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プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
41
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
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あと一二時間ばかりで帰国だ。中国に来たのが2007年の9月だからおよそ一年半ぶりの日本と言うことになる。

 

今は日本にいなくてもネットがあれば流行にはついていけるので、自分自身帰ってもあまりギャップは感じないだろうと考えている。しかし日本にいる雰囲気を忘れるのに一年半という歳月はもう十分だ。

 

国は各々臭いを持っているらしい。その風土や特色が来訪者に臭いを見せるのだそうだ。

 

ボクが初めて中国に来たとき、確かに古い油の臭いを感じた。埃臭い乾いた空気が妙に油っぽく、さすがは中華料理の国だと感心したものである。しかし今じゃ何も感じない。

 

ちなみに日本は醤油の臭いがするそうだ。では北海道はどんな臭いをボクに味わわせてくれるのだろうか。今はそれが楽しみである。

 

 

 

帰国と言うものの、ことが上手く運べばまた中国に来ることになる。しかし今は何かアクシデントが起こらないのか不安でたまらない。何も起こらなければ幸いだ。

 

しかし一年半も中国にいるとは思わなかった。その間一度も帰国しないなんてもっと思わなかった。北京から札幌までの飛行機代が異常に高いということもあるのだが、帰っても何もないという本音もあった。北京に行けば何かあるんじゃないかと、勝手に北海道に見切りを付けて学校で習っただけの中国語と辞典を引っ提げて来中したのが一年半前。

 

もう24歳だ。帰れなくて寂しいと思ったことはないが、帰らずに何をしようかと考えて呆けたことはしばしばあった。

 

まぁとりあえずは帰ったら友人に会おうか。札幌にも釧路にもいるはずだ。今度は北京の土産話でも引っ提げて空港を出ることにしよう。

 

 

これから小規模な飲み会を開いてもらう。徹夜である。この年になって徹夜で宅飲みができるとは思わなかった。

 




しかしその前に部屋の掃除だ・・・ああ、荷物が多すぎるんだ。


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23日、邱永漢氏の講演会へ行った。

 

邱永漢と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。作家?実業家?香港人?それともお爺ちゃん?

 

僕が思ったことは、誰それ?です。

 

 

邱永漢氏を知らないのに講演会なんか来て良いのか。

 

良いんです、ボク以外にも知らなかった人がいたし。

 

 

邱永漢氏と言えば金稼ぎのプロ、中国株の重鎮。此度の講演会も現在激動する中国経済界での生き抜き方でも教えてくれるのかと思いきや、実質的な主役は柳田洋さんといい、中国で起業されてビジネス本まで書かれた人であった。

 

この講演会の感想は書かない。一言いうのなら、住む世界が違ったってところだ。全く、鮒は池に住み、鮭は川に住んでいればいいのだ。

ニセモノ大国中国にいるとコピーどころかそんなもん初めからねぇよっていう酷いオリジナリティを持つ製品をよく見かける。以前ロシア人オタクアンドリーが買ったアニメグッズも日本にはないものばかりでなかなか笑わせて貰った。

店先に並ぶニセモノ商品を見るたびに、中国人はニセモノだと認識して買っているのかちょっと悩むところだったんですが、以前にD&Gのニセモノを着ている人を見かけて以来、ここの人たちは正規品の機能性とかデザインは二の次で、『それっぽい』ものであればそれで良いんだ、と考えるようになりました。



かっこいい初めて見つけたジャンパー

かっこいいまだ誰も着てないジャンパー

かっこいい見たことないよなジャンパー

かっこいいことするときのためのジャンパー

かっこいい地元で見つけたジャンパー

かっこつけてもどこかイカすぜジャンパー

かっこいい中国で見つけたジャンパー

かっこいい生地が薄いD&Gのジャンパー

かっこいい背中にB&Gって書かれたジャンパー

by電気グルーヴ



B&Gってなに?財団本茶器?それとも子供服ブルガリ&ガッバーナ


今更ニセモノを見ただけでは喜びませんが、実際に身に付けている人を見たら正直興奮してしまいますね。そんな山寨(パクリ)商品よりももっと安くて良いものがあるだろうに。


皆様は年末年始をいかが過ごされたでしょうか。僕は年末に大恩があり一年間連絡を絶っていた大学の教授二人に謝罪文から始まる年賀メールを書き年が明けてからは元旦が誕生日の妹に祝いの年賀メールを送ったところちっとも返信が来なかったという日頃の行いが出る正月を過ごしていました。

 

(そのあと妹と教授一人からは返信があったんですが、もう一人からの反応がないのがとても怖い・・・・・・)

 

 

本日、北京の郊外に出来た永旺へ行きました。兼ねてから日本人留学生の間で噂になっていたのだが、長い時間をかけて地下鉄を乗り継ぎ、それ以外何もない郊外に行くのも気が引けたので、正月であることにかこつけて友人と冷やかしに行くことになりました。

 

ちなみに永旺とは日本の有名なデパートのアレです。

 

フッフーン♪です。

      

 

IEONジャスコです。

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かんなぎショックを囓ったぐらいしか知らない二人の日本人留学生の会話。


 

ボク「なんか酷いことになってるみたいですけどね」

友人「『かんなぎ』ってことは巫女さんだろ、セックスしちゃ駄目じゃん」

ボク「いえ、巫女じゃなくて木の精霊らしいですよ」

友人「だったら余計だよ。人間が精霊と交わっちゃいかん」

ボク「精気抜かれちゃいますからね」

友人「ってか、なに?その女の子は妊娠したの?木の精なのに?」

ボク「らしいですよ」

友人「え~?主人公が樹のウロにチ○コ突っ込んでたのを、翌朝に村の若い衆が発見したとかそういうオチじゃないの?」

ボク「狐に化かされた的なね」

友人「つーかさ、何でこんなに騒ぐことなんかあるの?」

ボク「まぁ大部分はガヤなんでしょうけどね、タチが悪いですよ」

友人「妖怪と人間が結婚した異類婚みたいな話なんて昔からいっぱいあるだろ」

ボク「日本霊異記みたいな?」

友人「そうそう、今昔物語集だよ。かぶ女房ってあったろ」

ボク「ああ、ある男が二股に分かれたカブだか大根を見てたらムラムラしちゃって、それで一発抜いちゃうんですよね。二股根菜で素股プレイですからね、元祖野菜レイパーですよ。それで、すっきりして使用済み根菜を畑にほっぽいたら、それを知らない女性がそれを生のまま喰っちゃうんですね」

友人「そうそう、不思議な味がするって言ってな。そしたら孕んじゃうんだよ」

ボク「んで数年後に男がその地に戻ってくると、カブを食って妊娠した女がいるぞって噂を聞いて、あ~そう言えば・・・って思い出して責任取ってその女と結婚するんですね」

友人「それと一緒だろ?かんなぎ女房だよ」

ボク「まぁかんなぎショック騒動は、女の子が主人公以外の男と経験したってことが問題らしいんですけどね」

友人「ああそうなの?」

 

この話、何故か水木しげる先生が漫画化してたのが印象的でした。


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