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栖鄭 椎(すてい しい)
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誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。
副管理人 阿井幸作(あい こうさく)
28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。
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全てのカフェにミステリを
2014/05/02 [Fri] 21:49
海外の翻訳ミステリを積極的に出版している新星出版社が新たな事業を開拓しました。
http://www.bookdao.com/article/77793/
中国の出版・書籍ニュースを取り扱う百道網(Bookdao)の情報によると、新星出版社は4月20日に中国最大のネット兼リアル民営図書館『青番茄』(青トマトネット)と手を組み、彼らが提携しているカフェ、ユースホステル、ホテルなどにミステリ小説を置くことを企画。既に北京、上海、深センなどではミステリ小説をテーマにした
『大偵探的蔵書房』
(名探偵の蔵書室)を設立しています。
http://www.qingfanqie.com/
(青番茄公式サイト)
http://www.qingfanqie.com/SubjectLibrary/Detective/#Logo
(大偵探的蔵書房ページ)
最初に貼ったニュースに表示される写真のメガネを掛けた男性が新星出版社の午夜文庫副編集長の
褚盟
氏です。4月に彼が深セン大学で講演を開くという話を聞いた時は、ずいぶん行動力あるなぁと感心したのですが、この青番茄の本社が深センにあるので、深センに来た本当の目的はあくまでも仕事であり、講演はついでだったのでしょう。
さて、新星出版社と青番茄の契約の本当の目的は提携カフェなどにミステリ小説を置くことではなく、ミステリ関係の講演を開く場所を増やすことにあると思います。上記ニュースでも4月に7箇所で人気作家らの講演会をしたと書かれておりますし、活動の場を増やすことでミステリを中国全土に浸透させていくのが新星出版社の狙いなのでしょう。
またこの青番茄網は以前ブログで紹介した、東南地区ミス研聯盟が同人誌を発行するにあたってクラウドファンディングの活動を担当しています。
東南地区ミス研聯盟の同人ミステリ雑誌出版への奇策
今年の中国ミステリは南方がキーワードになるかもしれません。
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