見てもあまり食指が動かない。
おとなしくネットをしていてもYoutubeは見られないし、特定のURLは当局から弾かれるし、ライブドアやはてなは何故か画像を非表示にされている。最近ではニコニコ動画すら規制されたから、留学生はさぞかし退屈の日々を過ごしていることだろう。
だがそういうときこそ外に出て遊びに行くのはどうだろうか。別に外で羽根蹴りや象棋をしろというのではない。日本人の誰もが一度は行ったことがあるに違いない場所に行けばいいのだ。
それはゲームセンター。日本よりグレードは落ちるがそこそこ遊べるものである。ゲームなんてと言うかも知れないが、最近パチンコも遊べるゲーセンができたので冷やかしでも一度ぐらい行ってみてはいかがか。
ここで中国のゲーセンについて簡単な説明を。
12月26日にアニソンカラオケ大会というものが開かれました。
〔公式サイト〕
http://comictime.blueink.org/neo/
http://comictime.blueink.org/neo/portal.php?mod=topic&quickforward=1&topicid=10
今回で3回目か4回目になるこのイベントは、中国各地から集められたセミプロ?レベルの中国人が日本のアニソンを歌いまくるというものです。私も去年行われた大会に見に行ったことがあり、中国人オタクの底力というものをまざまざと体験させられました。
去年の模様
http://yominuku.blog.shinobi.jp/Entry/184/
去年と同じ会場の『MAO』に13時30分の開演に遅れて着くと、入り口にカメラと音声マイクを携えたテレビ局の人員を見かけた。邪魔だなぁと思い、中国語で「ちょっと通して」と言うと返ってきたのはまさかの日本語で「おい、お客さん来たからどけろ」。
カラオケ大会のスタッフに話を聞くと、どうやら日本のテレビ局が取材に来ているらしい。スタッフの責任者がカメラに撮られてインタビューされているのを見ると、この団体が学生主体であるなんて夢のように思えた。
入場料30元(約370円)を払い、イベントの合間に行われる抽選のチケットをもらうと《150》と書いてあった。ボクの前にもう150人も来ているらしい。
会場は満員とは言えなかったが、ステージ前は前回同様黒い人だかりができていて入れない。仕方なく中間あたりでカラオケを聴く。毎度のことながら彼ら歌手の歌の上手さと流暢な日本語には驚かされる。
12月9日の午後より中国でニコニコ動画へのアクセスが禁止されました。
原因を探るに考えられるのは12月10日に催されるノーベル平和賞授賞式。ニコニコ動画はもともと『政治カテゴリ』があり、これまでも中国にとって都合の悪い動画を載せていたので、これを機にブロックしてしまおうという魂胆だったんでしょう。
真相はわかりません。大人げないと周り言われるのもお構いなく、気に食わなければ実力行使に出る中国政府のやることですから、いつか起こりえることだったと考え諦めた方が良いのでしょう。
さて、暇をもてあましたボクはつい最近日本でも有名になったニコニコ動画の山塞板『ビリビリ動画』にログインすることにしました。