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プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
41
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
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ボクは留学してからずっと大学の寮に住んでいるんですが、この寮はよくわからないところに規則があってたびたび迷惑をしています。

ルールに従うのは当然のことではありますが、中国はルールを平気で破るくせに「これは規則だから」ととてもつまらない無駄な規定を設けて、それを強制させます。ルールを受ける側とすれば、何の意味もないルールを守るなんて馬鹿なことやってられません。


なんなんでしょうかね、玄関に置くクツは二足までとするって規則は。

ボクの寮では各部屋に靴箱がありますが、毎度毎度しまっていては出掛けるときに億劫ですので、基本的に部屋の前に放って置いているのです。管理者たちにはそれが気に食わないのでしょう。

推測するに廊下のモップ掛けの邪魔になるという理由はわからなくもないのですが、モップ掛けで何度ボクのクツが向こうの部屋まで引き摺られたかわかりません。

結局この規則も中国にありがちな無価値なルールなのでしょう。


だからボクもこれを無視していました。最初のころは毎朝「クツしまえよ」と部屋をガンガンノックされるのに辟易しましたが、最近は何もないので『諦めたか』と高を括っていたら・・・・・・

koeia.JPG


クツがゴミ袋に入れられてました・・・

少し恐怖を覚えました
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中国ではお会計のことを「埋单」(mai dan)と言います。「买单」とも言いますが、客は「おーい埋单してくれー」と言えば、ウェイトレスは「10番テーブルのお客さん、埋单でーす」と返します。

この「
埋单」という単語、もともとは広東から来たもので、北方では「买单」と書くのですがそんなに古い言葉ではないようで、一種の流行語のように使われている面もあります。

しかし流行ゆえでしょうか、最近では「
埋单」に取って代わって「建账」(jian zhang)という言葉が用いられています。中国人の友達が言うには、この言葉も北方から来たものらしいのですが、飯屋に行けば日に日に「建账」と聞こえる数が増えます。

ボクが初めてこの単語を聞いたのは6月ぐらいですけど、来年までにはこの言葉が一般的になるんじゃないでしょうか。

こうやって考えると、まるで日本民俗学の太祖柳田國男先生の『蝸牛考』を想起させます。「
建账」という単語がどこから来て、今はどこまで流行っているのか、北京では通じるけど、南京では使えるのかとかいろいろ考えさせられます。

今週は「国慶節」という中国の大型連休。各観光地が賑わいを見せる期間だ。

ボクもその波に乗っかろうと、大した用事もないのに「王府井」という中国人だけではなく外国人も集まる北京一の大型観光地だ。旅行者はよくここで中国土産のバカ高い品物を買っていく。

着いてみるといつも以上の人混みで、足下が見えないほど人で埋め尽くされている。

早歩きで人並みをかいくぐり歩行者天国まで出ると、その雑踏の中で固まっている一団が見えた。

遠目から見て何かやっているようだとわかった。

そこで興味を持って近づいてみると、なんか銀色のド派手なスーツを着て、大きな茶色いサングラスをかけてパンチパーマを決めた日本人が中国人に話しかけていた。はっきりよく通る威圧的な声は右翼を思わせ、鳥肌実のようですらあった。

うわぁ、ヤクザだよ。こんなわかりやすいヤクザなんてコントの中でしか見たことねぇよ。

と、面倒に巻き込まれるのもイヤなんで『中国人の一人』という雰囲気を出しながらそのヤクザを眺めてたら、ネクタイに『エンポリオダヨ』とカタカナで書いてある。


ん?あれ?

話を詳しく聞いていると、ヤクザの隣にいる女性がヤクザの話を丁寧に翻訳して中国人に伝えている。


ん?


彼らの傍らにはカメラをかつぐ男がいて、数人が二人の会話を見守っていた。


あれ?もしかして日本のテレビか?


と悟って冷静にそのヤクザを眺めると、どっかで見たような顔をしている。写真でしか見たことがないけど、この六本木テイストの男はなんか芸人だったような気が・・・・・


あーっ!わかった!!

鼠先輩だ!!!


電車で八時間の旅路を終えて昨日の夜にやっと北京に帰ってきた。

中国に住んでいると八時間旅行が短いと感じてしまう。以前は『札幌→釧路』間の六時間深夜バスの旅すらも厳しいと感じていたのに、『西安→北京』の20時間旅行をしてしまうと一ケタぐらいはわりかしどうでも良くなる。



そもそも、何で休日でもないのにハルピンくんだりまで行ったのかというと、それはオバチャンがたの発案によるもの。

オバチャンたちの目的は、慰霊だった。


明日の早朝、友人たちとハルピンへ行ってきます。帰りは日曜日の夜になると思います。

特にボクが行きたかったわけではないんですけど、(ハルピン旅行なら冬に行くのがベストだし)知り合いが行くというのでせっかくだから付いていくことにしました。


しかしそのメンバーというのが、

子育てを終わらせたオバチャン二人。

院生の才女。

中国に来たばかりの女子大学生。


うーむ、すげぇやりづらい・・・・・・しかも旅行の目的が日本人移住者のお墓参りという真面目なものだから、正直「楽しさ」は求められていない。


なんでボクは「行く」って言っちゃったんだろうなぁ、と少し後悔しています。


kagi.JPG

まぁ全然関係ないですけど、これはうちの鍵とキーホルダー。上にある平べったい金属片が鍵で、左の白いのはロシア人からもらったマンモスの骨、真ん中のはアメリカに行った日本の友人からもらったサンフランシスコ土産、右はそのロシア人が日本旅行をしたときのお土産ブリーチの日番谷冬獅郎。

あと、モンゴル人の友人が夏休みの間にロシア旅行へ行ったんですけど、汽車の中でヨーロッパ留学をしている日本人に会い、猥談で盛り上がったらしいです。

そんな彼が覚えてきた日本語がよりによって「セックスしよ」でした。

お前はなにラブストーリーだよ!!モンゴルラブストーリーかっ?!

しかもタチの悪いことに、と言いましょうか彼は意味がわかってて
「セックスしよ」「セックスしよ」と口にするので見ていてヒヤヒヤさせられます。まだ女の子の前で言ったことはないそうですが、彼女と別れたばかりなのでこれを武器に日本人の女の子をターゲットにする日が来るかもしれません。


使っても良いけど、オレの名前出すんじゃねぇぞ!!


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