またもや不便が多い北京に帰ってきたわけだが、日本にいた頃のクセでfc2ブログのURLをクリックしたり、ニコ動にアクセスしようとしてページ読み込みエラーが出ると苛立ちとともに懐かしさを感じるようではまだまだ中国で生活できるんだろうなぁと実感する。
2週間以上放置していたブログを更新しようと思う。
現在札幌-北京間を運行している航空会社はANAとCA(チャイナエアライン)の2つだ。ボクはいつも往復の飛行機をCAに決めていたから、札幌から出る飛行機も当然中国人観光客団体と同乗することになる。
北海道土産を両手に抱えた一団は当然ひとかたまりになって飛行機に乗るわけだが、ここで問題が起きる。彼ら一人一人の手荷物が多すぎて、各座席にあてがわれている荷物入れに収納しきれないのだ。そこで彼らは我先にとまだ乗客がいない座席の荷物入れに紙袋を押し込むのだ。
あとからやってきた乗客は、まるで前の乗客の忘れ物を見つけたような顔でぎゅうぎゅうになったラゲッジスペースを見つめる。今回ボクが見た被害者が北京旅行に行くらしい日本人一家だったから尚更気の毒だった。まさか日本国内で海外の洗礼を浴びるとは思わなかったろう。
海外旅行では荷物をしまうのは早い者順というルールがまかり通っているらしい。だから今回の件で中国人はやはり無神経で他人の迷惑が考えられない想像力欠如者だなと断じるのは短絡的だ。中国人は早い者勝ちの状況に慣れているだけだ。
ブログを書く際に機内持ち込み荷物の制限ってないのかとグーグルで検索したら似たような質問がヤフー知恵袋に載っていたのでクリックしたら、またもやページ読み込みエラーが出た。一部の意図がわからないネットの規制に中国政府が答えてくれることがあるのだろうか。
アニメやマンガ文化においては本州からだいぶ遅れている北海道。雑誌やコミックが2日遅れで本屋に並ぶことは子供時代から叩き込まれた内地との埋められない格差である。
中でもテレ東が映らない釧路にいる子供たちは、マンガのアニメ化が必ずしもグッドニュースとは思えなくなる。
想像してもらいたい。購読していた大好きなマンガが連載誌上で【アニメ化決定!】と大々的に宣伝されて詳細情報を読み、《18:00~18:30 テレ東系列で放送》とアニメ僻地に全く無遠慮な告知を目の当たりにしたときの子供の心境を。ボクはよく月刊少年ガンガンのマンガでその手の悔しい思いをしたおかげで、アニメ化の情報を聞いても「どうせテレ東だろ」と先手を打って失望していた。
マンガが2日遅れに到着するのは配送技術の問題や印刷業の限界のため仕方ないと納得できるし、北海道全体が同じ状況なのだからまだ気が休まる。だが北海道のちょっと東に位置しているだけでテレ東の電波が届かない釧路に生まれた子供たちはすっかり卑屈になってしまい、あの有名なポケモンショックが起きたときは友人と口元を歪めながら「釧路で良かったな」と自嘲することしかできなかったのだ。
そんな試される大地釧路にとうとうアニメショップができたというから驚きだ。その名もmoe staition。
年始早々実家に帰り、もう2週間が経つ。初めての帰国ではないから実家で生活していても取り立てて不便は感じないが、少し不思議に思うことがある。
それは水だ。我が家もついに健康ブームに乗ったらしく、2年ぐらい前から飲み水に気をつけている。とは言うものの、水道水を冷蔵庫で保存するだけという簡単なポット型浄水器を使っているだけだ。
しかし、子供の頃から飲み水と言ったら蛇口を捻れば出るものと思っていたし、北海道の水道水は日本で一番綺麗だと教えられていた自分としては、効果があるのかわからない浄水気でも家族が使っていると違和感を覚える。
ポットが冷蔵庫に入っているのでいつでも冷えた水が飲めるのはありがたいのだが、飲んで健康になるとは微塵も思わない。ただ、中国の水道水よりは遥かにマシだとは思う。
中国の水道水は直飲みできない。水を飲みたきゃ飲用水を買って来るか、お湯を沸かすかだ。大量の飲料水が入っている水タンクと簡易型ディスペンサーを購入すれば、貯水がなくなったら水タンクを業者に宅配してもらえるので、重いペットボトルを買いに行く手間を考えると効率が良い。
例え沸騰させても水は必ずしも安全ではないという意見も聞くので口に入れる水はすべてミネラルウォーターで統一するのが無難なのだろう。中国の水にはカルシウムが多く含まれており、飲みすぎるとお腹を壊すのだそうだ。だがお茶やカップラーメンのために安いとは言えミネラルウォーターを使いたくはないので、水道水をヤカンで沸かすのが無精者の性。
しかしこの日常やり慣れたお湯を沸かすという行為の手順を間違えたばかりに、ボクは新年早々中国の水の恐怖を思い知ることになる。
The Baker Street Letters (著)Michael Robertson
福尔摩斯先生收 (訳)王欣欣
アメリカ発のミステリー小説中国語翻訳版。格好良い装丁に目を惹かれて買ったのだが、帰宅後調べると本書がまだ日本では翻訳されて発売されていないことを知り、読む前から喜びを味わった。ちなみに本書は大陸よりも先に台湾で出版されていてベストセラーとなっている。
主人公のReggie(中国語で雷吉)は弁護士事務所を自分の弟Nigel(中国語で耐吉)らとともに立ち上げたのだが、その住所が世界で最も有名な探偵事務所があった場所、ロンドンのベーカー街221Bだったので連日届くシャーロック・ホームズ宛の手紙に悩まされていた。
事務所を設立する以前からずっとこの住所宛に届いた手紙の数々を保管してある倉庫を整理すると、20年前にロスアンゼルスから何かのデータ表が同封された『父親を探して欲しい』と書かれた女の子からの手紙を発見する。しかし奇妙なことにその手紙が届いた20年後となるReggieたちが事務所を構えてから再び、その女の子と同じ名前同じ筆跡の手紙が届く。
先日行った西単の嘉斯猫電玩倶楽部というゲームセンターには北京でおそらく唯一パチンコ・パチスロコーナーがある。
嘉斯猫電玩倶楽部は去年できたばかりのゲーセンであり、平日だというのにそこそこ人で賑わっていたが、パチンコパチスロコーナーは閑散としており、客は3人しかいなかった。店員は2人だけだ。それも愛想が全然ない。
てっきり日本のパチンコ屋で何年も働いて日本語ペラペラのスタッフがいると思ったのだが、中国人をターゲットにしているようで日本的なサービスは皆無だ。BGMも中国のもので、流行歌とも言えない盛り上がりに欠ける音楽だ。日本のパチンコ屋のような大音量でもないので、ゲーセンの音に負けそうである。