忍者ブログ
カレンダー
03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[12/21 LenkaAdhes]
[09/26 MabelKarce]
[09/25 Rositaelego]
[08/19 Jessiehop]
[08/19 HaroldLab]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
42
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
     ★を@に変えてください
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
* Admin * Write * Comment *

*忍者ブログ*[PR]
*
このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 一時帰国し2週間ほど滞在した日本で家族や友人から何回も本帰国を促され中国の印象の悪さを感じたわけだけど、留学行くときにもこんな風に引き止められたことを思い出すと日本人が持つ中国のイメージは劇的に悪くなっているわけではないらしい。
 私自身が中国に抱く思いも留学当初とあまり変わっていないが、昨今の日中関係を考えると日本人でいることが不利になることが増えてきたように思える。

 私は別にメディアに顔を露出しているわけじゃないし、中国で大きなプロジェクトに関与しているわけでもなく、ましてや積極的に中国人と交流しているわけでもない言わば外こもりに近い生活をしているいち現地採用者だけど、その小さな生活圏内でも生きづらさを感じることはある。

 ここで紹介する私が遭遇した『生きづらさ』の中には中国に来た日本人なら納得できる『あるあるネタ』があると思う。

1.
 日本人の友人とタクシーに乗り会話をしていると突然運転手から「お前らどこから来たんだ」と聞かれて黙ってしまう。
 そのとき、「韓国人だ」と言うか「日本人だ」と言うか迷うが、思えば韓国人もそれほど中国人に好かれていない事に気づき正直に言う。

2.
 反日デモの最中に近所の八百屋のオバサンに果物をおまけしてもらったとき、
まさかオレが日本人だと知っているから優しくしているのかと疑心暗鬼になる。


3.
 不動産屋と部屋を見て回っている時、素直な不動産屋から「日本人には貸せない」という大家のメッセージを伝えられる。


4.
 日本人お断りの店に敢えて入ってやろうと思うが、そういうところに限って元々何の魅力も感じないつまらない店であり、お断りされなくても初めから入店しないことに気づき、怒る気力をなくす。


5.
 『釣魚島云々』と書かれたステッカーが貼ってある自動車が日本車だと所有者の必死さを感じる。


6.
 『釣魚島云々』と書かれたステッカーを剥がすタイミングを完全に逃している自動車を見ると応援したくなる。




 結局私が北京で感じる差別はまだ失笑レベルで済んでいるから、多少生きづらさを感じるだけだ。

 2014年も『釣魚島云々』のステッカーや『日本人お断り』の張り紙を見て、「馬鹿なことやってんなぁ」とこっち側が笑って心に余裕が持てる程度の差別を期待する。

PR

 

 

札幌ステラプレイス6階レストランコートにある『自然食バイキング 菜蒔季』は野菜を使った料理を中心にしたビュッフェスタイルのレストランで、昼ごろには平日であっても店外に婦人たちの列ができるほどの人気店だ。

http://r.gnavi.co.jp/pm3sxjm20000/?sc_aid=plan_alli_kireistyle

19日の昼、特に食べたいと思うものはなく、しかし連日の暴飲暴食のせいで胃もたれを起こしていた体にとって健康にいい料理はうってつけだった。そこで去年もちょうどこの時期に食べに行ったことがある菜蒔季に行ったのだった。

12時を過ぎていたがレストランコートの多くの店は行列が作られていたが、中でも菜蒔季は圧倒的に女性が多かった。その中で男一人だけ並ぶのは多少気が引けたが、女性の年齢層が高めということもあり居心地の悪さは覚えなかった。

 

20分ほど小説を読みながら待っているとようやく椅子とソファの2人掛けの席に通される。店内はやはり大半が主婦で、一人で座っているのは私ぐらいだった。そして店員から本店の特色の説明を受けて一人だけのバイキングが始まった。

 

この店のお皿は丸い大皿と9つの窪みがある四角形のお皿の2種類がある。

健康食をウリにしているこの店は豊富なメニューも客を惹きつける特色となっており、普通の大皿を使ったのでは全てを味わうことは不可能だろう。

しかしこの四角形のお皿は窪みごとにメニューを入れることが可能で、1枚で最大9品の料理を楽しむことができる。体に良い野菜中心の料理を少量かつバランスよく配分することが可能なのだ。

要するに四角形のお皿は1枚のお皿でありながら、9つの小鉢だった。

 

とりあえず私はそのお皿にふろふき大根、カボチャのヨーグルト和え、ひじきの煮物、根菜のアヒージョ、ローストビーフ、炒飯などを盛ったがすぐに平らげてしまった。そして第二陣に出ようかというところで、隣のテーブルに女性が一人座ったことに気づいた。私同様ソファを背にしており、店員の説明は聞かずすぐにフードコーナーへ向かった。

 

男一人と女一人、この店ではどっちが浮いた存在になるだろう。女性層が厚い分、女性の一人飯は逆に人目に付きそうだった。

今度は大皿にパスタやニョッキなどの主食を盛った私が帰って来ると、ほどなくして女性は9つの小鉢皿を持ってきたが、それをテーブルに置くとまたフードコーナーへと行った。そして再び戻ってきた彼女は白い大皿を手にしていた。そこで私はとうとう気がついた。

 

彼女は、白い大皿に炒飯やグラタンなどの主食を盛り、四角形のお皿には副菜のみを9品詰め込んでいたのだ。しかも私がそのまま食べた炒飯にはほうれん草の餡が掛けられ、黄色い卵炒飯と緑色のソースが食欲をそそる色合いを放っていた。

対する私は前回、小鉢に主食も副菜も適当に詰めるという節操の無さを見せ、更に第二陣の白い大皿ではニョッキのスープと鶏団子のトマト煮のソースを混ぜてしまうだけではなく、その他に盛った雑穀米を汁でビショビショにさせていた。

 

 

2種類のお皿を見事に扱ってみせる彼女はきっとバイキングのプロに違いない。私は汚名返上とばかりに第三陣へと向かったが、ここで既に詰んでしまっていることに気がつく。いくらメニューが多いとはいえ、全く新しい料理を9品選べば主役のいなく絵的にも地味なお皿になってしまう。かと言ってまたローストビーフや唐揚げを選んでは芸がなく、食い意地の張った人間に見られかねなかった。そう、もし四角形のお皿を複数回使うのであれば、主役を張れる肉系のメニューも分けて盛り付けるべきだったのだ。

 

 

敗北を悟った私はもう適当に自分の好きなメニューばかり選び席へと戻った。すると彼女もまた主食のおかわりをしていた。白い大皿にはピザ、パスタ、ニョッキなどイタリアをテーマにした4品の主食がカルテットを成していたのだ。

 

バイキングだからと言って無闇に多国籍化を奨励せず、1枚のお皿に1国を代表するメニューを盛り合わせたのだ。

 

既に戦意を失った私に残されたのはスイーツだけだった。この店はスイーツの種類も多く、ゼリーやアイスなど子供に好かれる物からお汁粉など年配の口にあうメニューが用意されている。

 

だが流石にスイーツを何種類も食べられそうになかった。私の頭の中は隣の一家が食べていたあんみつ用の白玉だんごを入れたお汁粉とアップルパイを食べることでいっぱいだった。スイーツ用の木の葉形のお皿にそれぞれ盛って席へ戻ると、入れ替わるように彼女が席を立った。彼女もスイーツタイムになったのだ。

 

しかし彼女は9つの窪みが付いたあの四角形のお皿を持って帰ってきた。それぞれの窪みには白玉だんご1個に抹茶パウダーが掛けられ、豆乳プリンも1口サイズで恭しく盛られていた。そう、彼女は小鉢にスイーツを少量ずつ盛ることですべてのスイーツを1皿で網羅したのだった。

 

アラカルトを思わせるお皿の全景、店側に用意されている料理しか食べられないバイキングだというのに創意工夫が感じられる盛り付け。彼女のお皿は客のことを考えたまさに料理だった。

 

それに比べて私のスイーツは隣の一家に訴えられてもおかしくないパクリ。ボロボロに打ちのめされた私は、制限時間の70分のおそらく半分も使い切らないうちに退店。彼女はというと小さなスプーンでスイーツを11品じっくりと味わっていた。

 

 

心に余裕が有るときの『食の軍師』ごっこは意外と面白い。まぁ料理が美味しい日本でしか出来ない遊びだろうけど。

 

 

 1回目

 2回目

 

北京の交通大学で行われたミステリイベントのメインに当たる島田荘司先生講演会の様子をいつまで経ってもアップしないのは別にサボっているからじゃありません。………忙しかったんです……

 

あと、私よりよっぽど島田先生の講演の様子を詳しくアップしている人がいまして…その人の記事を読んじゃうと、もう自分が書く意味なんかないかなぁと

 

しかもそのブログは201020139に、つまり交通大学で行われた講演会よりも前に記事をアップしています。そして201312月には交通大学であれほど通訳がトチって蛇足とはまさにこのことだわ!!と参加者全員が思った『まだらの紐』のエピソードまで書いています。

 

だから201310月の交通大学での講演内容を知りたかったら、その方のブログに書かれている2010年の北京大学の講演の模様と、20139月に台湾で行われた第3回島田荘司推理小説賞の講演会の模様を読んでもらえればだいたいわかると思います。

 

 

そもそも講演の内容なんて毎回新しくする必要はないと思うんですよ。

 

島田先生の講演の内容は英米で誕生したミステリ小説がどのような発展を遂げ、一方で日本のミステリがいわゆる『探偵小説』から本格や新本格へ言ったジャンルへと移行していった過程を説き、両者ともその発展の過程には科学技術の進歩法整備の充実、常識の変化が必須だったことを主張していたように思えます。(うろ覚え)

 

だから2010年に北京大学でやった講演と2013年に交通大学でやった講演内容が似ていても、それはミステリ小説の定義を今まで知らなかった(と思われる)中国人学生にとってすごい新鮮だったと思うし、それを『推理之神』の島田荘司先生から聞けるってことだけでも栄誉なことでしょう。

 

まぁ『Yの悲劇』を『紅酒的悲劇』(ワインの悲劇)に訳してしまう通訳がどれほどその素晴らしさを伝えられたのかはわかりませんが……

でも2010年の北京大学での講演とは異なり、実際にミステリ小説を執筆した学生たちが集まった今回の講演会ではミステリ小説における科学的根拠の重要性は学生たちの今後の創作の指針となったことでしょう。

 

 

だから今回の講演会は島田先生の講演そのものよりも、この講演を聞いた学生たちが最後に先生へどんな質問をするのかということに期待していたのですが、余談で少しだけ触れるはずだった『まだらの紐』の翻訳に通訳者が殊の外手こずったせいでそんな時間なくなってしまいました。

 

 

さて、これは私ではなく他の方が危惧していたことなので、私はその尻馬に乗っかるだけですが、講演の中で島田先生が仰っていた本格と新本格の定義はどうやら島田先生独自のものらしいです。

 

 

日本のミステリ読者なら『確かにそういう考え方もできる』と納得するでしょうが、中国人の読者にすればその定義こそ絶対であると誤解し、視野が狭くなってしまわないか心配です。

 

 2014年に島田荘司原理主義者のような作家が現れて、新星出版社の褚盟氏とともに中国ミステリ界を荒らし回る展開になったらそれはそれで面白いんですけど。



 今回の講演は不慣れな通訳もあり島田先生の意図が伝わったとは言えず、私の目には成功には映りませんでした。しかし講演後に島田先生が尋常じゃないサービス精神を発揮し、来場者全員にサインを書いてあげたことは学生たちにとって忘れられない思い出になったんじゃないでしょうか。


 先生、次は私もちゃんと先生の本を持って列に並びます。いや、だって講演終わりにサイン会開く時間なんてないと思っていたので。

 てゆうかそんな時間あるんなら質疑応答にあててほしかったなと…

 

 中国にまた新たなミステリ誌が創刊されました。その名も『推友』。中国国内では初となる《ミステリ》ライトノベル誌です。





 『DEATH NOTE』の夜神月みたいなキャラが特徴の表紙です。

 発売日は12月25日なので現在はアマゾンや京東などで予約受付が行われていますが、既に解説されている公式サイトには、『本格、変格、写実派、社会派など6種のジャンルの小説を集め、伝統的な探偵もの、古典的なサスペンス、超能力もの、ホラーなど内容も多岐にわたる』と紹介されております。

 http://www.91ac.com/zhuanti/2013tuiyou/

    



 特筆すべきは島田荘司推理小説賞に3回も入選している(そのうち1回は規定違反により取り消し)王稼駿がいることでしょう。

 その後ろに『蔡駿(恐らく中国大陸で一番有名なサスペンス小説家)に劣らない豪華ラインラップ』と書かれているのが気になりますが…王稼駿も蔡駿も『懸疑世界』という雑誌で肩を並べているので引き合いに出しても良いんでしょうか。



 あと、イメージイラストの雑誌が妙に分厚いような気がするんですが、さすが20元するだけのことはあります。(『推理』は8元、『推理世界』は10元、『最推理』は10元)


 何はともあれ、このように低年齢層や従来のミステリ読者以外に向けたミステリ雑誌が出るのは喜ばしいことです。とりあえずアマゾンで予約しましょう。

 http://www.amazon.cn/%E6%8E%A8%E5%8F%8B-%E6%BC%AB%E5%8F%8B%E6%96%87%E5%8C%96/dp/B00H7RGJDG/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1387041283&sr=8-1&keywords=%E6%8E%A8%E5%8F%8B

 邦人駐在員を拘束=「不正パチスロ店」で賭博行為―北京

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131112-00000070-jij-cn

北京市内の「不正パチスロ店」で賭博行為を働いていた日本人駐在員が公安に拘束されたというニュースが流れました。当該パチスロ店は日本人観光客や出張者が多く利用する北京市中心部のホテル近くにあると聞き、「ああ、あの日系ホテルCの近くか」とピンときた在北京日本人は多かったでしょう。

 

詳しい店名や住所は記事に載っていないので断言できません。ですがニュースにあるように『北京で発行されている日本語情報誌に広告が載っているパチスロ店』と言ったらあそこしか思い浮かびません。

 

 

 

写真は某フリーペーパーW誌の2013年11月号の広告(今回のニュースにあったパチスロ店との関連は不明)

 

しかしこの店、広告の右上を見てもわかる通り北京でもう4年は営業しているんですよね。私も不正パチスロ店のことはこっちで働き始めた頃から知り、上司から幾度と無く『絶対行くんじゃねぇぞ』と釘を差されました。
 つまり日本人社会では昔っから危うい場所と認知されていたわけで、今回のニュースを耳にしても何を今更と言った感じです。
5年に一度の『三中全会』を控えた公安に目を付けられてガサ入れされてしまったというところでしょうか。それともボロ負けした客の逆恨みを受けて密告されたということでしょうか。

 

これがきっかけになって日系スナック、クラブ、その他日本人経営の飲食店の取り締まりが厳しくなったらイヤですね。

 

あと、この広告を載せたフリーペーパーにも何らかのペナルティが下されるんでしょうか。誌面上で謝罪はあるのでしょうか。レストランの電話番号を1桁間違えていたより事はよっぽど重大ですけどね。 


Copyright: 栖鄭 椎(すてい しい)。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 御伽草子 / Template by カキゴオリ☆