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職業:
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ビルバク
自己紹介:
24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。
副管理人 阿井幸作(あい こうさく)
28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。
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中国三大東野圭吾が決まる
2016/05/30 [Mon] 01:03
中国の小説家にはよく『中国のスティーブン・キング』やら『中国のアガサ・クリスティ』など『中国の○○』という肩書が付いていますが、これによく利用されるのが東野圭吾でしょう。名前だけに留まらず彼の作品すらも頻繁に使われこれまでに幾度も『容疑者Xの献身に劣らない』とか『中国版白夜行』などのキャッチコピーに利用されてきました。
まず1人目はご存知周浩暉。
死亡通知単 黒暗者 著:周浩暉
周浩暉がいつ頃『中国の東野圭吾』と呼ばれ出したかは不明ですが、彼の百度百科(中国版ウィキペディア)には2年以上前からその記述があったはずです。(百度百科:
周浩暉
)
2人目はおそらく出版社側のアマゾンのSEO対策で勝手に『中国の東野圭吾』と名付けられた賀奕。
五道口貼吧故事 著:賀奕
アマゾンの編集者推薦文に
『賀奕とは誰だ?中国の東野圭吾だ!五道口に潜む文章の鬼才。』
と書かれていますが言ったもん勝ちとはこのことを言うのでしょう。(アマゾン:
五道口貼吧故事
)
そして3人目は各作品が映画化されているばかりか日本を除くアジア諸国で翻訳本が出版されているサスペンス小説家の蔡駿です。
蔡駿 地獄変
2016年5月16日のニュースによると彼の新作『最漫長的那一夜-第二季』の発表会であるゲストが賈樟柯(ジャ・ジャンクー)が東野圭吾の『パラドックス13』の映画を撮る(参考:
中国では日本ミステリの映画化がブームなんだろうか
)ことに触れて、
『賈樟柯は東野圭吾の作品を撮らなくていい。中国の東野圭吾はいまここにいる。賈樟柯に蔡駿の作品を撮ることを薦めてみよう。』
と話していたことを紹介しています。(ニュース記事:
蔡駿の新書の同名ドラマが準備中
)
ですが2015年10月の時点で『蔡駿は人々に中国の東野圭吾となることを期待されている。』(ニュース記事:
蔡駿『最漫長的那一夜』
)と言われており、おそらくこの『最慢長的那一夜』の映像版が発表される頃には蔡駿は『中国の東野圭吾』として正式にニュースで紹介されるでしょう。
・東野圭吾の成り方
今の中国の小説界の風潮だと恋愛描写を含む社会派サスペンス小説であれば全て東野圭吾関係の異名を名乗れることになり、愛する人間のために犯罪に手を染める話であれば『中国の容疑者Xの献身』として売りに出せます。ですが、2人目の賀奕に抱く違和感からもわかるように中国でもベストセラー作家である東野圭吾の名前を冠する以上はある程度名前が売れていなければなりません。既に肩書きと一体化している周浩暉はともかくベストセラー作家の蔡駿がいま『中国の東野圭吾』を名乗ることで、東野圭吾作品は読んでいるけど中国国内の小説は全く知らないという読者層の獲得が見込めます。
だから今度もまたサスペンス小説家が新作や映像化発表の時に注目をあつめるために東野圭吾を名乗るかもしれません。そしてその際には賀奕はその席から蹴落とされているかもしれませんが。
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