北京の留学生憩いの場である漫画喫茶B3がとんでもないイベントをやらかしました。
カツ丼25元(300円程度)を注文すると12時間漫画読み放題というカツ丼パックを期間限定ではじめたのです。
そこでボクは友人とともに夜の七時頃にB3へ行ったのですが、噂を聞きつけた日本人が他にもいたらしく店内がボクが今まで見た中で一番賑わっていました。
ボクらにとって他のお客さんはみんな戦友でありライバル。読みたい本が誰かに読まれていればひっそり軌道修正する仲間意識があるのだ。
その後見知った顔がやってきて、ボクらはカツ丼パックを薦めた。だがイベント内容をカツ丼を食べなきゃいけないと解釈した彼らはそれを頼まず普通に漫画を読み、帰って行った。
その後、客がやってきたら去っていく。6時間経ち10時間経ち、結局最後はボクら二人だけになってしまった。
このときのボクらは、このイベントが
カツ丼を頼めば12時間漫画を読める
から
カツ丼を食べなければ12時間読めない
と変化してラスト1時間になると
カツ丼食べたら12時間漫画を読まなければいけない。
という苦行へと変わった。
そして午前七時を迎え、12時間を耐えきったボクらは虚しい気持ちのまま店をあとにした。
12時間はきつすぎる。だが今までパック料金なんかなかったB3がこういうイベントをやってくれるとは非常にありがたかった。これで深夜パックとかもやってくれないかなぁ