前作『溝鼠』を書いたおかげで親戚と友人が減ったという新堂冬樹先生が懲りずに出した続編。『毒蟲VS溝鼠』と銘打ってありますが別に東宝映画とは関係ありません。
俺だけが知っている密やかな悦び、それが味わえるブラックな小説だ。
アイアムチョーノ(帯文から引用)
産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞した作品。作者は児童文学作家の香月日輪(コウヅキヒノワ)
主人公稲葉夕士は両親を亡くしてから親戚の家で常に遠慮しながら住んでいた。高校入学を機に寮生活をしようと決意したのもつかの間、寮が火事になりせっかくの一人暮らし計画が挫折しかける。そこで見つけた安アパートには気さくで人の良い住人たちと魑魅魍魎が共同生活を営んでいた。夕士は彼らと触れ合い、妖怪アパートという少し不思議な空間で家族の暖かさを得ることになる。
ダ・ヴィンチに紹介されていて、妖怪もの好きとしてチェックしとかないかんと思って散々書店を駆け回ってようやく買えた文庫本。しかし中身は想像とまるきり別物だった。
伊藤潤二先生の新刊が出てた。
カバーになっている四人が主人公です。(下の女の子から反時計回りに マルソー タブロー 薔薇っち ピータン)
名前からお察し頂けるかもしれませんが、彼らは全員ハンドルネームを名乗っています。
ネットの自殺サイトで知り合った彼らは集団自殺をしに行くのですが、怪奇現象に阻まれ成し遂げられず終わるのです。それで二話目は果たせなかった集団自殺をやり直しに行くっていう始まりなんですが、ここらへんで集団自殺をするたびにハプニングが起こって結局死ねないっていう流れで最後まで行くホラーコメディだなと勘繰りました。
でもそんなもん羅漢果よりも甘ったるい推測でした。
糖度は砂糖の300倍とも400倍とも言われる。なんでそんな差が出るんだ。