果たしてライオンは虎よりも強いのか、白サイよりも強いのか、訓練された土佐犬よりも強いのか。(餓狼伝より)
では果たしてドリアンはドブ川より臭いのか、三角コーナーより臭いのか、稲中の田辺より臭いのか!ドリアンは本当に臭いのか!!
先日友達がドリアンをまるごと1個買ってきました。
ドリアンを使ったケーキやその他デザートは何度か食べたことがあり好きな味だと思っていたのですが、生で食べるのはこれがはじめてです。
この大きさで53元。とは言うものの重さの半分がこの凶悪な外皮で占められています。
冷やしていたせいか皮を剥いても臭いはありません。そもそもドリアンって中国のスーパーではどこでも売られている、一般的でやや高価な果物です。しかし『異臭』というほどの臭いではないと常々思っていました。
このドリアンも硫黄臭はしますが、それを除けばむしろ良い香りなんじゃないでしょうか。これでは納豆やキムチにすら負けそうな臭いです。
幼稚園児の握り拳ぐらいの大きさ
パイナップルよりも優しい黄色の実は完熟バナナのように柔らかく、綺麗に皮から取るのが難しい。
ソフトクリームと同様で食べるのに歯は不要。クリーム状の果肉は舌にまとわりつくのに口には残りません。味は言うまでもなく美味い。こってりしているとはいえ果物だから脂っこさは当然なく、まるで天然のカスタードクリームだ。夕食後だというのに2人で1個あっという間に平らげてしまった。
買ったドリアンが新鮮だったので、よく言われるようなドブ川、三角コーナー、田辺といったイヤな臭いは感じなかった。しかし食後のゲップが焼肉のあとよりも臭くて、それに吐き気がこみ上げた。
中国にいると日本ではなかなか手に入らない果物を買える。冬はナツメであったり夏は生のライチであったり、一度その味にはまってしまうと次の旬が来るのが待ち遠しくなる。スーパーで素通りするだけだったドリアンも、今後は値段を見て旬を確認することにしよう。
写真は4月4日、五道口にある24時間営業の喫茶店の中から撮りました。3日が日曜日だったからと言ってデモではありません。
五道口と言えば北京に住んでいる外国人、とりわけ留学生にとっては特別な場所です。10数年前は治安の悪さが有名で日本人学生の誘拐事件も起きた土地ですが、今は過去の陰気な雰囲気はない賑やかな学生街です。街の中心部付近には中国最高学府の北京大学と精華大学がありますが、外国人留学生を大量に受け入れている北京語言大学もあることで10数年前とは異なるいかがわしさを醸し出しています。
五道口地下鉄駅前には外国人留学生の溜まり場となっているクラブがあります。『プロパガンダ』は大勢の外国人の他にも中国人も酒を飲み、店内の狭さも相まってかちょっと危険な雰囲気があります。ボクの友人で絡まれたとか殴られたって人はいなかったので、よっぽど運か酒癖が悪くなきゃケンカに巻き込まれないと思っていたんですが、今回で考えを改めました。
このクラブって休日深夜は特に客が多くて、入店できない外国人や完全に出来上がった酔っ払いたちが路上でたむろしています。そして店は客が帰らなきゃ空が明るくなっても閉店しないので朝っぱらに泥酔している外国人を見かけることもあります。
だから店内だろうが店外だろうが事件は起こりうる環境なんですよ。
でもまさか、午前5時に暴れることないだろう……
中国に入国した外国人は原則として24時間以内に各地区に存在する派出所に行き居住証を申請しなければいけない。
これは中国の法律で決められていることで、中国に滞在したことのある外国人ならばみな知っている常識だ。
先週土曜日に北京に戻ってきたボクも例外ではなく、翌日曜日に直ちに派出所へ向かわなければいけなかったのだが昨日の今日で行ける気分にはなれず後回しにしてしまい、気が付いたら入国から一週間が経とうとしていた。
しかし今日こそは重い腰を上げねばいかなかった。
だって公安が乗り込んできたんだもの。
またもや不便が多い北京に帰ってきたわけだが、日本にいた頃のクセでfc2ブログのURLをクリックしたり、ニコ動にアクセスしようとしてページ読み込みエラーが出ると苛立ちとともに懐かしさを感じるようではまだまだ中国で生活できるんだろうなぁと実感する。
2週間以上放置していたブログを更新しようと思う。
現在札幌-北京間を運行している航空会社はANAとCA(チャイナエアライン)の2つだ。ボクはいつも往復の飛行機をCAに決めていたから、札幌から出る飛行機も当然中国人観光客団体と同乗することになる。
北海道土産を両手に抱えた一団は当然ひとかたまりになって飛行機に乗るわけだが、ここで問題が起きる。彼ら一人一人の手荷物が多すぎて、各座席にあてがわれている荷物入れに収納しきれないのだ。そこで彼らは我先にとまだ乗客がいない座席の荷物入れに紙袋を押し込むのだ。
あとからやってきた乗客は、まるで前の乗客の忘れ物を見つけたような顔でぎゅうぎゅうになったラゲッジスペースを見つめる。今回ボクが見た被害者が北京旅行に行くらしい日本人一家だったから尚更気の毒だった。まさか日本国内で海外の洗礼を浴びるとは思わなかったろう。
海外旅行では荷物をしまうのは早い者順というルールがまかり通っているらしい。だから今回の件で中国人はやはり無神経で他人の迷惑が考えられない想像力欠如者だなと断じるのは短絡的だ。中国人は早い者勝ちの状況に慣れているだけだ。
ブログを書く際に機内持ち込み荷物の制限ってないのかとグーグルで検索したら似たような質問がヤフー知恵袋に載っていたのでクリックしたら、またもやページ読み込みエラーが出た。一部の意図がわからないネットの規制に中国政府が答えてくれることがあるのだろうか。