豪学競技 作者:使徒子/嗶嘰(ビジ)
西暦2075年、教育に革命が起きていた。全く新しい「豪学競技」教育システムの登場によって学生は量子ロボットを使用してデュエルを行い、その中で学習と強固な知識を蓄えることができた。文化系の南著はお小遣い欲しさに仕方なくデュエルに参加して他の学部のライバルや友人と出会い始める…(コミックスあらすじより引用)
自分の知識でアニメの遊戯王のカードバトルみたいなことができるようになった近未来に学生たちは自分の勉強内容にもとづき歴史上の偉人たちを召喚してデュエルをすることにハマっていた。主人公の南著はその時代に紙媒体が好きという変わり者であり魯迅全集を読むほど魯迅が好きで、デュエルの使用キャラも当然魯迅である。
他のキャラクターはエジソンとかニュートンとかニコラ・テスラとか科学者を使用しているが、だからと言って文系が弱いというわけではないらしく、如何に召喚した偉人について熟知しているのかが勝負の鍵になるらしい。だからこそ召喚する偉人によってはハイレベルな知識が必要になるのかもしれない。
主人公南著は魯迅のことを熟知しているためヒロイン枠の呂寒子が召喚したミケランジェロとデュエルしているときに、ミケランジェロのパレットナイフ攻撃に対して魯迅にメスを持たせて反撃しているが、この偉人の情報ってのは嘘や間違いがあった場合デュエルにどう反映されるんだろうか。偉人全てを網羅したデータベースがあってそれに適合しない知識は弾かれるようになっているのか。いろいろ考察ができそうな漫画だし、2巻では物語の鍵を握っているような少女が出てくるので今後の展開並びにどんな偉人が召喚されるのかが楽しみだ。
下記のURLから漫画を閲覧できます
豪学競技:http://ac.qq.com/Comic/comicInfo/id/532242