アニソンカラオケ大会が7月25日にありまして。そのことを今更ブログに書いてどうすんだと我ながら間抜けに思いますが、ちょっとビックリしたので書かせて下さい。
北京のオタク・腐女子の底力を見せてやるぜ、と学生街のあるBARでアニソンカラオケ大会が開かれることになった。こういうイベントには幾度も参加しているし、企画者も知っている人だったので(もちろん中国人のオタク)四の五の考えず参加することに。
当然ボク自身が歌を披露するわけではない。あくまで観客として参加するんだ。
少なくとも参加のメールを出したときのボクはこういうことを考えていた。
限定60人のイベント会場になった学生街からちょっと外れたところにあるBARはボクが行ったときにはもう満員。予想通り大半は中国人だったが、主催者の計らいで日本人テーブルに案内された。
何せ一ヶ月前の出来事なので彼らがどんな歌を歌ったのか正確には覚えていない。ただ、これだけは言えた。
濃い。と
イリーガルなオタク情報は大抵ロシア人アンドリーからもたらされる。
この前はかなりの数の漫画が日本語並びに各種言語で読めるという、まるで漫画喫茶のようなサイトを紹介された。しかも有名漫画はその掲載雑誌が発行される前にアップされることがあるので、発行国の日本にいる読者より外国人の方が早く続きが知れるというわけです。
それで木・金曜日にワンピースとかフライングして読んだりしてるんですが、やっぱり読むんなら中国では絶対読めない漫画の続きが読みたい。マイナーな本は北京の漫画喫茶には置かれないんです。
ボクは3月に日本に一時帰国してから2ヶ月間、留学中のブランクを埋めようと購買していた単行本を読み漁り、もうそろそろ終わりそうな雰囲気の漫画を見つけました。
確かにもう長いことやったよな、と最終回を迎えるのを悔やみながら帰国中に結末が読みたいなぁと思っていた矢先に再び中国へ向かうことになったので、つい最近までその漫画が続いているのかどうかも忘れていました。
そしてアンドリーから教わったサイトでその漫画のタイトルを見つけてようやく思い出したわけです。
押切蓮介先生のホラーギャグ漫画『でろでろ』を。
このチラシを御覧頂きたい。
これはボクの癒しプレイス漫画喫茶B3でもらってきたものです。
描かれているのは・・・犬夜叉と殺生丸でしょうか。
そうです。なんと北京にあの乱馬2/1の乱馬やジャイアントロボの草間大作でお馴染みの山口勝平さんがやって来るというのです。更にコードギアスのオレンジことジェレミアで怪演を振るった成田剣さん(素直に犬夜叉と殺生丸のデュエットって言えよな)と、元声優で今は芸能事務所ウォーターオリオン社長の福島央俐音さんも来ます。
北京在住のオタクなら行くしかないこの祭典。当然ボクも参加するつもりでした。
その日に先約があると気付くまでは……ちくしょう、もうチケット買っちゃったよ。誰が来るのかわからない格闘技イベントのチケットを……
中国でこんなのやるなんてーなんて珍しさに飛びついたらこのザマです。
しかしこのチラシってなんか変なんですよね。
先日大学に遊びに行きました。一時帰国するにあたり、日本に持って行けない荷物をアンドリーの部屋に置いてもらっていたので、それらを取りに行ったんです。
そしたら構内にこんな貼り紙が
今年も、あの季節がやってきた。
去年は
こんな人
がいたわけですが、今年はどんなコスプレ野郎がいるのでしょうか。
大学に着いたのがもう昼過ぎだったので同人誌即売会には参加できず、アンドリーと落ち合うとそのままイベントが行われている講堂に向かいました。