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プロフィール
HN:
栖鄭 椎(すてい しい)
年齢:
42
性別:
非公開
誕生日:
1983/06/25
職業:
契約社員
趣味:
ビルバク
自己紹介:
 24歳、独身。人形のルリと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。



副管理人 阿井幸作(あい こうさく)

 28歳、独身。北京に在住している、怪談とラヴクラフトが好きな元留学生・現社会人。中国で面白い小説(特に推理と怪奇)がないかと探しているが難航中。

 Mail: yominuku★gmail.com
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このブログは、友達なんかは作らずに変な本ばかり読んでいた二人による文芸的なブログです。      
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本屋で乙一の『ZOO』と『平面犬』を見つけて思わずニヤリとさせられた。若い小説家の名前を海外で見かけることは、昔の知り合いと偶然出会った時のようにうれしい。

そして、こっちで仲良くなったロシア人のオタク少年にロシア土産としてマンモスの骨で出来たアクセサリをもらった。外見は普通のキーホルダーだが開封してみると中から異様な臭いがする。『バキ』の板垣恵介風に形容すると、何百万年の時を経てとうの昔に骨と化したマンモスの巨躯が持っていた、未だこの世に消えずに残る「獣臭」が袋から放たれたのだった。

 

どうも、阿井です。ボクが中国でこんなに呑気に暮らしている間に、管理人のパソコンがぶっ壊れてブログの更新が不可能になりました。

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 中国在住の阿井です。


 二月六日は中国の一大イベント春節(旧正月)だ。この日は日本で言うところの大晦日で、中国全体が国を挙げて盛り上がる一日である。街のあちこちには蚤の市のようなものが建てられ、そこで春節の主役である花火や爆竹が売られている。

ryuu.JPG

 冬休みだって言うのに日本にも帰らずどこにも旅行に行かない僕はせっかくいる中国を満喫しようと、朝から友人たちと一緒に春節の祭りが行われる『廟会』に参加した。この『廟会』っていうのは全国各地のとても広い公園で行われており、僕らが参加したのは北京は王府井近くの『龍潭湖廟会』。

今は日本時間では一時なんだけど、中国ではまだ零時だったりする。

今日は夜に日本人の友人の大学院生の誕生日パーティがあって、新疆料理店で羊肉を貪り食べてたんだけど、初対面の人間が多かったので自己紹介をする機会を設けられたとき、参加した人がほとんど院生の人だったことで改めて自分が置かれている環境を理解した。
大学を卒業して就職もせずにすぐに中国へ留学した僕は、『留学生』という肩書しかない自由人。

対するこっちの留学生は、ほとんど大学生もしくは大学院生っていう身分。

んで、大学生留学生は大学生同士の交流が多く、院生は院生との会話を好む。

しかしそのどっちでもない僕はどっちのグループにも参加している。まぁそれが心地よいし、自分とは立場が違う友人と話せるっていうことは本当に嬉しいことなんだけど、ひょんなときに、『アレ?この状況ってやばいんじゃないか?』ってことがある。

どっちでもないっていう立場は意外と気楽だし、そもそも自分から境界を決めるなんて無意味な話なんだけど、タメ口で話せる人間が誰もいないっていう環境を今まで知らなかったから、たまに危機感を覚えるんだ。

小さいときに、クラスのグループどこにも渡り歩き、果ては別のクラスの友人と仲良くしていたことが常だったが、修学旅行の班決めのときに『僕はいったいどのグループに行けばいいんだ?』と悩んだことを誕生日会でふと思い出した。

それで今は、まぁどこでも良いかって思ってる。
何せ外国人同士だったら、いくつ年が離れてようともタメ口敬語関係ないからね。
 最近どこぞへと出かけすぎて疲れた・・・・

それと言うのもいま中国は冬休み。ボクら留学生も例に漏れず大学から休暇をいただいている。
中国人の学生は来たるべく春節に向けて実家へ帰っているので大学内は妙に閑散としていて、外国人もどこかへ旅行へ行ったり帰国していたりするので留学生寮もシンと静まり返っている。

しかし、どこにも旅行に行ってない人間がいる。その中の一人がボクだ。別に大した用事がないのに毎日ダラダラと部屋にいては、セブンイレブンへ行って飯を買って、食いながらパソコンやってるだけなので、人間としての活力がドンドン下がっていく日々を送っていた。

なにせ春節が近付いているから、大学内の食堂はほとんど閉まっていて空いている店など外にしかない。だから食えるものは日に日に限られてくる。

sene.JPG

これはボクが好きな『中国煎餅』っていう、生地に溶いた卵を混ぜて、ネギやソースや天カスの平たいかたまりを包んで焼いた中国式のお好み焼きみたいなもので、安くて意外といける味なんだがこれがあんまり近くで見ない。食堂がやってた頃は朝飯に食べていたんだけど、今は見かけても出先でのことがほとんどで、オヤツとして食うにはボリュームがあるのであんまり食べられる機会がない。
 前回は幸作の中国滞在を活かした記事を書いてもらった訳であるが、当分はこんな感じで続けていけたらと考えている所存であります。せっかく知り合いが中国にいるんだから、向こうのミステリ事情なんかを仕入れてくれれば、自分以外の誰かにも有益なブログになるんじゃないかぁと。文芸活動も再開したいけど……

 ところで、前回の日記で幸作は、盗み聞きした会話から発展するミステリを一つ紹介してくれた訳であるが、この手のミステリは昔からよくあるものの一つであるし、私達が現実でも経験し得るミステリ的体験の数少ない出来事ではなかろうか? 密室殺人に巻き込まれた経験のある人間は少ないだろうが、断片的な他人の会話をピースに勝手気ままな空想ともつかない推理ごっこの遊びに興じたことのある人間は少なくないだろう。いや、少ないかもしれないが、ミステリ好きには割合多く見られると思う。そう信じたい。

 そこまで言うなら手前の体験の一つでも聞かせてみろと相成るだろうと勝手に先読みして、ここは一つ、私がある本屋で体験した出来事でも紹介させて頂きたく思う。
 私は椅子のある本屋が嫌いである。店側は客に対するサービスのつもりでやっているのだろうが、本屋で座らなきゃ自分の買いたい本も吟味できないような輩はアマゾンで代引きでもしていればいいのだ。
 この偏った私の意見にいささか気分を害した紳士淑女がいらっしゃったら、ではこう考えてもらいたい。貴方はファーストフード店で自分が買う番が来てから初めて注文を吟味する客の後ろに並んで腹は立たないだろうか? もしくは、試食を行っている店に立ち寄った人間が実施していない商品まで試食させろと言い出すのを見て、何て浅ましい人間だと蔑みはしないか? 私はこうした人間と座って本屋の本を読む人間には同じものを感じる。

 と、話が大きく逸脱したので元に戻すが、とにかく私は椅子のある本屋と喫茶店が併設されていて購入前の本が読める本屋と、あとヴィレッジバンガードとかいう宇宙海賊みたいな名前の本屋は嫌いである。
 しかしながら、どうしてもそうした本屋に行かねばならない用事ができ、足を運んだ折のことである。

「もしもし、まろんです」

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