金曜夜からVPN(または家の回線)の調子が悪くTwitterやGmailなどに繋がらなくなったのでブログの形式で本日あった出来事を書きます。
なんだろうこの、時代と逆行している感じは。
土曜日は中国人学生が参加するアフレコ大会を見てきました。これは日本語学科の学生たちが2人から5人までのチームを組んで、各自好きなアニメの1シーン(5分間程度)を選び、無音声のアニメ(効果音有り)にアフレコするという結構長い歴史があるイベントで、日本語力と表現力の2つが試されます。この日は翌週に控える決勝戦に参加できる3チームを決める敗者復活戦が行われました。
今回の参加チーム5組がそれぞれ選んだのは『繰繰れ!コックリさん』、『ドラえもん』、『名探偵コナン』、『とある科学の超電磁砲』、『ラブライブ』の5作です。このうち勝ったのが後ろの3作品を選んだチームですが『ドラえもん』はともかく『繰繰れ!コックリさん』は題材選びから失敗している気がしました。
このアニメを選んだチームは男子学生2人が「コックリさん」と「狗神」を担当し、女子学生が「こひな」を演じていたのですが、アフレコ大会で声に抑揚のないキャラを選んだのはミスなんじゃないかと思います。5組中「コックリさん」と「狗神」が一番過剰な演技をするキャラなのでそれの対照となるキャラも出してメリハリを付けたかったという狙いがあったのかもしれませんが、やはりアフレコには向いていない気がします。
11月28日には今回の勝者3組を含む12組が争う決勝戦が行われます。私は以前中国人学生のスピーチ大会を見に行ったことがありますがこういうイベントに参加するのはたいてい女子学生ばかりで、そのうち1人か2人だけ異様に上手い学生がいます。
さきほど調べたところ、2007年に『げんしけん』の作中作?『くじびきアンバランス』を選んで優勝したチームのうちの1人が現在日本で声優・ナレーターとして活動している「劉セイラ」さんだそうです。 今年も未来の声優が現れるのかが非常に楽しみです。
ジャーナリスト福島香織公式サイト 中国趣聞博客:愛と萌えの日中関係