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プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
42
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
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 いや、ハルヒが打ち切られたと勘違いしたのは私なんですけど、正直言ってネームバリューしかない微妙な出来のマンガが4ヶ月も音沙汰無いと、「ああ、なかったことにされたな」と思うのも仕方ないでしょう。ハルヒのマンガだし。

 ページ数が不変で新連載だけ矢継ぎ早に増えていく天漫は作品を交代で連載させる手法をとっていましたが、それだとどうしても主力が少なくなります。
  だったら『ヤング天漫』とかの新雑誌を創刊させて青年向けと少年向けに分ければ良いと私は思っていたのですが、どうやら創刊1周年記念の9月号からページ数増加してリニューアルをするようです。

CIMG0234.JPG

 連載陣を見ると『涼宮ハルヒの憂鬱』『提督大人与迷失的七海結界』、そして中国の各都市を擬人化させた『中国城市擬人化2.0』の名前があります。いずれもここ3,4ヶ月音沙汰がなかった作品たちです。打ち切られていなくてよかったです。もしかしたら9月号に向けて温存されていたのかもしれません。

 しかし1周年記念と銘打っていますがこの処置ってもしかしたら今年6月に講談社から出た新雑誌『勁漫画』の影響も少なからずあるんでしょうか。しかし現時点では天漫の方が知名度も中身も上だと思いますがね。
 コンビニで購入できるのが他の漫画雑誌にはない勁漫画の特徴ですが、そもそもコンビニにマンガが置いてないから立ち読みをする習慣もない中国でそれは利点となりえませんし。だったらアマゾンで買えるようにしろよと文句の一つでも言いたくなります。天漫は買えるのに。

 新装される天漫9月号が楽しみですね。どさくさに紛れてハルヒの作画担当が変えられていないことを祈ります。





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 天漫角川8月号を買ったんだけど、相変わらず『涼宮ハルヒの憂鬱』が載っていない。
 そして、鄭和がTSした『提督大人与迷失的七海結界』も3ヶ月は掲載されていない。ハルヒは打ち切りでも納得できるんだが、『提督大人与迷失的七海結界』の方は理由がわからん。打ち切りなら打ち切りと誌面で告知して欲しいんだけどなぁ。

 7月号から始まった『ヒカルが地球にいたころ…』もどうせ短期連載なんだろう。中国語タイトルが『葵』だし。つーか原作がファミ通文庫でガンガンオンラインに連載されてる作品が、なんで角川系の天漫にいんの?!

http://www.square-enix.com/jp/magazine/ganganonline/comic/aoi/
 [中国人作家が書くアメリカドラマ的SFミステリ]

 shijianzhong.jpg
 
 カート・ヴォネガットの『タイムクエイク』から着想を得た本書はハードボイルドミステリの形式を取りながらも過去にタイムスリップするというSF的要素を基軸にしており、そのために第三回全球華語星雲賞にノミネートされているSF小説でもある。
 
 
 自動車会社の副総裁ジャック・ダニエルを射殺したことがきっかけで逮捕された大学教授のキルゴア・トラウトは過去に16人もの人間を手に掛けた殺人鬼であることが全米に知れ渡る。そして『教授』とあだ名を付けられたキルゴア・トラウトの凶行から半年後、ピッツバーク市で今度は連続強姦殺人事件が発生した。
 
 『教授』を逮捕した刑事イアン・マルクスは今回も凶悪事件の捜査に乗り出すが、その途中に彼はタイムクエイクに巻き込まれ強姦殺人事件発生前の過去に戻されてしまう。彼は何度も過去に戻るうちにキルゴア・トラウトもタイムクエイク経験者であり、連続殺人事件を食い止めるために真犯人であるジャック・ダニエルを殺害し、その罪をかぶったという真相を知る。
 
 イアンも教授に倣って事件を未然に防ごうとするが、事はそう上手く運ばなかった。

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 世界を売った男 著:陳浩基

 いただきもの。

 
 中国語で書かれた長編推理小説を対象にした島田荘司推理小説大賞の受賞作は簡体字・繁体字版が中国や台湾などで出版されるほか、日本やタイ、そしてイタリアでの出版されることが約束されている。

 しかし、香港人作家陳浩基が受賞した第2回島田荘司推理小説大賞作品『遺忘・刑警』は一番出やすいはずの簡体字版がいつまで経っても出ず、日本語版とイタリア語版が先に市場に現れることになった。
 
 そのため、期せずしていただいたこの日本語版は非常に嬉しかった。
 

 ある朝、車内で目を覚ました男は混濁する記憶の中、自分が許友一という名前の刑事で昨日まである殺人事件を捜査していたこと以外の記憶を失っていたことに気付く。その事件とは妻の不倫相手とその妻で妊娠中の女性を惨殺するという陰惨なもので、許友一はその容疑者である林建笙を追っていたのだった。だが、許友一が目を覚ました世界ではその事件から既に6年間の歳月が過ぎていた。
 
 許友一は自身が記憶喪失であることを隠しながら、その事件を映画化するために自分と会う約束をしていた女性記者の盧沁宜から事件が既に被疑者死亡という形で決着が付いていたことを聞かされる。しかし、事件の顛末を聞いても林建笙を犯人にするには違和感があり納得できなかった。そこで、事件を一から取材する盧沁宜とともに許友一は刑事の勘を頼りに事件の真相解明に乗り出す。

 調査を進める彼らの前に林建笙の友人でスタントマンの閻志誠の影が浮かび上がってきた。推理を組み立てる許友一は閻志誠こそ真犯人であるという確信を強めるが、閻志誠の正体を探れば探るほど、彼は自身が失った記憶に苛まされることになる。
 

 デヴィット・ボウイを全く知らない私は『世界を売った男』というタイトルを見てとんでもない陰謀が描かれていると誤解したが、作中に掲載されている歌詞を思い出しながら読後に再びこのタイトルを見てみると記憶喪失になった主人公の奇妙な立場を想起させてくれる。
 

 また物語の合間に許友一と閻志誠のカウンセリング風景を『断片』として挿入されることで、許友一が記憶を失った原因に科学的根拠を与えている。そして物語の要である記憶喪失の謎が判明してから更なるドンデン返しが用意されている本作はミステリとしても素晴らしいが、設定や背景も香港的な特色に非常に溢れている。簡潔な筆運びでカンフーシーンを描ききり、安いが味は確かな香港料理を抜け目なく入れている。そして湿った匂いが漂ってきそうな香港の風景が、記憶喪失という扱いが難しい題材を取り込むことに成功している。

 
 そういえば、第1回島田荘司推理小説大賞受賞作『虚擬街頭漂流記』も仮想空間ではあるが台湾の街並みを丁寧に描写していた。この賞の受賞にはローカルな描写が欠かせないのだろうか。
 

 作者陳浩基によれば日本語版はオリジナルの香港語版とは内容を一部変えており、その出来に満足しているらしい。
http://mysterophilia.blogspot.jp/2012/06/blog-post_09.html
 
 さて、今後出版されるかわからない中国語簡体字版には何かサービスがあるのだろうか。

 
 
 雨が怖いって思ったのは生まれて初めてだ。

 7月21日土曜日、中国全土は大雨に見舞われ各地の交通機関に多大な被害を受けた。大雨による被害は首都北京も例外ではなく、この日に外出した人間は改めて北京が如何に雨に対して無防備かということを思い知っただろう。

 北京が雨で水没することになるとはつゆ程も知らなかった私は、海淀区五道口にある日本人向けマンガ喫茶『B3』へ出かけてその帰り道に水の恐怖を味わった。久々に封神演義を全巻読み返したいなんて思わなければ、対岸の火事ならぬ他県の洪水程度にしか感じなかっただろうに。

 出発したときには「降りそうだなぁ」ぐらいの空模様だったので、折りたたみ傘でも持って行けば十分だろうという認識が甘かった。B3に着く頃に降り出したから2時間ぐらいで止むだろうと考えたのが愚かだった。


 B3で封神演義やジャンプ、ヤングジャンプ、モーニングのバックナンバー、そして乙嫁語り4巻等の新刊をひと通り読み終えたら時刻は16:00を過ぎて雨は相変わらず降り続けていた。しかしそこで家に帰ろうとせず、新しい本を仕入れようと五道口からバスで40分の所にある海淀区の新華書店に行こうとしたのがマズかった。


 17:00の海淀区新華書店付近の車道
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 雨水が大渦を描いて排水口に流れ込んでいる。これ見た時本屋になんか寄らずさっさと帰れば良かった。


 そして本屋での収穫ゼロで立ち寄った海淀区人民大学付近の車道、18:00頃の風景。
 CIMG0184.JPG
 排水しきれなくなった雨水が歩道にまで浸水している。


 その後友人と飯を食い談笑して家に帰る段になっても雨は止まない。雨の日にタクシーは絶対捕まえないからおとなしく地下鉄に乗って帰ることにしたが、この選択は結果的に良かったのかわからない。何せその頃には自宅付近の道がすっかり水没していたからだ。
  
 最寄り駅と言っても自宅まで歩いて20分はかかる。その自宅までの道に自動車やらバスやらが軒並み立ち往生していた。てっきり前方の車が雨で故障したせいで通行止めになっていると思い歩を進めると、傘を差した歩行者の塊が見えた。やはり事故かと野次馬たちを掻い潜って先を見ると道がなくなっていた。

 CIMG0186.JPG

 上に線路を敷きトンネルを潜るような造りのこの車道は位置が低い。そこに水が溜まるのは必然だが、いくら排水構造が悪くてもここまで溢れかえるだろうか。幸い歩道は歩けなくはなかったのでふくらはぎまで濡らして渡ることができたが、おかげで靴が完全におしゃかになった。大雨が降ると靴を足ごとビニール袋で包んで歩く中国人が多く、今日も実際に見かけたが、この水量だとそれも無駄な足掻きだっただろう。


 雨が少ない北京だからこそ大雨の日は記憶に残る。そういえば4年前の北京オリンピックのときもこのぐらいの大雨が降った気がする。オリンピックの年は雨に気をつける必要があるだろう。



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