Twitterの裏技サイトにアクセスできなくなり、北京でのTwitter生活一時停止。また新しいサイトを探し出すのが面倒くさい。
そして歳月・推理8月号読了
巻頭カラー特集は『輝ける血に塗れたミステリの新星たち』
新星と書いているが紹介されている小説家はみな有名どころばかり。名は知られているが食わず嫌いされてしまう作家と作品を挙げている。米澤穂信、湊かなえ、三津田信三、恩田陸、伊坂幸太郎、平山夢明などが出ているが特に大した共通点はない。
今回掲載されていた中国人作家の作品は5作品。そのうち読んだ2作品をここで紹介する。
帰宅途中に交通事故を見た。乗用車と2人乗りのオートバイが別々の車線からカーブを曲がる際に接触した事故だ。
車がスピードを出さずに走るのは北京では当たり前の交通事情だ。オートバイに乗った二人も車体に接触し転倒こそ大した怪我はなさそうだ。
だが車から出て来た人間を見て厄介な問題になりそうだと感じた。乗用車には乗客がいた。車の助手席から降りたのは白人の外国人、つまり乗用車は黒車(白タク)だったということだ。
憮然とした表情の運転手とは違い、罪悪感と気恥ずかしさを浮かべた外国人は如何にも居心地が悪そうで倒れている二人を見ている。心配をしている風ではない。
ノーヘルで二人乗りのオートバイと黒車、果たしてどちらが警察に連絡するだろうか。北京の交通状況は窮屈でせせこましい。車のナンバープレートで運転の制限をかけているがそれも焼け石に水程度の効果しかなく、ドライバーは快適とはほど遠い運転をしている。
車はスピードを出してはいないので事故が起きても重大な怪我には及ばない。しかし事故となればただでさえ狭い車道に車を放り出してドライバー同士が言い争う。冷静に電話を掛け保険会社?に連絡している状況も見かけるが、熱くなりすぎたドライバーの警察が来てもまだ言い争っている姿も良く見かける。
しかし今日のようなケースの場合、理はどちらにあるのだろう。普通の車両同士の交通事故でさえお互い自分に非があることを隠して相手が悪いと指摘しわめくのが常なのだ。中国の法律でノーヘルは合法だろうが、2人乗りは不明だ。そして黒車は公然の存在ではある物の全くの非合法である。
すねに傷を持つ両者の言い争いがこれから起こるであろう事故現場をあとにして、おそらく何の罪もない外国人が一番可哀相に思えた。
一ヶ月半北京から離れていたボクは最新の北京情報を収集しに行こうと日本人が経営している近所のカフェで日本人向けフリーペーパーを持ち帰った。
その中の一冊に北京のナイトスポットを紹介している雑誌がある。スナックやクラブの広告には雑誌の規定で人物の写真を使ってはいけなかったり、扇情的な言葉を載せてはいけなかったりする。だから各雑誌ともに間接的な表現を用い、写真がダメならとイラストを持ち出してくる。
この雑誌、けっこう前から明らかに日本のイラストを無断使用していて読者を楽しませてくれていたのだが今月号にとんでもない人物がスナックの広告内にいた。
ハルヒがいるならオレ、貯金切り崩しても通うぜ!!
と意気込む客がいるのだろうか。ターゲットは30~40代のオジサンだと思うのだが。でも雑誌の中で一番目を惹いたのがコレだったりする。
買ってしまった幽霊ネタ四コママンガ。霊媒先生と書いてるけど、ぬーべーみたいに妖怪とガチバトルしたり除霊をしたりするわけではない。あくまで幽霊を呼んでしまう先生と、その周りにいる生徒が主役であり漫画に出て来る妖怪や幽霊にキャラクターはあまりない。
この表紙を見てもらってもわかるとおり主人公のキバヤシ先生は霊媒先生と言うだけあってなかなか癖のある外見をしている。
花子さんのようなおかっぱ頭に麻呂まゆ毛、バッチリ大きく見開いた眼に点のような小さな黒目。不健康を代表する目の下のクマ。首にかけている大きな数珠と滝行のときに着るようなノースリーブのワンピースは決してお洒落なファッションではない。
同じ霊能者教師ぬーべーの左手のみ黒手袋なんて個性派教師としてはまだまだヌルすぎる。
この霊媒先生は現実社会にはまずいない外見をしている。しかし身体や思想が一般人とギャップがあり偏っている女の子ほど慈しみ保護したくなる。つまりは『萌え』の対象になる。