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プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
42
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
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北大培文杯(北京大学作文コンテスト)で一等賞を取った作品に、実は過去にネット掲示板に投稿された小説を盗作したものだという疑惑が上がっています。これだけならよくある盗作疑惑ですがその出典となった作品が日本の有名アニメ『ヘタリア』の同人小説ということもあり、現在は同人作品の著作権の有無についてまで話が及んでいます。

 

今回の事件に関するニュースやサイトを見て私なりに簡単にまとめてみました。

 北大培文杯盗作疑惑に関する幾つかの説明
暖之874の微博(マイクロブログ)

2016年5月4日にとあるネットユーザーが高校3年生の王さん(女性)が2015年度第2回『北大培文杯』で一等賞を獲得し、更にその優秀作品を収録した『傾聴未来的声音』にも掲載された『閃電』が2011年に『ヘタリア』の『露中』スレッドに掲載された『未完成的肖像』を盗作したものだと指摘しました

(『露中』とはヘタリアのロシアと中国のカップリングを指す。記事では「露中カップリングは中国で人気がある」と説明されている。)

そのネットユーザーは更に王さんの同賞の入選作品『琥珀 回家』も他のネット小説2作品を盗作したものだと指摘し、各作品の相似箇所をまとめた比較表をアップしています。

 

ここではその比較表の内容を説明しませんし、実際に『閃電』と『未完成的肖像』を読み比べることもしません。なにせ『閃電』は抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利から70年周年を祝うという内容なので、面白いわけがないのです。

 

この比較表を見てみると2つの作品はどちらも登場人物の名前が王耀(ヘタリアの『中国』の名前)と伊万(訳:イワン。ヘタリアの『ロシア』の名前)であり、そのキャラクター設定や背景も酷似していることがわかります。

 

ネットでの指摘を受けて56日に北大培文杯は『閃電』に対して審査をすると発表。翌日57日にはその一次審査に参加したネットユーザーがネット上で「内容的に見て盗作だと認められる材料は多いが、最終的な判断は法律家の意見を待つ。」とコメントしました。

 

そしてこのコメントに対し同人文化研究者が「本当に盗作かどうか判断するのは難しい。」という趣旨の文章を発表。検証は論文より慎重に行うべきだと述べました。

 

この同人文化研究者の文章を読んで非常に驚いたのですが、北大培文杯は事前に文章を書いてきて提出するという形式ではなく、当日に現場でお題が発表されて生徒たちがその場で手書きで執筆するというテストのような内容だそうで、だから今回の盗作疑惑はよくありがちな『コピーアンドペースト』ではないから余計に判断が難しいというわけです。

 

 

この件は近いうちに盗作が認定されて決着が付きそうですが、微博でもニュース記事でもこの王さんの名前及び所属高校が実名で出ているので彼女を追い詰めることにならないのか心配です。まぁ一等賞を取った時点で名前どころか顔もメディアに出ているのかもしれませんが相手はまだ10代なのですから真偽が明らかになるまで作品名も隠した方が良かったのではないでしょうか。人肉捜索なんてことが起きないことを祈ります。

 

あと今回の事件は次回への課題を残すことになりましたが、元ネタが同人小説でもお偉方(先生方)の好きそうな内容を書けば合格するという現代中国の作文教育の批判に繋げてこそ後世に伝えるべき好例になるのではないでしょうかね。

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51日と52日に北京の国家会議センターでコスプレイベント『IDO 16』が開催されました。

 



去年10北京のコスプレイベントでビリー兄貴を見に行った話のときと同じ建物を使用していますが今回の会場はその地下です。51日は北京の最高気温が30度を超え、またその日の来場者数は約1万人とのことでしたのでかなりの蒸し暑さを感じました。

 

今回の『IDO16』には『IDO 13』のビリー兄貴や仮面ライアー217氏のような海外からのスペシャルゲストはおらず、コスプレダンス大会がメインイベントのようでした。チケットは当日券1枚が50元。確か『IDO13』も50元だったかな…

 

展示物やイベントを紹介します。

 

エヴァンゲリオンの公式スマフォゲームの宣伝ブースです。

 

 

公式のはずですがそこで配られていたウチワの日本語がちょっとおかしい…ネルフ本部に入っ\ってなんなんだ。

 

 

ダンスイベント。この衣装はラブライブでしょうか…

 

 

ラブライブあるところにラブライバーあり。イベントを重ねるごとにサイリウム持っているヤツとオタ芸ができるヤツが増えているように感じる…彼らはどこで練習しているんだろう。

 

 

会場で販売されているものは大抵Tシャツや抱きまくらカバー、ポスター、画集やコミックス等の既成品ばかりで特に目新しいものはなかったです。北京のコスプレイベントでサークルの同人誌やオリジナルグッズが売られることは少ないのでショッピングはあまりおもしろくありません。

 

それでもくまモンの人形があったのは印象的ですかね。あとこの変な魚はなんか元ネタがあるんでしょうか。



ちなみに、10月の段階であちこちにあったうまるちゃん人形はもうあまり見かけません。

 

 

トップレスはマズイだろう…2日目に見に行ったらなくなっていたからなんか注意受けたのかもしれません。

 

 

毎回代わり映えしない販売物の中で目を引いたのは真っ白なCDROM一枚ずつにBLゲームとギャルゲーのタイトルが書かれていた違法コピーゲームと、日本の漫画原稿を売っていたブースです。後者のブースは撮影を断られてしまいましたが、まんだらけにあるようなワンピースの原稿や『一番くじ 進撃の巨人 A賞 複製原画』と書かれたまさにこのヤフオクにある通りの品物がありました。値段は聞いていません。
 


■『一番くじ 進撃の巨人 A賞 複製原画』■


 
 『
Fate/Zero』の舞台劇です。こういうコスプレ劇は中国独特のコスプレ文化でしょうかね。

 

Fate/stay night』の方もやるのか…

 


 
 

『宅舞』(踊ってみた)や『カラオケ』ができる自由参加のコーナーです。おそ松さんパーカーを着ている女の子がいますね。

ラブライブの曲を踊ったり、日本語のボカロ曲を歌ったりしていて自由参加とは言え一定以上の実力が要求される場所です。ただ、私は今まで何度もコレ系のイベントに参加していますが、一度も『いーあるふぁんくらぶ』を歌っている人を見ていないのは何故でしょう。あんまり人気ないのでしょうかね。

 

 

 

これは友人が所属している動漫イベント団体『Cospace』のブースです。彼らは730日に今日のようなコスプレイベントを開きます。


 Cospace夏祭り


 
 全員で『
Butter-Fly』合唱(タイムスケジュールに記載有り)。

 

 

板野友美の北京・上海ツアー及び舞台版『フェアリーテイル』の上海公演(日本語版、中国語字幕付き)のポスター。

 

 

ラブライブのルービックキューブ。普通のサイズもあったけどこれはデカすぎ。というかこれはどう合わせたら完成なんだろう?

 

 

・おまけ
 

Eva展販売所 チケット売り場と書かれている)

 

この会場は本来エヴァ展をやるはずだった場所なのですが、半年経ってもまだこういうのが残っているってことはここで普段何のイベントも開いていないということでしょうか。ちなみにチケットの値段は70元と書かれています。なかなかの値段です。


春のコスプレイベントで2日目の5月2日は雨が降りましたがそれでもだいぶ暑かったです。そんな中、仮面ライダー(どのシリーズかは不明)、ガンダム、デッドプール、その他ゴテゴテした服装や中国系衣装をまとったコスプレイヤーさんには本当に頭が下がります。 


 ・おまけ2

 

 なんのアニメかもわからなかったけど迫力があったので思わず撮影した。中国のオンラインゲームかな…



 4月24日にも書市へ行きました。今回はエコバッグ持参で大量購入する気満々で行きましたが、やはりお目当ての中国ミステリ系の本を全然見つけられなかったので収穫は少なかったです。

 前回の記事で個人書店のテナントはないと書きましたが、だから大手の本屋しか出展しているというわけでもなく、かなり小さい出版社や書店は参加しており、例えば下の『北京涵心堂文史図書』とはネット書店であり、『北京書之国図書』も本の卸売をしている店のようです。



 だから前回紹介した古書販売サイトの『孔夫子』のテナントを探し終えてからこういう店に行くとお目当ての本を見つけられる確率が高くなるでしょう。

 今回購入した本は以下の通りです。




①:魯徳才説包公案
ご存知包公こと包拯に関する研究書。


②:神鬼狐妖的世界-聊斎人物論
聊斎志異の人物を紹介している本。


③:日本留学一千天
1984年に日本へ留学した中国人の留学記。百度百科にも名前があり、結構有名な本のようだ。


④:塀の中の懲りない面々
ご存知安部譲二先生の代表作。10元で購入、もちろん日本語版。


⑤少年閃電侠
SF小説家・王晋康の子供向けSF小説。



 次の3冊は新刊で購入したもの。おそらく今回の書市がなければ買えなかっただろう。



①:老北京方言俗語趣味詞典
いわゆる『普通語』ではなく、方言としての『北京語』をまとめた辞典


②:四大名捕 髑髏画
有名な武侠小説家・温瑞安の小説だが帯文に「公案小説の熱血 推理小説のサスペンス 偵探小説のハードボイルド」と書かれていたので迷わず購入。


③愛因斯坦與上海神秘人
愛因斯坦(アインシュタイン)が上海を訪れる前日に奇妙な事件が立て続けに起こるというSFミステリ。
登場人物の程桑と霍小青は「中国ミステリの父」こと程小青と、彼が生み出した名探偵・霍桑がモデルで間違いないだろう。



 やっぱり新刊本の方に魅力を感じてしまうなぁ…古本の方は安部譲二先生以外、調べ物をするときに開く程度だと思う。


 番外:砂田弘の『少年探偵事件ノート』の中国語版(少年偵探阿武破案故事)を発見。

 なんだこれ?と思ったが写真を撮っただけにした。しかし今になって買ったほうが良かったかなと後悔している。隣の本は単なる作文のテキスト。
(なんのアニメのキャラなんだろう…)表紙にアニメキャラを使っているテキストは多く、この他にときメモの詩織がいたものもあった。

北京市朝陽公園では4月15日から25日まで書市(本市場)が開かれています。





中国各地の出版社がテナントを出して古本・新刊を安価で売るという内容の本市場であり、個人書店のテナントというのは多分なかったと思います。
 

売りに出されている本は玉石混淆といった感じで、客は掘り出し物を探すというよりも、この本がこの値段で売られているなら買おうという態度で本を物色していました。


本市場は到底一日で回れません。各テナントごとにその出版社の特色がありますので、興味がなかったらスルーですが、ちょっとでも自分と相性の良いテナントを見つけてしまったらずっと居続けてしまいかねません。


また、ふらっと入ったテナントで思いがけない本を見つけることもしばしば。アニメ等の画集を売っているテナントがあって、海賊盤ではありますが『北へ。』の画集があったのでつい購入してしまいました。


目当ての本があるのならその出版社のテナントを中心に覗いてみるのが良いかもしれません。今回私が長時間物色したのは巨大古書販売サイト『孔夫子』のテナントです。

 
 


なにせ古書店のテナントですからなんでも売っているという感じで宝の山にすら思えました。しかもどこをどう流れ着いて来たのか日本語の書籍、マンガ等も並んでいたので、ついゴルゴ13のコンビニ本を買ってしまいました。



また、会場では作家のサイン会が行われています。4月17日には以前レビューした『海怪簡史』の著者・盛文強が何故かいました。

しかし全く有名人ではないので会場に集まった人はまばらで、サインを求める人も数名しかいませんでした。もし誰もいなかったらもう一回買おうかとも思っていましたが、ただしこの本は一冊60元(1,000円以上)ぐらいするのでかなり躊躇っていたので数名でもいたことに私もホッとしました。


翻って別会場を見ると有名記者・白岩松のサイン会が行われていてそこ大量の観客とサインを求めるおよそ200名を超える長蛇の列が。

 
進行表を見ると岩松のサイン会だけ14:00~16:00の2時間も取られていて、今回の本市場の目玉になっていることがわかります。ただ、不思議な事に下記のURLのスケジュールには岩松のサイン会の日程が書かれていないのでもしかしたらサプライズだったのかもしれません。

 
今回の収穫はこんなところです。






実は中国ミステリ系の本を探していたのですが今回は縁がなかったのかそれとももともと売りに出されていなかったのか全く見つかりませんでした。逆に、年代や出版社が異なるシャーロック・ホームズシリーズをいろんなテナントで見つけたのが印象的でした。


本市場は4月25日まで続いていますのでまた週末にでも行ってみようと思います。今回はカバンがパンパンになってしまったので次はエコバッグの2、3枚でも持って行き準備万端で臨みたいです。



著:薄葬子   イラスト:玲奈



 これも『替死鬼』と同様2012年の角川華文軽小説挿絵大賞(現在の角川華文軽小説大賞)で銅賞を受賞した中国産ライトノベルです。



 「死」に興味がある『我』(ボク)はとある棺桶屋にアルバイトに行き、そこでクールな棺桶職人の秦月と見るからに生意気そうな少女・小桃(表紙の女の子)と出会う。そこから『我』の日常は一変し、死者や妖怪が入り乱れる世界を生きることになる。そして『偽神之眼』という「見たくないものを見なくする」能力を持っていることが判明し、『我』は妖怪たちに狙われることになる。

 本書はホントにカチコチの伝奇物ジュブナイルって感じで、「死」に興味があるという中二病をこじらせた青年やら、気が強く乱暴という典型的なロリータキャラ、無愛想な棺桶屋の主人、少女の姿をした語尾が「喵」(miao。猫の鳴き声の擬態語)の猫の妖怪などなど如何にもライトノベルというキャラクターが次々登場します。


 『偽神之眼』っていう能力や力で全てを解決する安易な異能力バトルに落ち着かない展開、一般人が徐々に怪異と交流していくっていう設定など惹かれるものは多かったんですがいかんせん文章が読みづらくてなかなかストーリーに入り込めなかったのが残念でした。


 作者の薄葬子は奈須きのこのファンのようですが、ある香港人のブログに「この作品は『xxxHOLiC』に似ている」というレビューがあって結構合点がいきました。確かに主人公が感情表現に乏しい四月一日君って感じです。





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