この小説は2005年に本格ミステリベスト10の一位、2006年に直木賞、本格ミステリ大賞を受賞しました。直木賞は東野氏にとってまさに悲願でもあり、六度目のノミネートでようやく掴んだ大賞です。
この画像は『バキ』(作・板垣恵介)というマンガの有名なある1ページです。
最強の格闘家と戦い敗北を知りたがっている右下のコマの死刑囚に、空手家が非情な事実を突き付けるシーンです。
「死んじまったぜ、二人とも」
「オリバは道歩いてたら隕石に当たり」
「ITEッ」
「烈は大地震に巻き込まれ地割れに落ちちまった」
「救命啊」
「不運にも程があるよな・・・・・・」
まぁこれは空手家のブラフなんですけど、当時この漫画を読んだ読者はみんな下のコマの死刑囚みたいな『はっ?何言ってんのこの火傷頭』って面を喰らい、『板垣頭おかしくなったのか?』って思いました。なんだよ、このアメリカンジョークはって。アメリカ人のオリバは隕石に当たったのに「ITE」で済ましているし、中国拳法家 烈海王は「救命啊」(助けての意味)って叫んでるし、嘘にも程があるだろうと。