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自己紹介:
24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。
副管理人 阿井幸作(あい こうさく)
28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。
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《老千》巻1 天下有賊 著者:何許人
2012/08/28 [Tue] 01:32
いただきもの。
『老千』とは1,000もの手練手管を弄して人を騙す詐欺師を指す中国語です。本書では食い逃げやボトルアタッカーなどのチンケな詐欺の手口が詳らかに書かれ、巨額の遺産を騙し取るような大掛かりな仕掛けがドラマティックに描かれます。
食い逃げしたその足で5つ星ホテルのホテルマンになりすまし、スイートルームから現金等を盗み去るそのフットワークの軽快さは無数の詐欺の手口を扱う物語の導入部にふさわしいでしょう。
すけこましの演技派詐欺師単子凱、ハイテクに通じた梁融、美貌を武器に男を手玉に取る司徒穎、智謀に富んだオールマイティー型の陸鐘、そして彼らをまとめる老年詐欺師の韓楓の5人は基本的に悪人のみをターゲットにしているようですが、前述の食い逃げとかボトルアタッカーなんかはカタギの人間を狙った詐欺ですので、本書を『クロサギ』みたいな勧善懲悪モノとして読むとちょっと腑に落ちないところがあります。しかし大仕事となると5人がそれぞれの持ち味を生かして悪人相手に大芝居を打ち、見事大金をせしめる展開はベタだし上手く行き過ぎの感がありますがやはり痛快です。
希望を言うなら、この小説は短編集みたいな構成なので主人公たちは仕事が終わればまた別の仕事に移ってしまい緊張感が長続きしません。だから1つの重大な詐欺事件のみにスポットを当てた長編小説であって欲しかったです。更に言えば『上に政策あれば下に対策あり』と言われる中国なのだから、法の抜け道を掻い潜ったり法律を逆手に取ったりして悪徳企業をはめると言った展開を期待したのですが、そこらへんは残りの3巻に期待しましょう。
詐欺師のギルドがあったり、詐欺の奥義が書かれた古文書が登場したり、現代が舞台なのに武侠小説に出てくるような厳格な徒弟制度を詐欺師の組織に当てはめるなど、どこまで本当のこととして読めば良いのかわからなくなる小説で、なかなかハッタリのきいた佳作でした。
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