タイトルは電気グルーヴの『弾けないギターを弾くんだぜ』っぽく、強弱を付けて30遍ぐらい読んで下さい。
ボクは嫌煙家じゃないが、別に愛煙家でもないので中国に来てからタバコで困ったことがない。世の中には『チェリー』しか吸わないなんて言う稀有な奴もいるけど、そんな日本でも買うのが難しいタバコなんて中国じゃ買えるわけがない。『マルボロ』や『ラーク』や『マイルドセブン』あたりは買えないこともないのだが、売っている場所が限られているために愛煙家の日本人留学生は大抵中国のタバコを代用している。
中には一箱100元を超えるタバコもあるけど、一般的には一箱5~10元(100~160円)ぐらいで買えるので、日本よりも嗜好品として手に入りやすい。中国ではタバコは付き合いの道具になっており、初対面の相手にタバコを一本差し出すのが礼儀のようになっている。
北京の降水量は低い。一年で数えるほどしか雨が降らず、年中乾燥していて、町中はいつも埃っぽい。降ったとしても天気雨みたいなもので長く続いたためしがない。そんな微々たる水分で北京市民の生活を賄えるはずがないから足りない水は南から持ってくるんだが、近年では南の方が水不足に困るという事態に発展している。
しかし夏になると北京は大雨のシーズンに入る……と言うよりも夏にしか降らないと言ってもいいかも知れない。年間降水量2000ミリという大都市を維持するには極めて少ない雨量を7、8、9月の雨に頼るんだ。だけど北海道出身の僕から見れば北京の夏は五月から既に始まっている。
しかし暑いだけで水がなければ植物も枯れてしまうので、たまにオジサンが草花に水をかけている姿を目撃する。地面がビチャビチャになるほど水をやっているので根腐れするんじゃないかなと心配になるけど、雨の少ない北京ではこのぐらいがちょうど良いのかもしれない。
だけど今年は違う。まだ6月だというのに周に一回のペースで雨が降り、一日中止まないこともある。先日は道路を川のようにした豪雨が降り、車が横切るたびに波が出来て歩道を覆った。その日でおそらく年間雨量の2000ミリを超えたんじゃないだろうか。南方では大雨による洪水被害が起きて人が死んでいるし、やっぱりおかしいぞ中国。と不安になる。
中国にいる利点の一つに北海道以外の長野やら神戸やら福岡やら内地の友人が増え、視野が広がったことがあげられる。
先日、長野県出身の先輩から北海道の食べ物って変わってんねと言われた。
どこの都道府県にも独自の食文化があるけど、僕ら道民は自分たちの食文化が異端だと知ってるんでたまに卑屈になることがある。
「ああ、トマトに砂糖かけて食べるって奴ですか?」
いや・・・ちょっと違うな。
「じゃあ、赤飯に入れるのは小豆じゃなくて甘納豆って奴ですか?」
う~ん、それもあるんだけど・・・・
「ああ、わかりました。ザンギですね?!」
えっ、何それ?
(ザンギとはニンニク、生姜、醤油などでしっかり味を付けた鶏肉に衣を付けてバリバリサクサクに揚げた唐揚げ。釧路か函館が発祥だとも言われ、発音は中国語の『炸子鶏』から来たという説がある。僕の故郷釧路のザンギは『ザンタレ』とも言われ、さっぱりとした甘酸っぱいタレをぶっかけて食べる)
なんで先輩がこんな話を切り出したかと言うと、2ちゃんまとめサイトで道民の食文化についてのスレッドを見たからだという。
それで先輩が見たスレッドがこちらだ。