例えば人に友人を紹介するとき、まず始めにその友人がいったいどんなヤツかを説明するでしょう。でも人の姿や性格を表現するのは大変なことです。
「明るいよ」とか「丸顔だよ」とか言ったところでそれは発言者の主観に過ぎず、いざ会ってみたら「どこが丸顔だよ、丸って言うか楕円じゃねぇか」っていう事態も起こりえるわけです。
「誰に似てるの?」
「速水もこみちに似てますね」
「速水もこみちってアレ?ラフってドラマに出てた背の高いヤツ?アイツ、日ハムのダルビッシュみたいに格好良いよな」
「うーん、まぁそうですね」
「ってことはソイツはダルビッシュ似なのか、そりゃいい男だな」
「いや、似てるのは速水もこみちであってダルビッシュじゃありません」
「でも似てるじゃん、その二人」
(´・ω・`)ショボン
お互いの趣味嗜好を理解している親しい間柄同士だったら、人を形容する言葉を自由に選べるでしょう。相手にわかりやすい言葉を選んで、相手が知っている有名人や芸能人を例えに出せばいいのです。
「体格的にはノアの丸藤っぽいけど、顔は松本清張で髪質は大泉洋、雰囲気は長瀬智也がやった池袋ウエストゲートパークのマコトっぽいですね、でも声の質はプロ麻雀士の馬場さんかな」
「ツラが致命傷だな」
となるのです。
また見てないものの感想を書いてる。いくら反応にスポットを当ててるとは言え、現物には目を通した方が良いと思う。
今年もまたM-1が終わりました。今回も無名の新人が優勝を掻っ攫うことになり、ますますM-1の存在価値が疑わしくなって行きます。
そもそもM-1の本来の目的は、キャリアも実力もあるが日頃スポットの当たらない漫才芸人をやる気にさせるために賞金1000万円という大金を掲げ、紳助さんや松ちゃんや巨人師匠などのベテラン芸人を審査員に置き、規模に見合った芸人を優勝させるはずだった。
2001年の記念すべき第一回目から、中川家、ますだおかだ、フットボールアワー、アンタッチャブルと中堅芸人が取るべくして取った優勝ではあったけど、それ以降のブラックマヨネーズからおかしくなった気がする。
ブラックマヨネーズって・・・・・・誰?
それが生で見ていたときのボクの感想だった。
その後2006年にはチュートリアルが審査員全員から票を集め、完全試合を達成した。
しかしそのあとのサンドイッチマンは敗者復活枠からの出場だけではなく、なんとコントを引っ提げ優勝してしまった。
そして今回の優勝者はNON STYLEには、僕は正直何の情報も持っていない。それも当然で、ここ一年はお笑い番組から完全に離れていて日本でどんな番組をやっているのかもわからない。
なんか本当に無名だったようですね、NON STYLEは。
だから無知なボクは疑問に思ってしまうんです。
NON STYLEに未来があるのか、と。