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栖鄭 椎(すてい しい)
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性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。
副管理人 阿井幸作(あい こうさく)
28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。
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歳月推理2月号 御手洗熊猫最後の純本格レビュー
2012/02/12 [Sun] 17:27
・たまにしか書かない歳月推理のレビュー・
姉妹誌の推理世界と一緒に毎月購入してひと通り目を通してはいるんだけど、短編の悲しさかめちゃくちゃ面白い!って作品には滅多にお目にかかれないため、わざわざレビューする気にはならないからだ。
しかし2月号には久々に御手洗熊猫の作品が掲載されていたし、しかもこの作品が御手洗熊猫最後の純本格ミステリだと言うので、これはもう筆を取らないわけにはいかなかった。
・藩籬之鐘(垣根の時計)~あらすじ~・
密室の王麻耶
が鍵とテープで封じられた二重の密室で殺された。密室には矢の刺さった麻耶の死体の他に、彼が書いた原稿と大小様々な9つの置き時計。『あなた』と呼ばれる主人公は密室の王や関係者を『喚び出して』当時の状況を尋ねる。証言を集めた『あなた』はついに浮浪者じみた名探偵を『召喚』して事件の真相を知ることになる。
関係者の証言のみで進む本作は、ガチガチの本格推理小説を書いていた御手洗熊猫の作品では異色の短編だ。
しかし謎は相変わらず複雑怪奇。何しろ被害者である密室の王麻耶自身、自分がどうやって殺されたのか覚えていないのだ。死者に事件を語らせるという降霊術めいた手法を使っているが、やっていることは事件の関係者から証言を集めるという非常に真っ当な捜査だ。
本作にもやはり熊猫イズムというか、作家自身の推理小説に対する熱意というか真摯な感情が表れている。だが
『最後の純本格』
と銘打った本作に熊猫は、推理小説家としての自身の意志すら吐露しているように見える。推理小説家の登場人物が口にする断筆宣言が、熊猫自身の決意と無関係であればいいのだが。
・熊猫先生の次回作にご期待ください・
この作品をもって本格推理小説との決別を示した熊猫だが、そもそも今まで彼が書いていた小説は純然たる本格推理だったのかと言う疑問が生じる。
本格であろうと意識するばかり本格小説への反逆めいた怪作ばかり作っていた熊猫は既に次回作の構想を練っているのだろうか。そして去年から予告していた
『渾濁館殺人事件』
は果たしていつ世に出るのだろうか。
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