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プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
41
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
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果たしてライオンは虎よりも強いのか、白サイよりも強いのか、訓練された土佐犬よりも強いのか。(餓狼伝より)

 

では果たしてドリアンはドブ川より臭いのか、三角コーナーより臭いのか、稲中の田辺より臭いのか!ドリアンは本当に臭いのか!!

 

 dori.JPG

先日友達がドリアンをまるごと1個買ってきました。

 

ドリアンを使ったケーキやその他デザートは何度か食べたことがあり好きな味だと思っていたのですが、生で食べるのはこれがはじめてです。

 

この大きさで53元。とは言うものの重さの半分がこの凶悪な外皮で占められています。

 dori1.JPG

冷やしていたせいか皮を剥いても臭いはありません。そもそもドリアンって中国のスーパーではどこでも売られている、一般的でやや高価な果物です。しかし『異臭』というほどの臭いではないと常々思っていました。

 

このドリアンも硫黄臭はしますが、それを除けばむしろ良い香りなんじゃないでしょうか。これでは納豆やキムチにすら負けそうな臭いです。

 

 dor2.JPG

幼稚園児の握り拳ぐらいの大きさ

 

パイナップルよりも優しい黄色の実は完熟バナナのように柔らかく、綺麗に皮から取るのが難しい。

 

ソフトクリームと同様で食べるのに歯は不要。クリーム状の果肉は舌にまとわりつくのに口には残りません。味は言うまでもなく美味い。こってりしているとはいえ果物だから脂っこさは当然なく、まるで天然のカスタードクリームだ。夕食後だというのに2人で1個あっという間に平らげてしまった。

 

買ったドリアンが新鮮だったので、よく言われるようなドブ川、三角コーナー、田辺といったイヤな臭いは感じなかった。しかし食後のゲップが焼肉のあとよりも臭くて、それに吐き気がこみ上げた。

 

中国にいると日本ではなかなか手に入らない果物を買える。冬はナツメであったり夏は生のライチであったり、一度その味にはまってしまうと次の旬が来るのが待ち遠しくなる。スーパーで素通りするだけだったドリアンも、今後は値段を見て旬を確認することにしよう。

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・北京の地下鉄で『乃木希典』を読む。


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当時の社会風潮により「軍神」という実像が否応なく形作られた乃木大将の人生を、詳細かつ大量の文献と当時の資料を引用して、ある独りの軍人が軍神として祀られるようになる過程を本書は事細かに書き表わしている。


人間としての乃木がどんな人物であっても、中国じゃ悪い評判しか聞かない人なので、書名が他の乗客の目に触れぬように開かないドアに向かい合いながら本を読む。
こうしてビクビクしていると、以前西部遇が地下鉄で化粧をすることと同じく本を読むのは止めろと主張していたのは正しいことだったとふと悟った。



・目的地の北新橋(鼓楼の近く)で時代遅れの遺物を目にする。turi.JPG

turi2.JPG


日本人一切お断り
釣魚島は中国のものだ



今どきこんな古臭いスローガンを目にするとは思わなかった。
誰も彼の心にくすぶる反日の熾火を消さなかったのか。火の着火と消火は一斉にやらないと、時勢に乗り遅れた人が恥ずかしい思いをするだけだろうに。

そして悲しいかなこの不動産屋は既に閉店している。わざわざ断っても中国人客すら来ない。
道を歩く人はこのメッセージを見て、みな出来の悪い子を目にしたかのような苦笑いを浮かべるだけだ。



・南鑼鼓巷の喫茶店で香港旅行に行っていた日本人の友人と会い、土産話を聞かせてもらう。

ご飯が旨い旅行先でわざわざ日本食を食べることはしなかったが、日本料理店はどこも満員の大盛況だったとのこと。しかし日本からの物資の輸入が現在禁止されているので、見かけの繁盛とは裏腹に状況は非常に厳しい模様。

あと香港のエルメスやプラダなどのブランドショップは連日客の列が並び、入店の人数制限が設けられていた様子を目の当たりにして大変驚いたとのこと。客層のほとんどは中国人客であり、大陸の資金によって支えられている香港経済の現状を再認識したと話す。

その後その友人と夕食へ。

ローカルだけどちょっと値段の高いレストランに行き、糖醋里脊(鶏肉の酢豚)、 椒盐虾(素揚げエビの塩だれ炒め)、 清炒西兰花(ブロッコリーの炒め物)、 什锦炒饭(五目炒飯)という目新しくもない普通の料理を注文する。五目炒飯以外旨かった。北京のレストランでありがちな油でベトベトの炒飯じゃなかったのだが、米が柔くて歯応えが悪かった。



・好い日と言える1日だったので日記に書いてみた。だけどこんなことを『良い』と言うなんて普段ろくに外を出歩いていない証拠になりそうで、文字に残すのが少々怖くもある。

 puropa2.JPG

写真は44日、五道口にある24時間営業の喫茶店の中から撮りました。3日が日曜日だったからと言ってデモではありません。

 

五道口と言えば北京に住んでいる外国人、とりわけ留学生にとっては特別な場所です。10数年前は治安の悪さが有名で日本人学生の誘拐事件も起きた土地ですが、今は過去の陰気な雰囲気はない賑やかな学生街です。街の中心部付近には中国最高学府の北京大学と精華大学がありますが、外国人留学生を大量に受け入れている北京語言大学もあることで10数年前とは異なるいかがわしさを醸し出しています。

 

五道口地下鉄駅前には外国人留学生の溜まり場となっているクラブがあります。『プロパガンダ』は大勢の外国人の他にも中国人も酒を飲み、店内の狭さも相まってかちょっと危険な雰囲気があります。ボクの友人で絡まれたとか殴られたって人はいなかったので、よっぽど運か酒癖が悪くなきゃケンカに巻き込まれないと思っていたんですが、今回で考えを改めました。

 

このクラブって休日深夜は特に客が多くて、入店できない外国人や完全に出来上がった酔っ払いたちが路上でたむろしています。そして店は客が帰らなきゃ空が明るくなっても閉店しないので朝っぱらに泥酔している外国人を見かけることもあります。

 

だから店内だろうが店外だろうが事件は起こりうる環境なんですよ。

 

でもまさか、午前5時に暴れることないだろう……

 

中国に入国した外国人は原則として24時間以内に各地区に存在する派出所に行き居住証を申請しなければいけない。

これは中国の法律で決められていることで、中国に滞在したことのある外国人ならばみな知っている常識だ。

先週土曜日に北京に戻ってきたボクも例外ではなく、翌日曜日に直ちに派出所へ向かわなければいけなかったのだが昨日の今日で行ける気分にはなれず後回しにしてしまい、気が付いたら入国から一週間が経とうとしていた。

 

しかし今日こそは重い腰を上げねばいかなかった。

だって公安が乗り込んできたんだもの。

またもや不便が多い北京に帰ってきたわけだが、日本にいた頃のクセでfc2ブログのURLをクリックしたり、ニコ動にアクセスしようとしてページ読み込みエラーが出ると苛立ちとともに懐かしさを感じるようではまだまだ中国で生活できるんだろうなぁと実感する。

 

2週間以上放置していたブログを更新しようと思う。

 

現在札幌-北京間を運行している航空会社はANACA(チャイナエアライン)の2つだ。ボクはいつも往復の飛行機をCAに決めていたから、札幌から出る飛行機も当然中国人観光客団体と同乗することになる。

 

北海道土産を両手に抱えた一団は当然ひとかたまりになって飛行機に乗るわけだが、ここで問題が起きる。彼ら一人一人の手荷物が多すぎて、各座席にあてがわれている荷物入れに収納しきれないのだ。そこで彼らは我先にとまだ乗客がいない座席の荷物入れに紙袋を押し込むのだ。

 

あとからやってきた乗客は、まるで前の乗客の忘れ物を見つけたような顔でぎゅうぎゅうになったラゲッジスペースを見つめる。今回ボクが見た被害者が北京旅行に行くらしい日本人一家だったから尚更気の毒だった。まさか日本国内で海外の洗礼を浴びるとは思わなかったろう。

 

海外旅行では荷物をしまうのは早い者順というルールがまかり通っているらしい。だから今回の件で中国人はやはり無神経で他人の迷惑が考えられない想像力欠如者だなと断じるのは短絡的だ。中国人は早い者勝ちの状況に慣れているだけだ。

 

ブログを書く際に機内持ち込み荷物の制限ってないのかとグーグルで検索したら似たような質問がヤフー知恵袋に載っていたのでクリックしたら、またもやページ読み込みエラーが出た。一部の意図がわからないネットの規制に中国政府が答えてくれることがあるのだろうか。

 


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