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HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
41
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

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GIGAZINEさんからのニュース。

北見に大麻特区誕生


北見といえばボクが父親の仕事の都合で小学校一年生の入学式から夏休みの間だけいたところ。タマネギやカキ・ホタテが有名で、昔はハッカの生産量が世界の七割を占めていた。今じゃ人工的に香料を作れるようになったので生産量は激減したのでハッカオイルとかお土産屋に売ってるんだけど凄い高いんだよね。

だから新たな目玉というわけだろう。

大麻と北海道の関係は浅くない。人気のない草地に行けばトリカブトと同じくらい生えてるし、多くの生徒が大麻を吸引していた高校があったりする。誰かが野生の大麻を探しに行ったという話もよく聞く。

でも自生している大麻の毒性なんて微々たる物。そんなもん採って捕まるなんて割に合わず、ちゃんとした大麻が欲しいのならそれなりの条件下のもとで丁寧に育てなければ行けな
い。なので、この特区で生えている大麻がもしも誰かに持って行かれたとしても問題はないだろう。


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北京オリンピックまで一ヶ月も切った。路上や空港にはボランティアが待機しており、街からはゴミが消え草花であふれている。にも関わらず開催地北京に暮らしているボクには五輪の足音があまりはっきりと聞こえない。オリンピックのために新しく出来た地下鉄は未だ開通していないし、中国人の友達は五輪なんか知らねぇって風に故郷に帰ってしまった。

その代わり北京がだんだんきな臭くなってきたように思える。行き付けの新彊料理屋の看板からはウイグル文字が消え、オリンピックで使用されるプールがあるうちの大学には構内にフェンスが張られ、公安や都市管理警察がけっこう本気になって道ばたの屋台とかをしょっ引いている。こんなことをして誰の支持を得るのかわからないが、オリンピックのせいで北京市民は苦労しなければいけないみたいだ。『オリンピック』という今まで観たこともない怪物が徐々に迫ってくるので色々と準備をしているのだけど、脆弱で見当違いな対策しかしていない。

fensu.JPG
フェンスが張られた大学構内の様子。
遠くに公安や警備員の姿が見える状況は隔離されているようでバイオハザード的だ。

中国の大学は平年より早い夏休みに入り、留学を終えた友人たちが続々と母国へ帰って行く。

今日は面倒をよく見てくれた先輩が日本へ帰国するのを見送りに、一緒に北京首都空港まで行った。日曜日にはタジキスタン人の友人が帰国するし、翌週の15日には神戸から来た大学生が二人も帰る。

毎日毎日人が減っていき、暇だけが増える。

帰る友人たちは口々に日本でまた会うことを約束して去って行くので、見ていてあまり悲壮感は感じられない。しかし北海道が故郷のボクにとって「東京でまた会おう」という言葉が現実感のない挨拶に聞こえる。

 

帰国する彼らが今回の一年に及ぶ留学に満足できたのか、悔いを残していない人はいないが今期の留学生は善し悪しはともかくとして一般では体験できない事件をそばで感じられただろう。

今年の中国は上半期だけで激動の一年だったと言っても良い。南方雪害、チベット暴動に、四川大地震、そして北京オリンピック。中国史に残る事件が立て続けに起きた年だったが、ただの留学生であるボクらにとっては全てが迷惑だった。

 

チベット暴動では外国人の行動が制限され、中国人の凝り固まったチベット観を見せつけられたり、四川大地震では何も出来なかった日本の派遣隊に対する行き過ぎた賞賛を受け、中国人の団結心に薄ら寒さを覚えたり、開幕を一ヶ月後に控えたオリンピックには中国が抱える矛盾がボロボロと露出し、いったい何のための北京五輪なのかが理解に苦しんだ。

 

なかでも衝撃的だったのは、やはり四川大地震だろう。

kabe.JPG

これは僕が留学している大学のはずれの壁に描かれた絵で、いわゆるウォールペイント(落書き)だ。

中 国と言っても不良はいる。しかも大学構内の壁に描かれているから、エリート大学と言われる本校の大学生がやってるんだろう。嘆かわしいと思う反面、とても 面白いと思う。そもそもこういうウォールペイントって言うのは反社会的なもので、自分勝手な自己表現の他に社会への諷刺が多少なりとも含まれていると思 う。

自由にものが言えない中国で本音を発言でき、更に自己表現もできる場所になってくれたら楽しいことになりそうだ、と僕は常々そう思ってた。
今日、中国は清明節です。

清明節というのは日本でいう『お彼岸』で中国人が墓参りに行く日で、祝日です。
まぁ中国にいる日本人には全く関係のない祝日で、休みが一日増えて得したぐらいにしか思わないんですけど、せっかく中国にいるんだからこれに便乗して僕も墓参りしようかと、一人で八宝山という墓地へ行きました。ちなみに僕の親戚縁者に中国人はいません。


chugoku.JPGこの八宝山、大学からバスと地下鉄を乗り継いで二時間ほどかかる北京郊外にあるので北京でウンザリするほど見れる交通渋滞なんか存在しない。この寂漠感・・・久々に故郷の釧路っぽさを味わった。

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